ベルギーの金曜日プラクティス2に入り各車セッティングの方向性が定まってきた。フェラーリとメルセデスが順当にトップ4を占める。トップタイムはスパが得意のライコネンだった。
ミッドフィールドはフォースインディア、ザウバー、ハースが順当にタイムを上げる。トロロッソホンダはマクラーレンとウィリアムズの前になんとかとどまっている。
ベルギーGPフリー走行②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
ベストセクタースピード(BSP)、ベストスピードトラップ(SPDH)など
タイヤヒストリー
金曜日フリー走行後の情報
- メルセデスとフェラーリは新スペックエンジン(予選でモード解放)
- ペナルティでスタートはボッタス19番手、ヒュルケンベルグ20番手
- メルセデスカスタマーは3基目投入
- リアウィングはほぼモンツァ仕様が大半
各プラクティスのベストラップ
- FP1(路面温度約24℃) 1:44.358(ベッテル:S)
- FP2(路面温度約26℃) 1:43.355(ライコネン:SS)
各タイヤのロングラン平均タイム順
データ元はAMuSより
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
---|---|---|---|---|
1 | ボッタス | 1.48,273 | 5 | SS |
2 | ベッテル | 1.48,675 | 5 | SS |
3 | ハミルトン | 1.48,718 | 7 | SS |
4 | ライコネン | 1.48,740 | 9 | SS |
5 | フェルスタッペン | 1.48,884 | 7 | SS |
6 | サインツ | 1.49,361 | 8 | SS |
7 | ペレス | 1.49,502 | 7 | SS |
8 | リカルド | 1.49,774 | 10 | SS |
9 | ヒュルケンベルグ | 1.49,886 | 7 | SS |
10 | エリクソン | 1.50,321 | 8 | SS |
11 | ガスリー | 1,50,449 | 6 | SS |
12 | グロージャン | 1,50,536 | 8 | SS |
13 | マグヌッセン | 1,50,606 | 8 | SS |
14 | シロトキン | 1.50,709 | 10 | SS |
15 | オコン | 1.50,726 | 13 | SS |
16 | アロンソ | 1.50,767 | 7 | SS |
17 | ルクレール | 1.50,932 | 8 | SS |
18 | ハートレー | 1.51,064 | 13 | SS |
19 | ストロール | 1.51,082 | 10 | SS |
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ボッタス | 1.48,574 | 15 | S |
2 | フェルスタッペン | 1.48,631 | 8 | S |
3 | リカルド | 1.48,974 | 9 | S |
4 | ライコネン | 1.49,082 | 7 | S |
5 | ヒュルケンベルグ | 1.49,694 | 12 | S |
6 | ガスリー | 1.49,819 | 13 | S |
7 | ぺレス | 1.49,853 | 9 | S |
8 | マグヌッセン | 1.49,898 | 8 | S |
9 | エリクソン | 1.50,211 | 4 | S |
10 | シロトキン | 1.50,237 | 11 | S |
11 | ストロール | 1.50,491 | 9 | S |
12 | アロンソ | 1.50,580 | 4 | S |
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ベッテル | 1.48,302 | 12 | M |
2 | ハミルトン | 1.49,184 | 11 | M |
3 | サインツ | 1.49,491 | 11 | M |
4 | ルクレール | 1.49,917 | 5 | M |
5 | グロージャン | 1.49,986 | 9 | M |
6 | ハートレー | 1.50,104 | 7 | M |
7 | バンドーン | 1.51,352 | 10 | M |
トロロッソはFP1では少し期待が膨らんだのですが、FP2に入ってじわじわと離されてしまいました。
Bリーグ勢で特筆はペレスでしょうか。ひとりAリーグに行っちゃった感じですが、チームの問題や来年のシートもほぼ安泰で気分的にに乗れているのかもしれません。
ガスリーのセクタータイムを見るとS1,S3で大きく遅れており、やはりPUの差かなと思えるのですが、メルセデスPUのペレスは置いといてPUでは互角に近いサインツと比較すると、S1で遅れるもS2で取り返している事から、空力の振り方の違いも1周のタイム差になっていると思われます。トロロッソが苦手とする回り込むコーナーの多いS2でタイムを稼いでいるのでやはり空力に頼っている部分が多いのですかね。
予選はウェットの可能性も有り、そうなると前戦の再現で結構いいポジションも期待出来そうですが、FP,予選の様に自由にDRSが使えない決勝(晴れ予想)ではポジションキープが厳しくなりそうで、ここはホンダが頑張って最適なデプロイセッティングでライバルに競り勝ってポイントゲットを期待しています。
サインツはたしか小さなウィングだったはず、S2でタイムが遅いのはそのせいでしょう。
トロロッソはこれ以上ダウンフォースを削ると安定感がなくなると思います。フロアがダウンフォースが不足するショートホイールベースの宿命かな?
意地でもマクラーレンとウィリアムズには勝ってほしいと願います。
トロロッソは余りリヤウイングに種類が無いんですかね?高速コースでもガーニーフラップがあるか無いかぐらいの違いぐらいしかないような。。。。
まあ、ちゃんと見て無いだけなんですが。
フェラーリとかメルセデスは明確に違うウイングを使うので分かりやすいですよね。
まぁまぁその辺は下位チームの台所事情という事で勘弁して上げて下さい(笑)
人員不足ですからホンダのおかげで20憶予算増えてもできる事は限られています。
今回ドラッグを図る上での速度計測ポイントはSPD-Tぐらいしかないのですが、S3の全開区間では最高速度310程度です。
サインツは315、ぺレスやオコンは320ですから、S1とS3のタイムを縮める方法はリアウィングなのは明白です。
トロロッソがそのセッティングに振ったとしてS2で大幅にタイムを落としては意味が無い、またそのダウンフォースレベルの路面入力でタイヤを機能できるか?
今までの経緯からも無理だろうと思うが、奇跡のセッティングポイントを見つけて入賞争いしてほしいです。