2017年のF1第7戦カナダグランプリは6月10日にフリー走行③と公式予選がおこなわれました。金曜日でのFP1ではメルセデス、FP2ではフェラーリがベストタイムを記録しています。

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カナダGPフリー走行③

ドライバー チーム Laps タイム ギャップ
1 セバスチャン ベッテル Ferrari 20 1’12.572
2 キミ ライコネン Ferrari 19 1’12.864 0.292
3 ルイス ハミルトン Mercedes 22 1’12.926 0.354
4 マックス フェルスタッペン Red Bull 22 1’12.965 0.393
5 バルテリ ボッタス Mercedes 24 1’13.210 0.638
6 ニコ ヒュルケンベルグ Renault 20 1’13.493 0.921
7 フェリペ マッサ Williams 22 1’13.527 0.955
8 ダニエル リカルド Red Bull 35 1’13.545 0.973
9 エステバン オコン Force India 26 1’13.635 1.063
10 カルロス サインツ Jr. Toro Rosso 22 1’13.667 1.095
11 ダニール クビアト Toro Rosso 23 1’13.788 1.216
12 フェルナンド アロンソ McLaren 18 1’13.885 1.313
13 セルジオ ペレス Force India 27 1’13.956 1.384
14 ロマン グロージャン Haas 19 1’13.994 1.422
15 ジョリオン パーマー Renault 22 1’14.102 1.530
16 ストフェル バンドーン McLaren 22 1’14.228 1.656
17 ケビン マグヌッセン Haas 18 1’14.392 1.820
18 ランス ストロール Williams 25 1’14.409 1.837
19 マーカス エリクソン Sauber 25 1’14.883 2.311
20 パスカル ウェーレイン Sauber 25 1’14.965 2.393

フリー走行③レポート

各チーム予選想定アタックを繰り返し行っています。タイヤのウォームアップとエネルギーチャージラップに1周はどうしても必要な状況です。

フェラーリ勢が良いタイムで順調な仕上がりをアピールし、メルセデスが続く展開となっています。各車トラブルもなく順調なFP3でした。

http://www.fia.com/

カナダGP予選結果

ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 ギャップ
1 ルイス ハミルトン Mercedes 1:12.692 1:12.496 1:11.459
2 セバスチャン ベッテル Ferrari 1:13.046 1:12.749 1:11.789 0.330
3 バルテリ ボッタス Mercedes 1:12.685 1:12.563 1:12.177 0.718
4 キミ ライコネン Ferrari 1:13.548 1:12.580 1:12.252 0.793
5 マックス フェルスタッペン Red Bull 1:13.177 1:12.751 1:12.403 0.944
6 ダニエル リカルド Red Bull 1:13.543 1:12.810 1:12.557 1.098
7 フェリペ マッサ Williams 1:13.435 1:13.012 1:12.858 1.399
8 セルジオ ペレス Force India 1:13.470 1:13.262 1:13.018 1.559
9 エステバン オコン Force India 1:13.520 1:13.320 1:13.135 1.676
10 ニコ ヒュルケンベルグ Renault 1:13.804 1:13.406 1:13.271 1.812
11 ダニール クビアト Toro Rosso 1:13.802 1:13.690 2.231
12 フェルナンド アロンソ McLaren 1:13.669 1:13.693 2.234
13 カルロス サインツ Jr. Toro Rosso 1:14.051 1:13.756 2.297
14 ロマン グロージャン Haas 1:13.780 1:13.839 2.380
15 ジョリオン パーマー Renault 1:13.990 1:14.293 2.834
16 ストフェル バンドーン McLaren 1:14.182 2.723
17 ランス ストロール Williams 1:14.209 2.750
18 ケビン マグヌッセン Haas 1:14.318 2.859
19 マーカス エリクソン Sauber 1:14.495 3.036
20 パスカル ウェーレイン Sauber 1:14.810 3.351

予選レポート

Q1では残り1分のところでウェーレインが1コーナーでスピンしリアからクラッシュして黄旗になり、最終アタックでタイム更新できなかったドライバーが多数。フェラーリのみSSでQ1をクリアしている。

https://www.formula1.com/

Q2以降台数が減りクリアラップをとれるようになってからはハミルトンが一気にペースアップして、ベッテルより先にタイムを出す展開となる。

Q3でもハミルトンの優位は変わらずに先にアタックしてタイムを出しプレッシャーをかける。ベッテルはうまくタイヤをレンジに入れられなかったのか、ヘアピンでタイヤをロックさせてしまう。

ハミルトンは一人だけ異次元な走りを披露してセナに並ぶ65回目のポールポジションを獲得しました。


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まとめ

https://www.formula1.com/

予選になるとメルセデスが一気に攻勢になり、フェラーリは後手後手な展開へ。

金曜日から土曜日の間のセッティング修正でメルセデスの走りに切れが戻ったようです。特にハミルトンは一人異次元的な走りを披露しています。

メルセデスの安定性は抜群で縁石に乗っているのに全く姿勢が乱れないのが脅威的でした。

ハミルトンはこれでセナに並ぶ65回目のポールを獲得。サプライズプレゼントでキャメルロータス時代にセナが実際使用していたヘルメットを受け取った。

おめでとうハミルトン!

https://www.formula1.com/

F1.com動画リンク

FP3ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/FP3_action_from_Canada.html

ポールラップ⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/Onboard_pole_position_lap_-_Lewis_Hamilton__Canada_2017.html

セナのヘルメットを受け取るハミルトン⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/Hamilton_gifted_helmet_after_matching_Senna’s_pole_record.html

予選ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/Qualifying_highlights_-_Canada_2017.html