https://www.indycar.com/

2018年のインディカーは24台の争いとなっているが、ホンダはなんと13台にエンジンを供給していて、シボレーは11台となっている。

ホンダ勢の方が多い状態になっているのも、これまた不思議な現象です。パワー面での昨年の改良が認められつつあるのかも。

Sponsored link

セント・ピーターズバーグ予選結果

No. ドライバー エンジン タイム
1 6 R.ウィケンス Honda 1’01″6643
2 12 W.パワー シボレー 1’01″7346
3 4 M.レイスト シボレー 1’01″7631
4 20 J.キング シボレー 1’01″7633
5 30 佐藤琢磨 Honda 1’01″8821
6 28 R.ハンター-レイ Honda 1’02″0385
7 5 J.ヒンチクリフ Honda 1’00″9986
8 88 G.チャベス シボレー 1’01″1191
9 9 S.ディクソン Honda 1’01″6527
10 14 T.カナーン シボレー 1’01″7213
11 22 S.パジェノー シボレー 1’04″6739
12 27 A.ロッシ Honda 1’07″0377
13 1 J.ニューガーデン シボレー 1’00″4320
14 18 S.ブルデー Honda 1’00″9587
15 26 Z.ビーチ Honda 1’00″4585
16 21 S.ピゴット シボレー 1’00″9668
17 10 E.ジョーンズ Honda 1’00″5009
18 98 M.アンドレッティ Honda 1’01″3013
19 60 J.ハーベイ Honda 1’01″0270
20 59 M.チルトン シボレー 1’01″3360
21 23 C.キンボール シボレー 1’01″1868
22 19 Z.クレイマン・デメロ Honda 1’01″8567
23 32 R.バインダー シボレー 1’01″7003
24 15 G.レイホール Honda 1’04″0990

曇りで時々小雨が降る中、行われた予選で琢磨はラウンド3まで進みコンディションの影響でタイムが伸びなかったが5位を獲得している。

決勝は日本時間3月11日(月)1:00からとなっている。

佐藤琢磨のコメント

「予選を楽しむことができました。ご覧の通り、大変難しいコンディションでの戦いになっていました。もう少し前のグリッドを確保できていたら、もっとうれしかったと思いますが、今日のパフォーマンスおよびリザルトに文句は一切ありません。

予選でトップ6に入れましたから、レースに向けてのいいグリッドも手にできました。チームのスタッフ全員が、今日の難しいコンディションに見事な対応をしてくれていました。私をコースへと送り出すタイミングもパーフェクトでした。

フロントローグリッドも狙えた状況だっただけに、それを実現できなかったのは悔しいです。しかし、予選より重要なのは明日のレースで力強い走りをみせることのできるマシンを作り上げることです。それが私たちはできていると思います」

http://www.honda.co.jp/INDY/race2018/rd01/qualify.html?from=cattopnews


Sponsored link


空力パーツの統一化

エアロキットは2種類あり、「ロードコース・パッケージ」「スーパースピードウェイ・パッケージ」となっているが昨年まではエンジンメーカーごとに独自に開発されたものを使っていた。

ホンダはロード・ストリート・低速オーバル用のパッケージで差をつけられ苦戦していた。逆にインディ500のような高速オーバル用では優位性があった。

今年からはシャシーと共にエアロパッケージも統一されて、マシンの違いはエンジンのみという状況。

そうなるとセッティング面でタイヤを生かしメカニカルグリップが重要となってくる。

 

今年から琢磨が所属する「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング」はこのあたりのセッティング能力が高いと琢磨自身言っており、好結果を期待できるかもしれない。

インディカー開幕戦予選動画

時間3:26:00辺りからインディカーの予選となっています。