ここまで行われたフリー走行3回ではTOP3チームのタイムは僅差です。レッドブルの元気の良さが目立ち、フェラーリは意気消沈気味で心配な状況。
メキシコGP予選結果
順 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:17.665 | 1:16.870 | 1:16.488 | |
2 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:17.630 | 1:16.524 | 1:16.574 | 0.086 |
3 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:17.518 | 1:17.035 | 1:16.934 | 0.446 |
4 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:17.578 | 1:17.161 | 1:16.958 | 0.470 |
5 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:18.148 | 1:17.534 | 1:17.238 | 0.750 |
6 | エステバン オコン | Force India | 1:18.336 | 1:17.827 | 1:17.437 | 0.949 |
7 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:18.208 | 1:17.631 | 1:17.447 | 0.959 |
8 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:18.322 | 1:17.792 | 1:17.466 | 0.978 |
9 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 1:18.405 | 1:17.753 | 1:17.794 | 1.306 |
10 | セルジオ ペレス | Force India | 1:18.020 | 1:17.868 | 1:17.807 | 1.319 |
11 | フェリペ マッサ | Williams | 1:18.570 | 1:18.099 | 1.611 | |
12 | ランス ストロール | Williams | 1:18.902 | 1:19.159 | 2.671 | |
13 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:18.683 | 2.195 | ||
14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:17.710 | 1.222 | ||
15 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:18.578 | 2.090 | ||
16 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:19.176 | 2.688 | ||
17 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 1:19.333 | 2.845 | ||
18 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:19.443 | 2.955 | ||
19 | ロマン グロージャン | Haas | 1:19.473 | 2.985 | ||
20 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | NOTIME |
予選レポート
Q1ではフェラーリとレッドブルはSSでクリアしています。ガスリーはFP3のPUトラブルの修復が間に合わず出走できませんでした。アロンソはQ1を5位タイムで通過。
Q2では各車USでアタックラップをしています。ハートレーがPUトラブルで停止しましたホームストレート通過後にルノーのセーフモードが発動した模様、Q1で好タイムで通過していただけに残念です。マクラーレンホンダはアタックしませんでした。
Q3ではQ2トップタイム通過していたフェルスタッペンが1回目アタックで先行し、ベッテル、ハミルトンが続く。ボッタスはノータイム。2回目のアタックではベッテルが全てのセクターでベストな走りでポール。
まとめ
Q2からQ3の1回目アタックまではフェルスタッペンの最年少ポールかと思っていましたが、最後の最後にベッテルが大逆転ポールとなりました。
ベッテル、フェルスタッペン、ハミルトンと各チームのエースドライバーがトップ3となった予選、非常に面白かったです。フェルスタッペンは残念でした。
ライコネン、リカルドはチームメイトから大きく離されちょっと心配です。オコンがまたもぺレスをやぶったこの結果、彼は1段階上へ成長したのは確実ですね。
決勝ではハミルトンのチャンピオンがほぼ決定しているだけに無理はしないでしょう、失うものが無いベッテルとフェルスタッペンのフロントローはちょっと危ないですね。意地の張り合いで接触しない事だけ祈っておきます。
アロンソはQ1単独アタックで総合で9位に相当するタイムを出しており、Q3まで言っていたら4列目は確保できたいた可能性があります。18番手スタートとなる決勝の追い上げに期待。
決勝レースはUS⇒Sのタイヤ戦略がほぼ確定となっています。
グリッドダウンペナルティはアロンソ20、バンドーン35、ガスリー15が今のところ確定で、ハートレーが多分交換になると思います。
F1.com動画リンク
予選ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/10/Qualifying_highlights_-_Mexico_2017.html
こんにちは、予選は最後までフェルスタッペンが取ると思ってましたがベッテルの意地ですね。
マクラーレンが調子良いのは空気密度が少なくあの大きなドラッグが少ないからでしょうか?
決勝はUSもソコまでキツくなく我慢比べというより戻ったときのトラフィック等の駆け引きになるかと思いますので、全チーム、トラフィック管理とピットミスに気をつけてほしいですね!(特にトラフィック管理でFerrari、ピットミスでマクラーレン)
マクラーレンはシャシーが良いってアロンソの発言がまた発動中。
低速域でのダウンフォースが良いのはモナコ、ハンガロリンクからの結果からも明らかです。
ただ高速域となるとドラッグが増す仕様なのが、空気の薄さで消えたのではないかと推測。
ベストタイム時のスピードトラップは333km/h(ルノー勢は345km/h前後)ですのでパワーがあるわけではない。
ストレート区間でのロスタイムがいつもより少ない事が好タイムの要因かな。