さぁきたきた、バーレーンのアウタートラック開催となるサクヒールGP。
こんなご時世だからこそ可能となったレイアウト、低速コーナーとストレートの組み合わせとなる単純なコース、全長が短く周回数も多い、何かが起こらない訳が無い。
バーレーン・アウタートラック
全長 3.543 km、ターン数11、決勝レース周回数87となるが、ブレーキングポイントはたったの4つ。
ターン1でブレーキング、フルスロットル、ターン4でブレーキング、フルスロットル、ターン7でブレーキング、フルスロットル、ターン10でブレーキング、フルスロットル。
ちょっとのミスも許されない、レッドブルリンクよりもその度合いは大きいものです。そして絶対的なトラクションが必要、ストレートにつながるターンアウトをどのようにして速く走るのか、左リアタイヤの発熱管理がポイントとなる。
決勝レースはデグラデーションとの闘い、μの高い路面はタイヤを確実に減らしていく、ハイペースなら左側が簡単にダメになるだろう。
単純にレスダウンフォースセッティングにすると、決勝で大変な事になると予想します。
波乱のドライバー交代
まさか王者ハミルトンがCOVID-19陽性反応で、出場停止!代役はウィリアムズからレンタルされるラッセル、とうとうやってきた大チャンス、初入賞、初表彰台、まさかの初優勝もあり得る。
2018年のF2チャンピオンで、2位ノリス、3位アルボンに対してぶっちぎりの結果で勝っている逸材なのです。
It fits! Just… 😂 pic.twitter.com/c8P481qhIP
— George Russell (@GeorgeRussell63) December 2, 2020
戦闘力の劣るマシンでいつも力いっぱい走り、今年Q1で大活躍、でもポイントにはいつも届かない不運に見舞われている。そんな彼にだからこそ、メルセデスのドライブチャンスで結果を出してほしい。
まさかの不運はあるのかもしれないが・・・。
ウィリアムズからはジャック・エイトケンが出走、ハースからはグロージャンの代わりにピエトロ・フィッティパルディが出走する。
二人の初出走ドライバーがいる、渋滞必至のアウタートラック勝負、大丈夫か?
まとめ
はっきりってF1が走るべきコースレイアウトは言えない。チャンピオンは決まっているし、これはお祭りみたいなものだと思っています。
予選は渋滞とトウの奪い合いが起こり、クリアラップとゆっくり走るタイヤウォームアップが鍵になる。Q1から波乱の展開は必至なのです。
決勝レースは、本当に何が起こるか予想できない、全開率は80%以上、パワーユニットへの負担は大きく、終盤にバーレーンGPのペレスのように、完全無欠と思われるメルセデスPUがブローなんて事も起こりえる。
そして新人ドライバーやオレオレラインを走るドライバー、接触やクラッシュによるSCやVSCが絡めば、もう訳がわからないでしょう。
タイヤも左側だけに負担が大きく、丁寧なドライビングが要求される。DRSトレインも出来やすく、一度ハマればタイムロスは相当なものになってしまうだろう。
いや本当にお祭りコースだなぁ。
正直言って、ワールドチャンピオンも決まったし深夜のレースなので月曜日にDAZNで観ようと思ってましたが、まさかのハミルトン欠場でラッセルがメルセデスで出走。
これは観ない訳には行かない!と意気込んでおりますが、瞼が意気込みに勝るかもしれません(笑)
回生エネルギーの使い方にも注目して観たいと思います。
リザーブドライバーが何の為にいるのか分からなくなるような、人選ですね。万が一の時はグランプリに出られるって可能性があると思ってましたが。ただラッセルにとってはチャンスですね。メルセデスに乗れば誰でも勝てるのか、それも立証されるレースとなりそうで興味があります。
予選Q1は、大渋滞でしょうね。スロー走行車とアタックラップ車の関係がどうなるかが見どころでしょうね。
ひょっとして、コースインのタイミングで紛れがあるかもしれません。
本文中にも有りましたが、ダウンフォースレベルの設定が決勝のピット戦略に大きな影響を与えそうですね。本ちゃんのバーレーンGPでは、メルセデスもレッドブルも強めのダウンフォース設定でした。ストップ&ゴーでのコーナー立ち上がりの加速勝負。ホンダのデプロイがどうなるかが気になります。
ラッセルには、いきなり表彰台or優勝を期待しています。
お祭りレースが楽しみですね♪
ラッセルがドライブするW11は、まんまハミルトン用で使い込んだ3基目PUが、このサーキットの負荷に耐え切れるか?注目したいです。
ハミルトンが使用してたので、耐久性は折り紙付きかと思いますが?
昨年のアブダビでW10に乗ってますから少なくとも入賞は期待できますね、普通のレース展開なら。
しかしここは何かとツキの無いボッタスの意地を見たい。