アストンマーティンが新車AMR25をレンダリング画像で発表後に、フィルミングでシェイクダウンをおこないました。
AMR23前期の大成功以来、開発すると落ちていく順位、全く嚙み合って現場と開発、シミュレータや風洞との相関関連を改善する必要があるチーム事情です。
アストンマーティンAMR25
フロントウィング、ノーズ、なんだかガタガタとしたデザインになっています。
モノコックはもう修正できなくてノーズだけ後からデザインを変更した感じ、ノーズはメインプレート接続型に戻しています。
フロントウィングフラップとノーズ接続に膨らみをもたせて、下面の負圧領域を中心に寄せています。
RB20のソリューションを模倣したのか?
サイドポッドは側面が直線的に下がっていくデザインです。
余計な事をしないで流れを固定化するねらいかな。
この画像ではディフューザーがどう変わったのかまだわからない。
AMR24
まとめ
AMR23後期⇒AMR24までに開発は難航し落ちていく順位、レッドブルRB18の模倣で成功して以来、方向性の無い開発は見ていられなかった。
AMR24では色々な他車のソリューションをとってつけたような感じでしたが、AMR25は纏まった印象を受けています。
レンダリングとは全然違う実車なので、細かい部分はテストで見定めるしかないでしょう。
フロントウィング1枚目とノーズの接続は、ある意味で正解、ある意味では不正解、とてもシビアな差が生まれるはずです。
トップチームは2:2、中団以下は半々となりそうです。
可能な限りノーズ上面を低くしてますね
サイドカウルも薄く低くしたり、ポッド後方も急激に下がってシャークフィンが全面的に付いていたりで、見ていて攻めている感じがします。
ギリギリまで容積を減らしたいのか上流重視なのか。
デコボコフロントウイングと相まって期待してしまいますね。
個人的に吊下げ型のメインプレートが今年は大流行…と思っていましたが、ほぼ半々という感じになりそうですね。
規定の変更に合わせて準備されたのか?
他の方法でフレキシブル化しているのか?
フレキシブル化以上に効率の良いギミックを見つけたのか?
色々興味深いですね。
いずれにせよもすぐ答え合わせが始まります。
今年も楽しみが尽きませんね!