リカルドはマクラーレンからの離脱を発表、マクラーレンはピアストリとの契約を発表。
アルピーヌのドタバタ劇は、実際のところマクラーレンによるものだった。
イタリアGPではアルボンに代わって急遽デビューレースとなったデ・フリースが、予選でラティフィを上回り決勝では9位入賞する活躍を見せた。
来季のシート争いにおいて存在感を増している。
2023年F1ドライバーラインナップ
チーム | ドライバー1 | ドライバー2 |
---|---|---|
レッドブル | フェルスタッペン | ペレス |
フェラーリ | ルクレール | サインツ |
メルセデス | ハミルトン | ラッセル |
アルピーヌ | オコン | ガスリー |
マクラーレン | ノリス | ピアストリ |
アルファロメオ | ボッタス | 周 |
ハース | マグヌッセン | ? |
アルファタウリ | 角田 | デ・フリース |
アストンマーチン | アロンソ | ストロール |
ウィリアムズ | アルボン | ? |
ドライバーマーケットの最近の動きと噂
現在5つのシートが確定していない。
レッドブルはガスリーのアルピーヌ行きを止めない。
代わりのドライバーをどうするか?
アメリカのF1人気を加速する為、レッドブルはハータをアルファタウリに乗せようとしましたが、Sライセンスが発行されませんでした。
そしてデ・フリースの活躍によって彼に白羽の矢が立ったみたいだ。
モンツァでの活躍は確かに凄かった、2019年F2チャンピオン、2020-21Feチャンピオン、過去のテストではメルセデスに乗って当然のようにトップタイムを記録している。
実力はあるが花が無い、そんな感じのドライバーだけどね。
下位カテゴリーで実力を示しているレッドブル系ドライバーがいない事がこの噂を後押しする。
角田の残留は確実だが、たまに変なミスをする、良い時に限ってチームもミスする、マシンは最悪、結果が伴わない運の無さ。
来年はRBお下がりでATマシンは改善するだろう、結果が必要だ結果がね。
アルピーヌとレッドブルの取引き、この2つのシートが確定するまで下位チームは動く必要が無いとも言える。
ペイドラの価値低下
F2チャンピオンを差し置いてF1のシートを掴んでいることが最近のペイドライバーの特徴です。
現状では、周とラティフィの名前が上がる。
世界的なF1人気・・・ではなくアメリカでのF1人気上昇はコロナ過で加速した。
その事が優良な投資先としてチームの価値を高めており、下位チームにおいてはペイドラに頼る事無く運営できる方向に傾いているようです。(膨張し続ける価値の無い通貨が増えているとも言えるが・・)
3シーズン目のラティフィは、マシンの不出来からその速さについては仕方ないで済まされてきたが、今年になって差は明確になり、来季シートは無いが大方の予想です。
F2で現状3位であるウィリアムズの開発ドライバーのサージェント(アメリカ)を乗せるのが既定路線。
メルセデス系ドライバーであるデ・フリースを乗せるのも魅力の一つとなっている。
アルファロメオのジョウは可もなく不可もなくですが、母国のマネー次第かな。
ザウバーは2024年からアウディによる資本注入が行われていく見通し、来季は赤字でいい事が彼の価値を薄めている。
ザウバーのジュニアドライバーであるF2ランキング2位のプルシェールがデビューする可能性は高まる。
ハースは全くわからない、ミックはフェラーリの後ろ盾を失い、そこにフェラーリ系のドライバーが収まるみたいな事もあるだろう。
まとめ
チームメイトに大きく離される実力不足、チームやマネージメントとの溝、契約があっても違約金で解除可能なF1シートです。
スーパーライセンス制度、F1界全体の金銭面の回復、更なる投資、過去の結果だけでは生き残れない事が非常に明確になってきている。
マシンへの対応力も非常に求められる。
このマシンはこのような姿勢、このようなセッティングで走らせると速いなど、ドライビングスタイルが合わないから実力を発揮できないとかそんな話ではない。
マシンに合わせるドライビングが必要だと言う事は、今も昔も変わらないです。
今後は真に実力のある者だけがシートを維持できるF1になっていくだろう。
今がその転換期です。
※追記
- 9月22日、角田のアルファタウリ残留が確定
- 9月27日、周のアルファロメオ残留が確定
- 10月8日、ガスリーのアルピーヌ移籍とデ・フリースのアルファタウリ入りが確定
シーズン前のテストとこのシリーシーズンってワクワクしてしまうんですけど(笑)
本命、対抗、大穴…ちょっと競馬予想的なところも。
ロメオがまったく読めませんね~マネーor育成か??
タウリは小柄なコンビになりそうかな。(期待の育成がダメ)
ウィリアムズは育成の米国人で良いと思います。
ハースは…「残り物には福がある」っで良いんじゃないですか??
来年に向けては、大きなドライバー変更は無いと思われていましたが、大シャッフルですね。
デ・フリーズとメルセデスの契約は今年で切れるので、この流れだと
ガスリー→アルピーヌ
角田残留
デ・フリーズ→アルファタウリ
ウィリアムズ→サージェント
このあたりは規定路線っぽいですね。
サージェントのスーパーライセンスポイント次第ですけど。
残りはハースとアルファロメオのシートですが、
アルファロメオはプルシェールか周か?
プルシェールなら、周がハース行きもありそうです。
ミックは厳しそうですね。
ノリス、ラッセル、ルクレール、そこにピアストリが加わって、誰がフェルスタッペンの挑戦者になるのか。
もし、ガスリーがアルピーヌに行くなら、どんな嵐になるのか。
さらにフリースがアルファタウリ入りなら角田とどちらが速いか。
そして、まだまだ粘るハミルトンにアロンソ。さらにサインツも燻銀ペレスも健在。
来年が楽しみでならない。
あと、お題からは外れますが、ホンダの動向も楽しみ。
トップ3チーム(レッドブル、フェラーリ、メルセデス)が不変の中で
注目目玉となるチームは、やはりアルピーヌですね?
カスタマーチーム(Bチーム、ジュニアチーム)を持たないアルピーヌ(ルノーワークス)は、他チームから引き抜くしか手が無い?
ガスリーが、ずっとレッドブルへの昇格返り咲きを熱望していても叶わないのでアルピーヌに心変わりする気持ちが分かります。
ベテランドライバー+若手ドライバーのラインナップ組み合わせが多く見られる中で、
オコンとも年齢やキャリアが同じガスリーとのフレンチ同士のコンビは、新鮮で将来を考えても最適ベストなのでは無いでしょうか?
オコンとガスリーは相性悪いとか言われていますが、
かえってライバル心が高まって良い相乗効果を産む事でチーム全体の底上げになるのでは無いかと思っています。
オコンとガスリー共に優勝1回ずつ経験していて実力拮抗してバランスが取れているように思います。
ペイドラの価値低下は開発予算制限の影響も大きいかと。毎戦ごとにアップデートを繰り出してくるトップチームとそれを呆然と見ている中段以下チームという例年お馴染みの構図が、今年はあのメルセデスまでがリアウイングをカットしただけのアップデートとか、やり繰りが涙ぐましい。開発予算外のチーム内部留保は増えるでしょうし、良い事なのでしょうが、シーズン中の車体開発競争もF1の醍醐味なので今の状況は少し寂しい、が、70年代のF1みたいでもあり少し嬉しい。
メルセデスだけ見ると、フェラーリやレッドブルに比べて少ないのは構造的な問題です。
従業員が単純に多くてパーツに予算を回せない。
何かしら当てはまるコトワザが有りそうな本末転倒っぷりですね。
2023年でメルセデスとの契約が切れるハミルトンは正念場ですね?
引退するまでメルセデス一筋で貫き通すのか?
マクラーレン離脱のリカルドが、アルピーヌでは無く2023年にレギュラードライバーを断念(1シーズン休止して)メルセデスのリザーブドライバー(サードドライバー)登録する?と言うのも興味深いですね。
正式決定では無いですが、リカルドもF1シート獲得に危機感を感じている様子が伺えます。
マックスのチームメイトであるペレスも2024年までの複数年契約を得たとは言えハミルトンと同じように来年が踏ん張り時?
世界王者やベテランドライバーであっても安泰では無いですね。泣
来年、現世界王者マックスに挑む若手ドライバーが現れるか?
日本ではアメリカでF1人気が加熱していると言われていますが、それはFIAの親分とかフェラーリ、マクラーレンのCEOがアメリカ人なので興行的にプロモーションしているだけで一般人には盛り上がっている感じはしません。その証拠がF1の地上波での中継は数戦しかないことです。他のレースの放送も数年前まではアメリカ側の放送がありましたが、今はイギリスのSky-TVの放送を垂れ流しているだけです。
ほとんどがNetflixからの流入ですね。
どのスポーツもそうですが、地上波で薄いファンを獲得する時代は終わっています。
趣味趣向の合う人、お金を払える人だけ、コアファンになりそうな人にプロモーションするのが今のロジックです。
車やモータスポーツに興味の無い人のスマホやブラウザにはそのような広告自体が表示されません。
よく聞く地上波が無いからファンが増えないは誤りであり、日本でもアメリカでもコアファンが増えている事実が人気の高まりになります。
検索や広告の仕組み、ターゲットプロモーション、これらを理解してネットと付き合っている人はほとんどいません。
利用しているようで利用されている。
話がそれましたが、ネット社会とはそういうものです。
管理人様の仰る通り、GPのチケットは以前より早くに売り切れになるのは感じてるので、あの高価なチケットを購入できる層には浸透しているのだと思います。NYでもストリートレースを何年か前に企画してニュースになりましたが、結局頓挫しました。マイアミとかラスベガスはヒスパニックが多いので元々他の地域よりモータースポーツに興味がある人は多いので開催できるのでしょう。私の周りではF1の話ができるのはまだヨーロッパ出身の人に限られていますね。
>利用しているようで利用されている。
話がそれましたが、ネット社会とはそういうものです
YouTubeなどもネト◯ヨの方々がそれ系のチャンネルばかり見てると広告もそれ系ばかり表示されて、ますます沼にハマるのがまさにそれですね(苦笑)
マクラーレンの2023年新しいラインナップについて。
ノリスが、F1ルーキー新人のピアストリを迎える事になりますね。
これまで先輩格のサインツやリカルドとコンビ組んでいたノリスにとって初めて後輩のドライバーを迎える事になりますね?
色々アドバイス教える立場にもなりますが、ノリス自身がNo.1エースである事をピアストリに見せつけないといけない?
上手くコミュニケーション取ればノリス自身のためにもなりますし、
ピアストリのためにもなり、マクラーレン全体が躍進する事になる。
ノリスには、マクラーレンを背負って立ってレッドブルのマックスを脅かして貰わないといけないです。
個人的には陽気なリカルドがまた見たいです。
レッドブル、ルノー共に離脱後にマシンの競争力が向上し、裏目を引き続けているように思えます。
角田、決まりましたね。
ちょっとホッとしました。
来年は試練の年になりますね。
発表はありませんが、まだ1年契約ですよね。
来年はクルマ/チームと共に大化けして、複数年契約を勝ち取って欲しいです。
岩佐君もいいドライバーだと思うが、F1の世界では生きていけない気がする…。
今のところ地味に映ってしまう岩佐君、再来年のF1デビューを見越して
「Traffic paradise」並みの造語考えとかんとね。
走りのセンスはかなりあると個人的には思ってます。
真面目な北摂人、推しの存在です!
応援してます。