標高2,200mのメキシコシティは空力損失が約22%となる。

フルダウンフォースセットでもモンツァ仕様のダウンフォースしか得られない。

ターン区間ではドライビングテクニックの差とメカニカルグリップの差が表れる。

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メキシコGP予選レポート

天候は晴れ、気温22℃、路面温度43℃で予選はスタートしました。

Q1

フェラーリ、メルセデス、マクラーレンはミディアムでコースインしています。

ノリス17.2、サインツ17.4、ハミルトン17.8、ルクレール17.8、ラッセル17.9

 

フェルスタッペン16.9、角田17.2、ヒュルケンベルグ17.1

 

ミディアム勢はソフトヘ交換しています。

ガスリー17.1で2番手、ノリスが16.5でトップ更新

 

フェルスタッペン16.8、ペレス17.6・・・・遅すぎる。

 

ピアストリ17.6はセクター3でコースアウトしてました。

 

ハース2台はタイム更新、ペレスとピアストリが落ちる。

Q2

路面温度は39℃まで下がっています。

フェルスタッペン16.6は新品、中古でサインツ17.0、アルボン17.0

 

ラッセル16.9、ハミルトン16.9

角田17.1、ガスリー17.0、ローソン17.1

 

アルボン16.9、マグヌッセン17.0、ヒュルケンベルグ16.9

 

角田はターン12でブレーキロックしてスピンクラッシュ

赤旗でセッション終了です。

Q3

路面温度は36℃まで低下しています。

フェルスタッペン16.3、サインツ16.055、ルクレール16.415、ラッセル16.509、ハミルトン16.6

ノリス16.9はセクター1から遅かった。

 

フェルスタッペンのタイムはターン2のインカットで抹消です。

 

最終アタックが始まる。

サインツ15.946でトップタイム!

ルクレール16.265(セクター2でスライドしてた)

 

フェルスタッペン16.171で2番手

ノリス16.260で3番手!

 

ラッセル16.3、ハミルトン16.6

メキシコGP予選結果


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まとめ

Q2まではノリス優勢でしたが、角田のクラッシュで時間がQ3開始が遅れ路面温度が低下

1回目のアタックのセクター1からタイヤ温度が足りない感じでタイムが遅かった。

 

サインツは1回目から速く2回目も更新してポールポジションです。

 

フェラーリはダウンフォースを少し減らしたトップスピード仕様、低速はメカニカルグリップ重視、縁石をサスペンションのしなやかさでクリアしていく。

サインツは高速S字区間を丁寧に走り完璧なラップでした。

 

対してルクレールはオーバードライブ気味でS字でスライドさせてしまっている。

 

 

フェルスタッペンは曲がりにくいアンダーマシンをスロットルコントロールで曲げて2番手タイム

マシンの状況に合わせてドライビングを変える天才、だけどマシンは少し劣っていた。

 

ノリスは変わる路面温度に対応が遅れ、ウォームアップランを上手く出来ていない。

チームとして対応する何かが不足しているように感じます。

 

 

フェラーリがまた速いストレートスピードで抜かれずタイヤ摩耗を抑えてレースをコントロールするか?

フェルスタッペンとノリスがターン1を奪取するか?

 

オープニングラップで前をとったドライバーが圧倒的に有利です。

予選トップ3テレメトリー