FP3ではウェットコンディションのため、各車の力関係はわからずじまいでした。
順当に行けばメルセデス、フェラーリ、レッドブルがポール争い。路面は雨で洗い流されてラバーが無くなっている。最後にはポジション取りが大きく勝敗を分けるだろう。
昨日までとは違い妙な緊張感が漂っているメルボルンとなっています。
雨が心配された予選ですが晴れて時間通りにスタートしています。
オーストラリアGP予選結果
順 | NO | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:22.824 | 1:22.051 | 1:21.164 | |
2 | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:23.096 | 1:22.507 | 1:21.828 | 0.664 |
3 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:23.348 | 1:21.944 | 1:21.838 | 0.674 |
4 | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:23.483 | 1:22.416 | 1:21.879 | 0.715 |
5 | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:23.494 | 1:22.897 | 1:22.152 | 0.988 |
6 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:23.909 | 1:23.300 | 1:23.187 | 2.023 |
7 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | 1:23.671 | 1:23.468 | 1:23.339 | 2.175 |
8 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:23.782 | 1:23.544 | 1:23.532 | 2.368 |
9 | 55 | カルロス サインツ | Renault | 1:23.529 | 1:23.061 | 1:23.577 | 1.897 |
10 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:23.686 | 1:22.089 | DNF | 0.925 |
11 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:23.597 | 1:23.692 | 2.433 | |
12 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:24.073 | 1:23.853 | 2.689 | |
13 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | 1:24.344 | 1:24.005 | 2.841 | |
14 | 18 | ランス ストロール | Williams | 1:24.464 | 1:24.230 | 3.066 | |
15 | 31 | エステバン オコン | Force India | 1:24.503 | 1:24.786 | 3.339 | |
16 | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:24.532 | 3.368 | ||
17 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:24.556 | 3.392 | ||
18 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | 1:24.636 | 3.472 | ||
19 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | 1:24.922 | 3.758 | ||
20 | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:25.295 | 4.131 |
※ギャップはベストタイム差
予選レポート
気温24℃、路面温度31℃にて予選はスタートしました。
Q1:全車USでのアタックとなっています。トップ3チームは順当に22、23秒台で早々にQ1通過を決めるタイムを出しました。時間ギリギリのアタックは白熱!ラバーグリップが改善され中団チームは大きくタイムアップ。
トロロッソホンダのガスリーはラストアタックでコースアウトし最下位。ハートレーは16位でQ1落ちとなった。
Q2:レッドブルはSSでアタックしてクリア、スタートタイヤをSSに設定しました。他は全車USでのアタック。善戦していたマクラーレンはここで敗退。
トップ3チーム以外はハースとルノーがQ3へ進出です。
Q3:のっけからボッタスがターン1でクラッシュで赤旗中断となりました。ダメージはかなり大きい模様グリッド10位確定とギアボックス交換で5グリッドダウンが加わりそう。
🚩RED FLAG 🚩 Q3
Heavy impact for Bottas at Turn 2#Quali #AusGP #F1 pic.twitter.com/yKgWbIfQW9
— Formula 1 (@F1) 2018年3月24日
静かに進行していた予選がこのクラッシュで何となく雰囲気が変わりました。
1回目のアタックではハミルトン、ベッテル、フェルスタッペンが0.1秒以内に入る激戦。
最終アタックでは本気だしたハミルトンが速すぎ!ポールポジション確定!
まとめ
ハミルトンなんなんだ!最後の最後に引き出しの深さが出てぶっちぎりのポール。
予選モードの恩恵か?パワー区間のセクター1だけで0.3秒稼いでいる。2位にはライコネン、ベッテルは3位に沈んだ。
フェルスタッペンはミスが無ければフロントローをとれていた可能性がある。パワーに頼らずともこのタイムが出せるレッドブルは脅威としか思えない。
地元リカルドに元気がないのが気にかかるが・・。
ハースが噂通りに4位チームの座を確保した。フェラーリからも1.4秒差とまぁまぁの結果です。
トロロッソホンダにとっては試練の予選。Q1最後のアタックで気負い過ぎてしまったようだ、まだまだマシン的にも足りないものが多すぎる。
決勝ではとにかく完走目指して頑張ってくれ!
決勝はUS⇒Sのワンストップとなる模様。燃費もかなりきついのでメルセデスの優位性は揺るがないでしょう。
ただフェラーリもレッドブルもロングランでは好感触を得ているようですので、何かが起こる可能性は大いにあります。
中団チームの争いも激化するだろうし、オーバーテイクは少ないだろうけど、面白くなりそうなオーストラリアGP決勝となりそうです。
F1.com動画リンク
予選ハイライト
ハミルトンポールラップ
今年からオンボード画面に速度、ギア、回転数が無いんですけど。解析どうしたらいいの?
開幕戦の予選終わりました。バルセロナテストから中団グループでは、ハースが良さそうと大方の見方でしたが予想通りの結果でした。しかし、マグネッセンの1分23秒189は速かったですね。ルノーも0.3以上差をつけられてしまいましたし、STRでは1秒3以上離れています。今シーズンのカスタマーPUはしっかりパワー出ていますし、ワークスとは言ってもホンダもルノーもかなり厳しいレースが続きそうです。先ずは、きっちり完走してほしいです。一歩づつ、一歩づつ。
ボッタスやってしまいましたねー、Q2のタイムでもレッドブル辺りのタイム出てるのにもったいないわー。
リカルドも頑張ってほしいなぁ、マックスが速いだけなんですかね。親の能力ガッツリ受け継いでんの?
ポイント争いはハースとルノーまでになりそうな感じですね。
アロンソの腕で追いつけなければ、ちょっとマクラーレン以下は10位も厳しいのかなと思います。
ハミルトンそれはあかん(笑)
ハースは安定して速いですね、両ドライバーとも速いという事は乗りやすい車なんですね。
さすが2017疑似フェ〇ーリ。
ルノーはサインツのQ2タイムは良い、けどQ3で同じことが出来ない。ドライビングに対する幅が狭いのかな。
マクラーレンはあれだけテストでダメでも、何とか中位を維持。Q2時点でレッドブルとの差1.2秒。スピードトラップ最下位だけどしっかりダウンフォースはある。
アロンソは言動は??だけどドライブやっぱり別格ですね。
トロロッソはダウンフォース不足。そしてリア周りが完全新設計でまだまだ改善が必要。
スリッピーで高速ステージなアルバートパークはドライバーの能力差が色濃くでてしまったかな。
ハミルトン盤石と言ったところでしょうか
2位にコンマ66は圧倒的です( ̄▽ ̄;)
ただ、アルバートパークもPPの優勝率が高いサーキットではないので、ベッテルやフェルスタッペンがサプライズを見せてくれるかもしれませんね
マクラーレンは、最後の1ポイントを巡る戦いになるでしょうけれど、フォースインディアが巻き返すでしょうし、何よりまず完走できるかどうかが未知数なところ……
トロロッソは、1台はQ2に進むかなぁとは思っていましたが、まさかQ1Wノックアウトとは
2人共にデビュー戦の緊張があったのかミスが結構ありましたし、マシンもまだまだこれからでしょう
ホンダPUが当たり前の様にマイレージを稼いで行っているのが先ずはテストからこっち嬉しい話題の1つ
今シーズンの伸び代はトロロッソ、ホンダ共に大きいと思うので、徐々に成績を伸ばしていく姿が見られればと思っています
まずは、ホンダ復帰後初の開幕戦W完走を目指して頑張って欲しいです!