予選はメルセデスが圧倒!低速かつ短いモンテカルロ市街地でレッドブルに0.4秒もの大差をつけた。ハミルトンとボッタスは6戦中5戦でフロントロー独占。ホンダ勢は4台入賞を目指す。
スタート順とタイヤ
ガスリーとジョビナッツィは3グリッドダウンペナルティです。
ピットインロスタイムは約21秒です。
モナコGP決勝レポート
天候は曇り、気温22℃、路面温度34℃でスタートしました。
ハミルトンが好スタート、リカルドがマグヌッセンを攻略して5位へ、ガスリーは7位まで上げた。クビアト9位、アルボン10位。
5位のリカルドはペースが遅い、4位ベッテルとは3周で7秒も差がついた。
3Lap終了後
Lap8:ルクレールはグロージャンをなんとラスカスでパス12位
Lap9:ルクレールはヒュルケンベルグのインにラスカスで飛び込む、ハーフスピン13位に下げた。その後右リアをパンク、破裂したタイヤがフロアを破壊、デブリをまき散らした。
セーフティカー出動です。トップ4はピットイン、フェルスタッペンは2位へ、ボッタスとピットレーンで接触している。3位に落ちたボッタスはパンクで更にピットインしてHへ
ハミルトンはM、フェルスタッペンはH、ベッテルはH、ボッタスはHとなった。
15周目からレースは再開。
ラルカスで接触があり4台が停止したが、SCになる事無く走り出す。
Lap18:ルクレールはリタイア。予選のミスもあったが走り切る事が出来なかった若いね。
Lap18終了時点
一人Mのハミルトンはタイヤマネージメントでペースを遅くしている。フェルスタッペンはアンセーフリリースで5秒加算ペナルティとなった。
ガスリーは5位、クビアト7位、アルボン8位とホンダ勢は入賞圏内をひた走る。
Lap28:ガスリーはMへ9位
Lap31:サインツはMへ9位
Lap33:クビアトはMへ9位、ハミルトンの左フロントにはグレイニングが発生、フェルスタッペンのHにも発生
トップハミルトンは余裕でフェルスタッペンを0.5秒差前後で抑えている。
ハミルトンのニキラウダ追悼赤いヘルメットが、完全にシューマッハに見える私ですよ(笑)
Lap41;アルボンはMへ10位
Lsp51:グロージャンはMへ、Sで50周のロングスティントでした。
Lap51終了時点
ハミルトンはタイヤマネージメントが災いしたか、フロントタイヤはグレイニングでボロボロにリアタイヤもきつい。トップ2台の走りを1秒以上離れてみていたベッテルのタイヤは綺麗だ。
Lap63:ガスリーはSへ順位は5位のまま、ファーステスト狙いですね^^
Lap67:ガスリーは1:14.567でファーステスト更新
Lap72:ガスリーは1:14.279でファーステストを更に更新
Lap76:シケインでフェルスタッペンはハミルトンのインに飛び込む、軽く接触したがそのまま走る2台
Lap78終了、ハミルトンが終始後続を抑えきりトップでフィニッシュした。
モナコGP決勝結果
まとめ
ハミルトン優勝おめでとう!ラウダに捧げる勝利は見事です。
ピットレーンでのアンセーフリリースで5秒加算ペナルティとなったフェルスタッペンですが、仕方ないよねポジションを下げる訳に行かないですから。
終始ハミルトンのドライビングスクールが開校されたモナコGP、見事なタイヤマネージメントだったとは思うが、なんて言うか熱く込み上げるものが無かった。
シューマッハやセナだったらガンガン行ってピットストップ分のタイム差を作るだろう。ラウダやプロスト的な優勝って事だけど、なんだかなぁ・・2年連続でこんなレースになるとはね。
ここはモナコですから、文句いっても仕方がないんですよね。
ホンダPU勢にとっては初4台入賞!特にトロロッソは凄いね、二人のドライバーがしっかり仕事をした、それに答えたマシンも良いね。直線番長で低速コースはヤバいとは思っていたけど、ウィングによるダウンフォースのバランスは良さげです。
予選ではさすがリカルドとは思ったがレースペースは最悪だったルノーは重症だ。序盤のリカルド渋滞は結果としてルクレールの突っ込み勝負を作り出していた。そのルクレールが作ったSCでベッテルがポジションアップ出来て良かったのか悪かったのか??
「ここはモナコ、モンテカルロ。絶対に抜けない!」by 三宅アナ(1992年)
うんうん、その通りですよ。
フェルスタッペンはいいファイトしてました。ペナルティーになってもあそこは引けないですよねー
ハミルトン抜いて欲しかったけど、ライン取りがいやらしくて、ノーチャンスでしたね。トロロッソは二台入賞したし、ガスリーは1ポイント取れたし、ホンダにとっては光の見えるレースになりました。ハンガリーはワンチャンあるぞ
フェルスタッペンは残り20週あたりでソフトに履き替えてボッタスにチャレンジするくらいの戦略欲しかったですね。
フェルスタッペンは2位でチェッカー+5秒ペナルティーですので、ピットインしたらダメなんですよ。
あとやれた事は、わざとペース落としてベッテル以下を5秒後方に追いやる。最後の3周ぐらいでスパートする。
ハミルトンもペース落としたらスパートするスペースは無くなるかもしれない。
八方塞がりなんです。
フェルスタッペンはピットで接触した時点でもうハミルトンを抜いて5秒差をつけるしか選択肢無かったですもんね
ただ…仮に抜けたとして、本当にハミルトンがあれ以上のペースで走れなかったかというと…?ですね(笑)
結局昨日のフェルスタッペンはどうあがいても4位だった気がします
なるほど、ただ、ピットインで5秒ペナルティ消化させてもソフトなら追いつくような気がしました。どうせピットインしてもガスリーの前ですし、変わらないならフレッシュタイヤで1ポイント狙っても良かったかなと。ガスリーかわいそうだけど
上位を狙えるかもしれないレース中にそれを諦めるという選択は有り得ないでしょう。
決勝のタイヤ戦略 正解は何だったんでしょう。中段では C4でも 結構走っていた気がします。
メルセデスは今回に限ってタイヤに 優しく無かったのかな?
ドラッグを少し減らして直線のスピードを重視したのか。単にエンジンの差だけでは 無い様に見られました。
予選でC5の美味しい所を使って前に出れば何とかなると 見こしたんでしょうね。
ルクレールやガスリーがリカルドの前でスタートできていれば、もう少し違ったレースが見られた気がします。
グレイニングは基本的に適切な温度より低いと起こる、過度なダウンペースで温度が足りなかったのではないかな?
弱気なハミルトンには、あのペース選択しかなかった、それで常にトップ4が5秒以内の接近戦になった。
今年は後方1秒以内で走れている、一応空力改革は成功しています。
クビアトとアルボンが、サインツに頭を抑えられてしまいました。
クビアトタイヤ交換時の、サインツペースアップが見事にハマりましたね。
マクラーレンは、マシンの性能といい、戦略といい、少しずつ復活の道を進んでいる感じです。
戦前の予想を覆しそうな、トロロッソの活躍は頼もしいです。
HONDAエンジンの2チームの活躍が、ますます楽しみになってきました。
タッペンは赤旗の際にステイアウトしてたら面白かったかなーと。
ソフトがどこまで機能したかは不明ですが、少なくとも5秒ペナもなかったし、あの時点では雨の可能性も大いにあったので・・・。うーん惜しいレースでしたね。(あ、レッドブル目線で)
ステイアウトでトップに立ってSでガンガン行っちゃうか!それをMで追ってくるメルセデス2台、Hのベッテルも21秒差にされないように攻める。
そっちの方が私好みないい勝負だったかも^_^
マックスはピットイン時にトルクモードを変更出来なかったと言ってるようですが、走行中には変更出来ないものなんですね。それが立ち上がりでハミルトンに着いていけなかった理由なんでしょうか。どういう状態だと変更できるのでしょう?
ドライバーはステアリングのボタンやダイヤル操作で色々なモードを選択できます。
しかしモナコでやるには、その暇がなかったいう事です。
モナコは真っすぐな場所ってほぼ無い、常にステアリング操作しつつギア選択をしてます。
右手がフリーになることは無く、左手がフリーになるホームストレートの一瞬の時間で操作しなければならないでしょう。
コース上でのトルクモードの変更はルール上禁止らしいです
なんかそうみたいですね、私の説明はエンジンモードの事でしたね。
トルクマップ とはアクセルペダルの操作に単調に増加しなければならない。
コース上で変更する事は、トラクションコントロールに繋がるのか!
レギュレーションが見つからないのですが、走路上では変更出来ない、などと書いてあるのかな。
ピットレーンリミッターがOFFになった時点でロックされるとかの設定がありそう。
レーシングスピードになるとドライバーはモードを無効にすることができず、マックス・フェルスタッペンは残りのレースでピットに戻ることがなかった。
(ゲートのリンクは削除しました。)