さぁきたきた、バーレーンのアウタートラック開催となるサクヒールGP。

こんなご時世だからこそ可能となったレイアウト、低速コーナーとストレートの組み合わせとなる単純なコース、全長が短く周回数も多い、何かが起こらない訳が無い。

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バーレーン・アウタートラック

全長 3.543 km、ターン数11、決勝レース周回数87となるが、ブレーキングポイントはたったの4つ。

ターン1でブレーキング、フルスロットル、ターン4でブレーキング、フルスロットル、ターン7でブレーキング、フルスロットル、ターン10でブレーキング、フルスロットル。

ちょっとのミスも許されない、レッドブルリンクよりもその度合いは大きいものです。そして絶対的なトラクションが必要、ストレートにつながるターンアウトをどのようにして速く走るのか、左リアタイヤの発熱管理がポイントとなる。

 

決勝レースはデグラデーションとの闘い、μの高い路面はタイヤを確実に減らしていく、ハイペースなら左側が簡単にダメになるだろう。

単純にレスダウンフォースセッティングにすると、決勝で大変な事になると予想します。

波乱のドライバー交代

まさか王者ハミルトンがCOVID-19陽性反応で、出場停止!代役はウィリアムズからレンタルされるラッセル、とうとうやってきた大チャンス、初入賞、初表彰台、まさかの初優勝もあり得る。

2018年のF2チャンピオンで、2位ノリス、3位アルボンに対してぶっちぎりの結果で勝っている逸材なのです。

戦闘力の劣るマシンでいつも力いっぱい走り、今年Q1で大活躍、でもポイントにはいつも届かない不運に見舞われている。そんな彼にだからこそ、メルセデスのドライブチャンスで結果を出してほしい。

まさかの不運はあるのかもしれないが・・・。

 

ウィリアムズからはジャック・エイトケンが出走、ハースからはグロージャンの代わりにピエトロ・フィッティパルディが出走する。

二人の初出走ドライバーがいる、渋滞必至のアウタートラック勝負、大丈夫か?

まとめ

はっきりってF1が走るべきコースレイアウトは言えない。チャンピオンは決まっているし、これはお祭りみたいなものだと思っています。

予選は渋滞とトウの奪い合いが起こり、クリアラップとゆっくり走るタイヤウォームアップが鍵になる。Q1から波乱の展開は必至なのです。

 

決勝レースは、本当に何が起こるか予想できない、全開率は80%以上、パワーユニットへの負担は大きく、終盤にバーレーンGPのペレスのように、完全無欠と思われるメルセデスPUがブローなんて事も起こりえる。

そして新人ドライバーやオレオレラインを走るドライバー、接触やクラッシュによるSCやVSCが絡めば、もう訳がわからないでしょう。

 

タイヤも左側だけに負担が大きく、丁寧なドライビングが要求される。DRSトレインも出来やすく、一度ハマればタイムロスは相当なものになってしまうだろう。

 

いや本当にお祭りコースだなぁ。