予選では地元ベッテルがポールポジション、ハミルトンはQ1通過タイム記録後にハイドロトラブルで15位。同じく地元メルセデスのボッタスが意地の2位。

リカルドとガスリーはパワーユニット交換ペナルティで最後尾スタートとなり申請順により、リカルド19番手、ガスリーは20番手、ハミルトンは14番手スタートとなっています。

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スタート順とタイヤ

ドイツGP決勝レポート

天候は晴れ時々曇り、気温26℃、路面温度43℃でスタートしました。黒い雲が近くに見える途中の雨はあるのか?雨の確率は60%です。

https://www.formula1.com/

スタートではベッテルがホールショット!1周目はさしぶりに接触などの混乱なく終了しています。

3周終了時点でハミルトンは11位までポジションを回復。

3周終了時点

Lap4:ハミルトンはルクレールをパス10位

Lap6:ハミルトンはサインツをパス9位、リカルドは15位まで上がっている。

Lap7:ぺレスはグロージャンをパス7位、ベッテルとボッタスの差は既に3秒となっている。

Lap8:ハミルトンはグロージャンをパス8位

Lap9:ハミルトンはぺレスをパス(ずいぶんあっさりとねw)

Lap10:リカルドはオコンをパス13位

Lap11:ハミルトンはヒュルケンベルグをパス6位

USスタート勢は自己ベストを出せない状態になりました。

Lap14:ハミルトンはマグヌッセンをパス5位

Lap15:ライコネンはSへ、ハミルトンの前へピットアウト4位

Lap17:リカルドはやっとアロンソをパス12位

Lap19:ヒュルケンベルグはMへ16位

Lap20:リカルドはルクレールをパス10位、マグヌッセンはMへ、サインツはMへ、ルクレールはSへ

Lap22:グロージャンはMへ

Lap23:ぺレスはSへ

23周終了時点

Lap26:ベッテルはSへ、ハミルトンの前4位で復帰。オコンはSへ

Lap29:ボッタスはSへ5位、リカルドがターン10の先でストップ

Lap30:フェルスタッペンはSへ

気温は27℃、路面温度45℃になっています。

Lap36:バンドーンはスローダウンしたがいつの間にか復帰?

Lap39:ライコネンに詰まっていたベッテルをやっと前に行かせたフェラーリ、10周以上もベッテルを抑え込む謎作戦だった。

Lap40:エリクソンはUSへ

40周終了時点

Lap43:ハミルトンはUSへ

一部のコーナーで雨が落ちてきました。ターン6のヘアピンは雨となっています。

Lap45:ルクレールとアロンソはインターへ

Lap47:フェルスタッペンはインターへ、ガスリーはレインへ

ベッテルは左フロントウィングのカスケードを飛ばしています。

先に雨用タイヤに交換したドライバーは早すぎたギャンブル作戦になってしまい、スリックに戻しています。

スタジアムセクションで雨が強くなっています。

Lap52:雨が強まる中スリックで走り続けたベッテルはターン13で痛恨のコースアウトクラッシュしてしまいました。SCとなっています。各車緊急ピットインほとんどの車はUSへ。ハミルトンはピットロードを走っていて強引にコースに復帰したがペナルティはあるのか?

シロトキンはマシントラブルでストップ。ストロールも止まっています。

58周目よりレース再開:ボッタスがハミルトンに襲い掛かるが、すぐにチームオーダーが出されて間隔を空けました。バルテリ!ソーリー。メルセデス素早い対応でしたね。

58周終了時点

ハートレーが入賞圏内の9位に上がっています。

サインツはセーフティカー中の追い抜きをしたため10秒ペナルティ

Lap64:ハートレーはグロージャンとサインツに抜かれ11位まで下がっています。

67周終了:ハミルトンがまさかのトップチェッカー!ボッタスが2位で地元メルセデスの1,2フィニッシュとなりました。

トロロッソホンダはハートレーが久々の10位入賞となりました。

ドイツGP決勝結果

No ドライバー チーム Lap ピット
1 44 ルイス ハミルトン Mercedes 67 1:32’29.845 1
2 77 バルテリ ボッタス Mercedes 67 4.535 2
3 7 キミ ライコネン Ferrari 67 6.732 2
4 33 マックス フェルスタッペン Red Bull 67 7.654 3
5 27 ニコ ヒュルケンベルグ Renault 67 26.609 3
6 8 ロマン グロージャン Haas 67 28.871 3
7 11 セルジオ ペレス Force India 67 30.556 1
8 31 エステバン オコン Force India 67 31.750 1
9 9 マーカス エリクソン Sauber 67 32.362 1
10 28 ブレンドン ハートレー Toro Rosso 67 34.197 2
11 20 ケビン マグヌッセン Haas 67 34.919 3
12 55 カルロス サインツ Jr. Renault 67 43.069 3
13 2 ストフェル バンドーン McLaren 67 46.617 2
14 10 ピエール ガスリー Toro Rosso 66 1 Lap 2
15 16 シャルル ルクレール Sauber 66 1 Lap 3
16 14 フェルナンド アロンソ McLaren 65 2 Laps 4
dnf 18 ランス ストロール Williams 53 14 Laps 3
dnf 5 セバスチャン ベッテル Ferrari 51 16 Laps 1
dnf 35 セルゲイ シロトキン Williams 51 16 Laps 2
dnf 3 ダニエル リカルド Red Bull 27 40 Laps


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まとめ

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ハミルトンがまさかまさかの大逆転勝利!

43周目ぐらいから降った雨が大混乱のレースを演出、後半にUSを選択したことがハミルトンを助けた。結果的には雨用タイヤで走る事はギャンブル過ぎたようです。

ハミルトンの一部濡れたコースをスリックで走る技術は天下一品。

地元ベッテルの勝利を嘆くかのように、はたまたドイツGPが最後の開催になるかもしれないのを嘆くかのように表彰式では大雨が落ちてきました。

 

ルクレールは雨の中スリックでスピンを連発し若さを露呈している。フェラーリをドライブするにはまだまだ経験が足りないなぁっとちょっと思った。エリクソンは堅実に走り久々の入賞。

 

序盤から全く勝負出来ていなかったトロロッソホンダ勢、雨が降った時にガスリーはギャンブルでレインタイヤに交換して大幅にポジションを落とす。

ハートレーは29周目にMへ、SC中にUSへ交換しており理想的なピットストップでポジションアップ。フィニッシュ時点で11位だが前のサインツが10秒ペナルティのため10位入賞となっている。

速さと言う点でははっきりと力が足りなったが、最後はUSでのロングランペースが良かった事がポジションキープに繋がっている。

ベッテルは地元優勝できずに残念だったけど、チャンピオンシップはまだまだわからないねぇ。