プレシーズンテスト4日目はルノーのヒュルケンベルグが意地のトップタイム、前日に続きトロロッソホンダがトップタイムと思いきや、最後の最後で逆転となった。
これにてテスト1回目の4日間が終了し、まだ本当の実力を見せていないトップ3チームの思惑が見え隠れしている。
プレシーズンテスト4日目結果
順 | ドライバー | チーム | Time(tyre) | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’17.393(C5) | 24 |
2 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’17.637(C5) | 136 |
3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1’17.785(C5) | 34 |
4 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1’17.857(C5) | 57 |
5 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’17.977(C4) | 58 |
6 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1’18.046(C3) | 138 |
7 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1’18.431(C4) | 132 |
8 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1’18.511(C3) | 154 |
9 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’18.563(C3) | 64 |
10 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1’18.720(C3) | 66 |
11 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’18.780(C3) | 146 |
12 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1’19.664(C2) | 72 |
13 | ジョージ・ラッセル | ウイリアムズ | 1’20.997(C3) | 17 |
14 | ロバート・クビカ | ウイリアムズ | 1’21.542(C2) | 48 |
テスト4日目ハイライト動画
A few spins, some big surprises, and one VERY popular return!
Catch highlights from Thursday, as week 1 of #F1Testing comes to a close 👇 pic.twitter.com/mMlY5QhksD
— Formula 1 (@F1) 2019年2月21日
プレシーズンテスト1回目4日間総合結果
トップ10ベストタイム順
順 | ドライバー | チーム | Time | Gap | Tyre | Laps | Day |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:17.393 | C5 | 24 | 4 | |
2 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1:17.637 | 0.244 | C5 | 136 | 4 |
3 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1:17.704 | 0.311 | C5 | 137 | 3 |
4 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1:17.762 | 0.369 | C5 | 138 | 3 |
5 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:17.785 | 0.392 | C5 | 34 | 4 |
6 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:17.857 | 0.464 | C5 | 57 | 4 |
7 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:17.977 | 0.584 | C4 | 58 | 4 |
8 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:18.046 | 0.653 | C3 | 138 | 4 |
9 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:18.161 | 0.768 | C3 | 169 | 1 |
10 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:18.164 | 0.771 | C4 | 80 | 3 |
タイヤ別ベストラップ順
順 | ドライバー | チーム | Time | Gap | Tyre | Laps | Day |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:17.393 | C5 | 24 | 4 | |
2 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1:17.637 | 0.244 | C5 | 136 | 4 |
3 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1:17.704 | 0.311 | C5 | 137 | 3 |
4 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1:17.762 | 0.369 | C5 | 138 | 3 |
5 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:17.785 | 0.392 | C5 | 34 | 4 |
6 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:17.857 | 0.464 | C5 | 57 | 4 |
順 | ドライバー | チーム | Time | Gap | Tyre | Laps | Day |
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:17.977 | C4 | 58 | 4 | |
2 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:18.164 | 0.187 | C4 | 80 | 3 |
3 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1:18.431 | 0.454 | C4 | 132 | 4 |
4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1:18.553 | 0.576 | C4 | 104 | 2 |
5 | カルロス・サインツJr. | マクラーレン | 1:18.558 | 0.581 | C4 | 119 | 1 |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:18.800 | 0.823 | C4 | 63 | 3 |
7 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | 1:19.249 | 1.272 | C4 | 48 | 3 |
8 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1:19.301 | 1.324 | C4 | 132 | 2 |
9 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1:19.312 | 1.335 | C4 | 101 | 2 |
10 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1:19.464 | 1.487 | C4 | 77 | 1 |
順 | ドライバー | チーム | Time | Gap | Tyre | Laps | Day |
1 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:18.046 | C3 | 138 | 4 | |
2 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:18.161 | 0.115 | C3 | 169 | 1 |
3 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:18.247 | 0.201 | C3 | 157 | 2 |
4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1:18.350 | 0.304 | C3 | 134 | 3 |
5 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1:18.511 | 0.465 | C3 | 154 | 4 |
6 | ロマン・グロージャン | ハース | 1:18.563 | 0.517 | C3 | 64 | 4 |
7 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1:18.720 | 0.674 | C3 | 66 | 4 |
8 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1:18.780 | 0.734 | C3 | 146 | 4 |
9 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1:18.787 | 0.741 | C3 | 109 | 3 |
10 | ロマン・グロージャン | ハース | 1:19.060 | 1.014 | C3 | 69 | 3 |
11 | ロマン・グロージャン | ハース | 1:19.159 | 1.113 | C3 | 65 | 1 |
12 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1:19.206 | 1.160 | C3 | 59 | 2 |
13 | カルロス・サインツJr. | マクラーレン | 1:19.354 | 1.308 | C3 | 90 | 3 |
14 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1:19.426 | 1.380 | C3 | 128 | 1 |
15 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1:19.462 | 1.416 | C3 | 114 | 1 |
16 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:19.535 | 1.489 | C3 | 89 | 2 |
17 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1:19.814 | 1.768 | C3 | 92 | 2 |
18 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:19.837 | 1.791 | C3 | 95 | 2 |
19 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:19.886 | 1.840 | C3 | 28 | 2 |
20 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:19.928 | 1.882 | C3 | 74 | 2 |
21 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1:19.944 | 1.898 | C3 | 30 | 1 |
22 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1:20.102 | 2.056 | C3 | 67 | 3 |
23 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1:20.433 | 2.387 | C3 | 79 | 2 |
24 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:20.693 | 2.647 | C3 | 88 | 3 |
25 | ジョージ・ラッセル | ウイリアムズ | 1:20.997 | 2.951 | C3 | 17 | 4 |
26 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | 1:21.849 | 3.803 | C3 | 13 | 2 |
27 | ジョージ・ラッセル | ウイリアムズ | 1:25.625 | 7.579 | C3 | 23 | 3 |
順 | ドライバー | チーム | Time | Gap | Tyre | Laps | Day |
1 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1:19.664 | C2 | 72 | 4 | |
2 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:20.127 | 0.463 | C2 | 69 | 1 |
3 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:20.135 | 0.471 | C2 | 81 | 1 |
4 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:20.980 | 1.316 | C2 | 65 | 1 |
5 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1:20.983 | 1.319 | C2 | 44 | 1 |
6 | ロバート・クビカ | ウイリアムズ | 1:21.542 | 1.878 | C2 | 48 | 4 |
タイヤのタイム差
ピレリ発表によるバルセロナにおけるタイヤのタイム差
C | 2018 | Int | Gap |
---|---|---|---|
C5 | (HS) | ||
C4 | (US) | 0.6 | 0.6 |
C3 | (S) | 0.6 | 1.2 |
C2 | (M) | 0.7 | 1.9 |
C1 | (H) | 0.8 | 2.7 |
レッドブルのロングランを見てて
フェルタッペンが17周のロングランを4回やって3回はC3だったけど
C3履いた1周目に1分18秒8くらいのタイムで入ってたんで少なくとも20周分くらいの燃料積んでそれくらい余裕で出せるんだなと。
ベッテル同じ時間に2人でC3のロングランしてたときフェラーリの方がタイムの落ちが大きいなと。
ガスリーのロングランと比べるとやはりフェルスタペンの方がタイヤの使い方が上手い
逆にガスリーはベッテルと似たような感じでタイムが落ちていくので
車の差かドライバーの差かと考えるけど
ルクレールもベッテル同様なんでガスリーが車のポテンシャル引き出せてないだけかなと思う。
フェルスタッペンのC3のロングラン17周の1周目のタイム1分18秒8から
タイヤ差と燃料20周分を考えるとC5だと少なくとも1分16秒5くらいは出せそう。
PUの余裕分考えると去年の予選よりはるかに速くなってる。
4日目のルクレールとガスリーの同じタイヤ同じ時間に走ったロングランもいい比較になる
ガスリーの方が2秒速いラップを刻んでいた。ラップが進んでもタイムギャップは変わらず
フェラーリはセクター1のスピードトラップがレッドブルより10キロ遅いラップを続ける。
10数周でフェラーリはロングランを終了。その後ガスリーは赤旗が出るまでロングランを続け26周走る。
ここから推測出来るのはフェーラーリはフルタンのロングランでレッドブルは少なくとも半分以上積んでたと考えると50キロ違うと1.8秒ギャップでマルコのいう0.2秒後ろに当てはまるが、フェルスタッペンが載るとRB15はフェラーリに負けてない0.3補えるフェルスタッペンって感じ。
レッドブルのリアの限界時の感覚を掴むのは難しいですよ。
他車よりも柔らかく、アクセルオンでリアが沈み出し、粘ると思っていると、限界点が現れる。
ガスリーは1年フェルスタッペンに負けて、腐らない事を祈ります。
デイ4終了時のタイミングモニター( https://youtu.be/dV9TMBlAdm0 )のスクリーンショットを撮っておいたので資料としてどうぞ。ジョビナッツィは最後に帰ってこなかった(汗)ので終了13分前の画面です。その後更新はされなかったはず。
しかしなぜにYoutube配信なんだ。。
そう、なんでYouTube配信なんだ・・。
これ見てラップタイム毎回記入チェックしてる人もいるんだろうけど神だな!
私は今回そこまで分析していない、てかする必要もないと考えてます。
セクターはベストタイムなのか、これ見るとフェラーリ、メルセデスの余裕っぷりがもろに出てますね。
S1のパワー&高速コーナー区間でタイヤ差関係なくタイム削る、S2やS3でそこそこのタイムですから、タイヤ変えればもっと速くなる。
トロロッソは低ダウンフォースでS1でタイム稼いでタイヤでなんとかS2,S3を乗り切ったってな感じ。
こんにちは
まだテスト終了しただけですが、今年は楽しめそうですね
バルセロナはフィニッシュラインの通過速度でエンジンパワーの差がわかりやすい?とかいう情報を見た事がありますが、どうなんでしょうか?
まだ気が早いですが、今年は鈴鹿でホンダが勝つところを見たいなあと思いました。
フィニッシュラインが最終コーナー立ち上がってすぐなので、そこからスピードトラップまでの速度の伸びなどである程度予測ができる。
前衛投影面積などの情報も必要なので、ジャーナリスト達の腕の見せ所かなw
そもそもスピードトラップを公開してくれないと、なんとも言えないですね。
今年の安心感は過去4年間とは比べ物になりません。ニューウェイ+ホンダですよ、もうこれだけでお腹いっぱいなぐらい、夢に見たタッグ!
30年前にF1に空力を持ち込んだ奇才が、未だに悩んで考えて、まだ上を目指しているなんてロマンだなぁ。
管理人さんが仰ってる通りで全開区間に速度計測が2箇所あるので加速の仕方が参考になるサーキットという事ですね。他だとベルギーのオールージュ出口S1からケメルストレートの坂道を登りきった所にあるST、モンツァのパラボリカ出てすぐのFLからストレートエンドのSTが分かりやすいです。
逆に加速幅は大きいけど最初の計測点の速度が遅い場合などはダウンフォース削ってるんだな等と推測もしやすいです。
コンパウンドごとのタイムは解りやすい比較が出来てありがたいです。
これを見る限り、やはり3強はまだまだ余力がありそうな印象です。
テスト2ではどんな変化があるのか?
楽しみです。
あるしおねさんがコメントされてるYouTubeと、オートスポーツライブをスマホで眺めてましたが、Googleの日本語訳はコンパウンドが゛化合物゛となっていたりガスリーは゛気の効いた゛、ストロールなんか゛散歩゛になっていて笑ってしまった(笑)
そう、散歩ですw
私は基本、海外サイトしか見ないのでいつも、散歩ですww
2回目もF1中継やるんだろうか?タイミングはアプリでやってくれ!
Jinさん、いつも楽しみに拝見しています。
ご存知かもしれませんが
F1テストのライブ配信は以下のサイトから見れます。
YouTubeの画面にはデーターや写真がリアルタイムで出てきますが
チャット上にリンク先が時々出てきて、そこをクリックするとライブ映像が見れます。
https://www.youtube.com/channel/UCqUimdPixWSAIaTHmRUWDMQ/community?sub_confirmation=1
時々、ハミルトンや女性のアナウンサーが出てきますけどね。
PUの開発、特に耐久性に関する開発となると、やっぱり車体に載せて距離を走る必要があるのでしょう。昨年のテストでは、メルセデスPUは2500周、フェラーリPUは2400周を回っています。今年もホンダ含めて2000周が目処になるのでしょう。アルファロメオとトロロッソはロングランに積極的に取り組むのに対してレーシングポイントがあまり乗り気でなかったのが気になりました