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F1-2018 第7戦カナダGPの金曜日:フリー走行のデータ分析

F1-2018 第7戦カナダGPの金曜日:フリー走行のデータ分析

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カナダGPの金曜日では、各チーム・エンジンメーカーが実力を出し切ることなく静かに終了している。非常に不気味な感じで、予選・決勝に向けて何かが起こりそうな気配がプンプンしてますね。

トロロッソホンダはエースであるガスリーが午後のセッティングの方向性を誤り、アタックタイムは奮わなかったがハートレーは中団グループトップから0.27秒差となっている。

メルセデスに至ってはHSを全く使っていない、このモントリオールではHSとUSのタイム差が約1秒あると言われているためUSでのQ2クリアは難しいかもしれない。

ラップタイム分析

そろそろシーズン全体を見据えたパワーユニットの使い回しなどが始まり、パワーモードの関係から金曜日のベストタイムで何かを見出すのは困難になってきている。

inlap、outlap、トラフィックのラップを除外したタイヤ別平均タイム順

ハイパーソフト
ドライバー 平均タイム スティント 使用Lap
1 ライコネン 1.16,321 7 15
2 ベッテル 1.16,465 6 15
3 フェルスタッペン 1.16,724 12 17
4 エリクソン 1.17,200 6 13
5 ぺレス 1.17,452 11 15
6 ヒュルケンベルグ 1.17,652 6 14
7 ガスリー 1.17,675 5 15
8 ハートレー 1.17,998 17 27
9 マグヌッセン 1.18,052 11 21
10 グロージャン 1.18,199 12 19
11 シロトキン 1.18,647 7 15
ウルトラソフト
ドライバー 平均タイム スティント 使用Lap
1 ハミルトン 1.16,283 15 24
2 ボッタス 1.16,319 7 23
3 ライコネン 1.16,675 13 26
4 ヒュルケンベルグ 1.17,325 16 22
5 アロンソ 1.17,484 7 23
6 ハートレー 1.17,533 5 14
7 エリクソン 1.18,433 16 27
8 シロトキン 1.18,475 14 19
9 グロージャン 1.18,804 4 14
スーパーソフト
ドライバー 平均タイム スティント 使用Lap
1 ハミルトン 1.15,652 6 14
2 ボッタス 1.15,861 9 16
3 フェルスタッペン 1.16,244 9 21
4 オコン 1.17,017 13 21
5 ぺレス 1.17,392 10 24
6 ガスリー 1.17,396 16 23
7 マグヌッセン 1.17,482 9 17
8 ルクレール 1.17,618 22 32
9 ストロール 1.17,817 16 24

燃料量がわからないが、HSやUSのロングランは序盤での使用を想定して重め、SSは中盤以降の使用想定で軽めとなるでしょう。

ハイパーソフトタイヤのデグラ

一番気になるHSのデグラデーションですが、3ドライバーのラップタイムを抜き出してみました。

33.VER 11.PER 28.HAR
8 1:16.968 7 1:17.325 13 1:18.727
9 1:16.796 8 1:17.350 14 1:17.811
10 1:16.756 9 1:17.260 15 1:17.702
11 1:16.597 10 1:17.248 16 1:18.573
12 1:16.494 11 1:18.466 17 1:17.695
13 1:17.302 12 1:26.621 18 1:17.718
14 1:16.942 13 1:18.445 19 1:26.033
15 1:17.557 14 1:18.076 20 1:19.270
16 1:16.416 15 1:19.808 21 1:20.091
17 1:16.819 22 1:19.689
23 1:23.933
24 1:19.329
25 1:18.449
26 1:18.612
27 1:18.966

フェルスタッペンは17周使っているが走り出しと変わらないペースがある。ぺレスは10周すぎからガクッと落ちています。ハートレーは19周あたりに谷がありそうですね。

レースでは新鮮なラバーがあるのでここまで酷くはないでしょうけど、マシンごとの差が大きいのでHSスタートは要注目ですね。USとSSはフューエルエフェクト≧デグラデーションとなるがライフは不明。

HS⇒SSが一番無難なピット戦略なのは間違いないが、レッドブルはHS⇒USでもいけちゃうかな。メルセデスはどうするのかQ2でUSアタックしてくるでしょうけど、上手くいくかはわからない。

 

フェラーリは色々な噂があってから、優勝から遠ざかっているがそろそろ巻き返してもらいたい。

そして何よりトロロッソホンダが予選・決勝で力を出し切った状態を見たいですね。特にハートレーはグランプリ全体を通してまとめる事が出来ればいいな。1回でも出来れば自信になるだろう。

さて、夜中に向けて寝ておきますか(笑)

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コメント Comments

コメント一覧

  • S がコメント

    2018-06-09 11:21

    動画見てないのでわかりませんが
    鳩の19週以降はトラフィックでは無かったのでしょうか?
    25週目で1:18.449、26週目も1:18.612出してますし。

    ハースやフォースインディアやルノーを見る限り
    15週程度でHSの谷間が来てPITしているところを見ると
    トロロッソがタイヤに優しく23週~25週程度まで
    引っ張れそうなのは強味になりそうですね。

    • Jin(F1モタスポGP管理人) がコメント

      2018-06-09 14:14

      コメントご指摘ありがとうございます。
      HS19Lapよりトラフィック処理が多くなり一度距離をとるが17秒台に戻せていなかったため。
      正直わかりにくかったと言うのが本音です。
      一度アタックラップで使ったものなので、細心の注意を払えば25周はかたいですね。

  • AF35 がコメント

    2018-06-09 12:49

    トロロッソはついに新PUですね!
    チームのコメントも非常にポジティブなので、ついつい期待し過ぎてしまいます。
    リアルタイムで観られないのが残念ですが、夢の中で応援しようと思います。

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