2021年F1第16戦トルコGPの金曜日、現地15時よりプラクティス2は開始された。天候は晴れ、気温20℃⇒19℃、路面温度29℃⇒26℃となっている。
ハミルトンは絶好調でトップタイムを記録、ルクレールが2番手だった。
新品タイヤアタックでは今一つなレッドブル、風の影響なのかリアからグリップを失うような挙動を見せている。長い中高速コーナーが苦手なマシン特性がアタックラップで顕著に現れていた。
どっしりと安定感のあるメルセデスW12の走りが光った金曜日でした。
トルコGPプラクティス②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
ベストセクタースピード(TOP6)
ホンダはかなり保守的なエンジンモードを実行しています。
まさかとは思いますが1基目を使用した可能性があるぐらい、220~300km/h間の加速で大きく遅れています。(20~30hpカットしている)
また、アスファルトグリップが驚くほど上昇しており、空力バランスとサスペンションの硬さなど見直す点が多々あるようです。
FP3までに、各チームのシミュレータ力が試される。
なるほど!少し安心しましたが、フェラーリとかはどうなのでしょうか?レッドブルはドライバーのコメント聞く限りそこまで心配する必要は無いのでは、勝手に思ってます
フェラーリはいいバランスを見いだせています。
ルクレールがリアウィングのダウンフォースを削ってタイムは上々、しかしレースペースではそれほど強くありません。
メルセデスが得意で有利なコースだとしても
ハミルトンが降格グリッド(一10)なのでレッドブルホンダも直ぐに慌てる雰囲気では無さそう(と言ってのんびりしている訳でも無い)
メルセデスは
戦略によってはボッタスを先行させる可能性も(ハミルトンの調子が上がら無ければボッタスに優勝させる)
取り敢えずマックスもペレスも、この状況を生かして上位グリッドを確保して欲しいです。
メルセデス、レッドブルホンダ以外のチームにも表彰台のチャンスがあるので是非とも頑張って欲しいです。
ペレスとタッペンの差は低DFのリアウィングが正解だったってことですかね?
低ダウンフォースリアウィングで、サスをもう少し硬くするかも。
路面の改善とともにリアが強くなりすぎてアンダーになってますからね。
ただあまりにリアが弱いと全体的なレベルは下がる、レースではタイヤが保てないなど色々と考えなきゃならない。
タッペンのロングラン見てると右フロントタイヤの内側だけすごく摩耗していましたね
サスが柔らか過ぎるのか右フロントだけ過大にキャンバー付けすぎたのかは不明ですが初日のイニシャルセットは外した感じですかね
アンダーなんでステアリングを切ってる時間が増えてる事の影響もあるでしょう。
右フロントリミテッドコースなので、全てのドライバーに同じ症状があるとは思います。
角田はシャシーを変えたと聞きました。
事実なら、今までの不調はシャシーの問題だったのでしょうか。
今回の金曜日はガスリーに肉薄しているので、これが彼本来の実力だと、来年はとても期待できますね。
F1クラスの製造精度において、シャシーの違いにより遅くなったり速くなったりは基本的にありえない。
但し、今年は昨年のものを流用していたり、アルファタウリは前方の横に穴開け加工(NEWステアリングシステム)したり、検査には出ない剛性の不均一があるかもしれない。
マシンを信じられなくなった時に、シャシー(モノコック)変えたぞ!検査も完璧だ!
とドライバーの心を納得させる手法でもある。物を使うスポーツではよくある暗示的なものですが、結構効くんですよね。
基本的には、どのチームも全く大きな事故によるクラッシュでの衝撃で使い物にならない以外は1台のモノコックを1シーズン使い切れる計画で強度設計されている事になっているのですね?
仮に長期使用による強度不足が判明したとしても、そのモノコックに補強を加えたりするのはダメですよね(PUを分解して部品交換するのと同じ行為)
同じ設計仕様のモノコックを新造すると言う事ですね。
モノコック2台目投入は降格ペナルティになるのですか?
モノコックは、普通のチームなら確か8戦ぐらいで替えるはずです。
連続使用義務はないですよ。
補強はカーボンシートで覆ったりします。マゼピンのモノコックがこれで重くなっていて、最近新しいのに替えてます。