予選ではベッテルが圧倒的タイムでポール、レッドブル2台がつづいています。ライコネンはアタックラップにてミスがあり4位、メルセデスは5,6位に低迷しています。メルセデスの低速域におけるダウンフォースは安定せず不足しているようです。
スターティンググリッド
pos | ドライバー | pos | ドライバー |
---|---|---|---|
2 | M.フェルスタッペン | 1 | S. ベッテル |
4 | K. ライコネン | 3 | D.リカルド |
6 | V.ボッタス | 5 | L.ハミルトン |
8 | F.アロンソ | 7 | N. ヒュケンベルグ |
10 | C.サインツ | 9 | S.バンドーン |
12 | S. ペレス | 11 | J.パーマー |
14 | E.オコン | 13 | D.クビアト |
16 | K.マグヌッセン | 15 | R.グロージャン |
18 | L. ストロール | 17 | F.マッサ |
20 | M. エリクソン | 19 | P.ウェーレイン |
シンガポールGP決勝レポート
決勝は61周で争われます。天候は雨、スタート15分前に降り始めました。気温28℃、路面温度32℃となっています。雨は小降りで路面は濡れてます。
上位6台はインター、7.8.9はウェットを選択しています。雨の降り方次第でウェット有利になりそう、雨のスタートはさしぶりです。
スタートでは最悪の展開フェルスタッペンとライコネンが接触し飛んだライコネンがベッテルに当たりアロンソも巻き込まれる。ベッテル、フェルスタペン、ライコネンがリタイアしSC導入です。
その間順位はハミルトン、リカルド、ヒュルケンベルグ、ぺレス、ボッタス、パーマー、バンドーン、オコン、サインツ、マグヌッセンとなっています。
5周目レース再開パーマーが5位に浮上、パーマー初入賞のチャンス!!
7周目ハミルトンはすでにリカルドに4秒差、路面の水量が少なくなっています。
9周目トラブルを抱えながら走っていたアロンソはここでリタイア
インター勢のペースが速くサインツがオコンを抜いています。
11周目クビアトがマグヌッセンを抜いた直後クラッシュ。またSCになりました。
リカルドは新品インターへ、ウェット勢のほとんどはこの間インターへ交換しています。
15周目レース再開ハミルトン、リカルド、ボッタス、サインツ、ヒュルケンベルグ、ぺレス、パーマー、ストロール
レインだったマッサは抜かれまくってポジションダウン結局ピットインしてインターへ
20周目ハミルトン-3秒-リカルド-8秒-ボッタス-10秒-サインツとなっています。サインツの後ろが詰まってきました。
雨は降ってないけど路面が乾かない、ナイトレースのためか湿度のためかラップはやっと2分ぐらい2時間レースは確実になっています。
25周目マッサ、マグヌッセンはUSへ
27周目ストロールがUSへ、そろそろインターのペースを上回る事ができそうです。
28周目サインツはSSへ、バンドーンはUSへピットミスでタイムロス、全車ぞくぞくピットイン
29周目リカルドはUSへ、ボッタスはUSへ
30周目ハミルトンがUSへ、パーマーもUSへ、全車ドライタイヤへ交換完了しました。
US以外がサインツがSS、エリクソンがSとなっています。
7位パーマーをバンドーンが攻め立てています。5位サインツに迫るぺレス、所々でバトルが勃発してきました。
35周目ラップタイムは49秒台へ、ハミルトンとリカルドは9秒も差があります。
38周目エリクソンクラッシュSCとなりました。
41周目レース再開、残り26分となってしまいました。
ハミルトン速いひとりフレッシュエアーを受けるハミルトンには付け入る隙がありません。
ストロール以下はDRSトレイン状態になっています。
48周目ヒュルケンベルグがトラブルでリタイア
50周目マグヌッセンはMGU-Kトラブルでリタイア
58周にて2時間を超える大混乱のレースが終わりました。
ハミルトン、リカルド、ボッタスと順にチェッカーを受けました。
シンガポールGP決勝結果
順 | ドライバー | チーム | Laps | ギャップ | ピット |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 58 | 2:03’23.543 | 1 |
2 | ダニエル リカルド | Red Bull | 58 | 4.507 | 2 |
3 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 58 | 8.800 | 1 |
4 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 58 | 22.822 | 1 |
5 | セルジオ ペレス | Force India | 58 | 25.359 | 2 |
6 | ジョリオン パーマー | Renault | 58 | 27.259 | 2 |
7 | ストフェル バンドーン | McLaren | 58 | 30.388 | 2 |
8 | ランス ストロール | Williams | 58 | 41.696 | 1 |
9 | ロマン グロージャン | Haas | 58 | 43.282 | 1 |
10 | エステバン オコン | Force India | 58 | 44.795 | 3 |
11 | フェリペ マッサ | Williams | 58 | 46.536 | 3 |
12 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 56 | 2 laps | 3 |
ケビン マグヌッセン | Haas | 50 | 3 | ||
ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 48 | 3 | ||
マーカス エリクソン | Sauber | 35 | 4 | ||
ダニール クビアト | Toro Rosso | 10 | |||
フェルナンド アロンソ | McLaren | 8 | |||
セバスチャン ベッテル | Ferrari | 0 | |||
マックス フェルスタッペン | Red Bull | 0 | |||
キミ ライコネン | Ferrari | 0 |
まとめ
スタート失敗のベッテルがフェルスタッペンに寄せたせいでフェルスタッペンはライコネンに接触そして自分のマシンも壊し3台揃ってリタイア。
その間トップにたったハミルトンは悠々とレースを進めて優勝!リカルドが2位、ボッタスも3位に入ってメルセデスはラッキー1,3フィニッシュです。
そして混乱の最中なんとパーマーが6位入賞おめでとう!!やっととれたねポイント来季シートがなくなった事で呪いが消えたのかなw
最近混乱があると生き残るストロールが8位、彼はいいドライバーに変貌しましたね。だてにプライベートテストしてないよっと!
バンドーンが自己最高7位フィニッシュ、スタートでダメージがなければアロンソも間違いなく入賞していましたねそんな速さを見せたマクラーレンホンダでした。
28点差になったベッテルのチャンプは怪しくなってきました。あと6戦果たしてどうなるのか?フェラーリはまだまだ頑張れるはず頼むぜフェラーリ!
F1.com動画リンク
決勝ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/9/Race_Highlights_-_Singapore_2017.html
こんばんは、なんて言うか…タイヤの予想を頑張ってたのが全て無駄になったのが個人的に一番辛いw
こういう事(開幕クラッシュ)が起きて、ハミルトンとベッテルに差がつく一番の要因はやっぱりマシンでしょうね、ちゃんと走ってたら勝てるマシンのハミルトンと、死にものぐるいで無理やり勝つベッテル、ここの心理的要因が着てる気がします。
今年はもうハミルトンの自滅以外ではベッテルのチャンピオンは見えてこないですが、開幕直前まではFerrariは三番目と言われてたのにこの奮戦ですし、来年のPUに期待して今年は力まずに行って欲しいです。
あ、パーマー、バンドーン、ストロールおめでとう!今回のデスレースよく耐えた!!
速いコメントありがとうございます。
スタート直前の雨ですべてのシナリオが吹き飛んだレースでしたね。
一瞬だけアロンソ3位だって期待した瞬間もらい事故で萎えました。