https://www.formula1.com/

日曜日のレースのスターティンググリッドを決める予選、スプリントフォーマットのため金曜日に行われます。

土曜日のプラクティスがスプリントシュートアウトに変更になったため、ここからは全てが真剣勝負です。

予選でピットを離れた時点でパルクフェルメになり、セッティング変更はフロントウィングフラップ角度とタイヤ空気圧のみになります。

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アゼルバイジャンGP予選レポート

天候は晴れ、気温20℃、路面温度34℃で予選はスタートしました。

Q1

全車ソフトでコースインしています。

フェルスタッペン41.8、ルクレール42.1、アロンソ42.6、ノリス42.7、ハミルトン42.9、ヒュルケンベルグ43.0となったトップ6です。

 

残り10分、デフリースがクラッシュして赤旗になっています。

https://twitter.com/F1

再開してすぐにガスリーがクラッシュして赤旗、残り7分になりました。

 

マグヌッセンがトラブルで走行を止めています。

赤旗中断2回・・・流石のコースに納得の時間経過です。

Q2

路面温度が下がってきています。

ペレス41.1、フェルスタッペン41.1でレッドブルが1,2体制、アロンソ41.3、ノリス41.4となったトップ4です。

 

後半、ルクレールが41.0でトップタイム、サインツ41.3で4番手に食い込む。

 

フェルスタッペンが40.8でトップタイム更新、角田が41.6で7番手に食い込む。

ラッセルはターン16でミス、11位で敗退。

Q3

路面温度は更に下がり29℃です。

1回目のアタック、フェルスタッペン40.445、ルクレール40.445で同タイム、ペレス41.5、サインツ41.0、ハミルトン41.1、ノリス41.5、角田42.0、アロンソ42.0となったトップ8です。

 

アストンはDRSトラブルを抱えているようです。

開かない・・・ストレートでタイムを大きく損しています。

 

2回目のアタック、ルクレールがセクター1から刻む、40.203でトップタイム更新。

https://twitter.com/F1

 

アロンソはDRS開かずタイムが伸びない。

フェルスタッペン41.391で届かず、ペレスは40.495で届かず。

 

角田が41.5で8番手タイムを記録しました。

アゼルバイジャンGP予選結果

まとめ

フェラーリのルクレールがポールポジション!

https://www.auto-motor-und-sport.de/

細かいアップデートが功を奏したのか?と思ったらリアウィングしか入っていなかった。

フロアエッジをいじったのは前回だったのか?記憶がw

 

ストレートで相変わらずバウンシングが激しい。

フロントの入りがステアリングにリニアに反応していた。

 

フェラーリは昨年の速い頃に戻ったようなマシン挙動を見せていました。

車高を下げて、サスは硬め、フロアを安定させて、ターンが短いバクー、フロントが入るフェラーリ、オーバーステアが得意なルクレール。

 

ルクレールの腕で捥ぎ取ったトップタイムだったと思います。

 

リアの安定性を好むサインツは波に乗れず・・・。

 

 

レッドブルは気温が下がる中で、段々と鋭さが消えていった。

長引く時間がタイヤの熱入れに影響していたのだろう。

その分タイヤには優しいマシンな為、決勝レースでは分がありそうです。

 

 

アストンはDRSが開かなくなるトラブルを抱えタイムが伸びなかった。

FP1から新しいリアウィングのDRSトラブルがありました。

 

 

角田は得意のバクーで8番手、素晴らしいアタックタイムを記録した。

アルファタウリは一気にドラッグ問題を解消、ストレートはしっかりと車速が伸びていました。

https://www.autosport.com/

ドラッグは削れたけどダウンフォースは無い、角田の腕でなんとかこの位置をキープしているにすぎません。

 

 

1時間もなかったプラクティス、セッティングは詰め切れない、ドライビング勝負が色濃くなった。

そんなアゼルバイジャンの予選です。

 

 

明日はスプリント一色となる別のレースデイとなります。

無難に乗り切り、マシンにダメージを与えずに日曜レースに望むのも作戦です。

 

 

約1か月振りのF1ですが、これまでの3戦とは違った位置関係に変動。

コース特性でマシンのネガな部分が消え去っている事もあり、レッドブルが一歩抜け出る要素が無くなった予選でした。