近年の空力コンセプトとしてショートノーズが流行になっている。
オーストリアGPにて大幅な改良空力アップデートを導入するとしているマクラーレンがショートノーズコンセプトを導入するとの情報をキャッチしました。
マクラーレンが採用するショートノーズデザインはどっちか?
ショートノーズとは言っても現在は大体2種類の形が存在する。
先端が広がっているものか?先端が尖ったものか?
メルセデスは今年ノーズを細く短くしています。ロータスもこれにそっくりなノーズです。
このデザインでメルセデスはトップを独走していることを考えればこのメルセデスのデザインが最強のトレンドノーズだと思われます。
ウィリアムズ型とも呼ばれる先広がりショートノーズコンセプトです。トロロッソがプレシーズンテストで早速コピーしてました。レッドブルもこのデザインを採用しています。
ショートノーズでは大まかにこの2種類が主流となっています。この違いのよる空力の差はどのような違いがあるのか?私なりの考えを書いていきたいと思います。
まずメルセデス型は空気抵抗が少ない。ノーズの前面投影面積が明らかに少なくなっている事で抵抗を減らしています。イメージとしては空気を切り裂いていく感じがします。
そしてウィリアムズ型は正面から空気をいっぱい取り込んで、マシン下面に空気を呼び込んでディフューザーに流しています。そしてノーズの幅が広いため空気抵抗は少なからずあるでしょう。
マクレーレンは近年ノーズデザインは消極的な印象を受けます。フェラーリやレッドブルが超ハイノーズを選択するなかマクラーレンだけは中間的なノーズな事が多かったです。
空力エンジニアプロドロモウの加入によりどのように変化していくか非常に楽しみな部分でもありますがカッコ悪いデザインだけは勘弁願いたいです。
今回のオーストリアのアップデートは本当に楽しみなってきました。できたらメルセデスのようなカッコいいタイプでお願いしたいです。