予選は意外にもマクラーレン2台が下位に沈む事態となった。
中断に次ぐ中断、イエローによるアタックの中断などドライバーの精神力を試すような予選でした。
フェルスタッペンは最終アタックを完璧に決めてポールポジションです。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
アゼルバイジャンGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温21℃、路面温度28℃でスタートしました。
スタート:前3台はそのまま、アントネッリが4位へ、ピアストリはスタート失敗した後、ターン5でブレーキロックしてしまいクラッシュリタイア、SCです。
オコンとアルボンはピットへ
Lap3終了時点(SC中)
Lap5:再開
ラッセルがラインを失い角田が5位へ、ノリスは9位に落ちる。
アロンソはピアストリのジャンプスタートにつられたために5秒ペナルティ
Lap8:ハミルトンはハジャーをパスして9位
角田は後ろのラッセルに攻められています。
Lap10:ラッセルは角田をパスして5位
Lap10終了時点
Lap15:フェルスタッペンとサインツは4秒差、ローソンは3位を守る
Lap16:アルボンはハードへ19位
Lap17:アルボンはコラピントのインに強引に割り込みコラピントは接触スピン
Lap19:アントネッリはハードへ12位
Lap20:ルクレールはハードへ、アルボンには10秒ペナルティ
Lap21:ローソンはハードへ
Lap25終了時点
Lap27:ボルトレートはミディアムへ16位
Lap28:サインツはハードへ6位
Lap30:ハジャーはハードへ10位
3位角田は8位ロ―ソンと20秒差、もう少し開いてピットアウトで前にでたいところです。
Lap38:ノリスはハードへ8位
Lap39:角田はミディアムへピットアウト直後にローソンに抜かれて6位
Lap40:ラッセルはミディアムへ2位
Lap41:フェルスタッペンはミディアムへ1位
ノリスはルクレールをパスして7位
ローソン、角田、ノリスの接近バトルが始まっています。
Lap43終了時点
Lap46:ローソン、角田、ノリス、ハミルトンの4台DRSバトルに発展
ローソンを抜けない角田、そこにはノリスも迫る・・・近接バトルは延々と続く。
Lap51終了:フェルスタッペンがトップチェッカーです。サインツが3位
アゼルバイジャンGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンの完全勝利!ポールトゥウィン、ファーステスト、全ラップリードです。
モンツァで入れたアップデートはどうやら本物のようです。
角田も今季最高の6位フィニッシュ、フェルスタッペンと同じフロントウィングではないが、マシンバランスは改善されているようです。
フロアエッジが同じなのか確認できていませんが、同じ仕様になった時が本当の勝負かな。
サインツは2番手スタートを存分に生かし、クリーンエアーでペースを保つ。
ラッセルには負けたものの3位表彰台を決めました。
ローソンは3位スタートで5位フィニッシュ、面目躍如といったところでしょう。
ピアストリがリタイアして絶好のチャンスだったノリスですが、7位フィニッシュ、角田と同じくもう少しピットインを遅らせていればローソンとルクレールの前に出られたかもしれない。
失うものが無いポジションだっただけにチャレンジする方を選ばない戦略に???
ラッセルのキレた時の速さは凄いですね。
アントネッリにくらった不利を取り返し2位まで上がってみせました。
さしぶりにマシン解析する必要がでてきたようです。
シンガポールまでの間にレッドブルRB21のアップデート解析を行おうと思います。
フェルスタッペン圧倒的レース運びだったバクーでしたが対照にマクラーレンは全くコースに合わないのか不甲斐無かったでしたがビアストリ早いリタイアにはビックリしました。
こんな時こそノリスはポイント差縮める絶好のチャンスだったのに表彰台圏内にも入れ無かった。
マクラーレンにとっては不幸続きのアゼルバイジャンでした