スペインGPでは金曜日でライコネンがストップ、決勝でもストップしている。ハートレーは土曜日にモノコックとパワーユニットが分離するほどのクラッシュのため全交換を決定。
まだ5戦目だと言うのに各車色々なトラブルが発生している、リビルド可能なのかなどわからない部分は多いけど、使用状況確認しておきます。
R5スペインGP終了後パワーユニット使用状況
No | Car | Driver | ICE | TC | MGU-H | MGU-K | ES | CE |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
44 | Mercedes | L.ハミルトン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
77 | Mercedes | V.ボッタス | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 |
05 | Ferrari | S.ベッテル | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
07 | Ferrari | K.ライコネン | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
03 | Red Bull | D.リカルド | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
33 | Red Bull | M.フェルスタッペン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
11 | Force India | S.ペレス | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
31 | Force India | E.オコン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
18 | Williams | L.ストロール | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
35 | Williams | S.シロトキン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
27 | Renault | N.ヒュルケンベルグ | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 |
55 | Renault | C.サインツ Jr. | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 |
28 | Toro Rosso | B.ハートレー | 2 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 |
10 | Toro Rosso | P.ガスリー | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
08 | Haas | R.グロージャン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
20 | Haas | K.マグヌッセン | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 |
14 | McLaren | F.アロンソ | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 |
02 | McLaren | S.バンドーン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
09 | Sauber | M.エリクソン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
16 | Sauber | S.ルクレール | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
4~5戦までの各車交換理由
- バンドーン:スペイン金曜日にCE交換(詳細不明)
- ライコネン:スペイン金曜日に白煙を上げるトラブルのため、ICE,TC,MGU-Hを交換
- アロンソ:スペイン金曜日にTCを交換(詳細不明)
- ハートレー:スペインFP3にてクラッシュしたため大事をとって、ICE,TC,MGU-H,MGU-K,ES,CEを交換
スペイン決勝における懸念事項
- ライコネン:パワーダウントラブル(電気系の疑い)
- オコン:油圧漏れによるリタイア
- バンドーン:ギアボックストラブル
まとめ
フェラーリのライコネンが心配ですね。白煙を上げた事でICE,TCのトラブルが疑わしいが、新品なのに決勝でもストップ。
ハートレーの全交換はクラッシュでダメージ懸念があるためなので、手作業による調査を経て再使用できるか判断します。
リビルド可能であれば、金曜日用として使われていくでしょう。
ホンダに関しては、昨年と比べて驚くほど信頼性が高く、スタートベースは固まった。ここからはパワーアップがまず求められる。
噂ではアップデートはカナダGPが濃厚だという事、バルセロナインシーズンテストにて、新コンポーネントの評価をするとの話もあります。
今年のホンダは頼もしいですねぇ。
見れば見るほど年間3基制限の意味がわからない。こんなルールは早く撤廃してもらいたいと思います。
それにしても、ホンダはここまでよく我慢してきましたね。今年はともかく、来年は表彰台に誰かが上がるかもしれませんね。
今年はダメだった規制緩和、2021年に緩和するというF1側の発言があるけど、2019年は変えられないのか?
空力規制は強行するくせに、PU規制緩和は強行できないのか。
PUの規制は、F1の年間予算削減の話にも絡んでいるので…色んな立場のチームがあって、一筋縄ではいかないんでしょうね。
ドライバーのせいではないPU関連の交換の場合だけでも、グリッドペナルティをなくすなりの規制緩和は早くして欲しいのですが…。
例えば…ドライバーズランキングのポイントはそのままで、コンストラクターズランキングのポイントをイジるのは…どうでしょう?。
全戦21試合を…PU①機で乗り切ったドライバーのマシンが獲得したコンストラクターズポイントは、×2倍に。以下…
PU①機 ×2.0倍
〃 ②機 ×1.6倍
〃 ③機 ×1.3倍
〃 ④機 ×1.0倍
〃 ⑤機 ×0.7倍
〃 ⑥機 ×0.4倍
〃 ⑦機以上使用 ×0.1倍
…くらいの倍率にしておき、例えばメルセデスのハミルトンが、奇跡の全戦優勝・しかもPU①機でだとしたら、
25点(1位) × 21戦 = 525点(ドライバーズポイント)
ですが、
ハミルトン分(メルセデス)の
コンストラクターズポイントは、
525点 × 2倍(①機) = 1050点 となる。
例えばルノーのサインツが、奇跡の全戦優勝・しかしPUはパワーアップのために3戦ごとに交換しPU⑦機以上使用なら、
25点(1位) × 21戦 = 525点(ドライバーズポイント)
ですが、
サインツ分(ルノー)の
コンストラクターズポイントは、
525点 × 0.1倍(⑦機) = 52.5点 となる。
これならF1主催者側の意向であるPU③機以内を守ったチームほど、コンストラクターズランキングも上がり、年間予算の分配金も増える可能性がある。
とりあえず、早くメルセデスやフェラーリのPU並みのパワーアップがしたいホンダの様な立場なら、トロ・ロッソにはコンストラクターズランキングは1年間だけ少し諦めてもらい(その代わりスポンサーとして予算の手助けをしてもらい)、⑦機以上のPU投入でメルセデスなどの差を縮める作戦がとれるのでは?。
これでドライバーのグリッドペナルティも無しで、犠牲はコンストラクターズポイント(ランキング)に!!。
メルセデスワークスあたりは王者の風格で、強い上に信頼性もある事を証明するために…年間②〜③機を目指し、コンストラクターズポイントも大量ゲットで面目躍如だし、新規参入組にもわかりやすく、グリッドペナルティという茶番も無し。
どうでしょう?。
ポイントを減らしたり加算したりは、絶対に受け入れられないでしょうが、なかなか面白い提案ですねw
私の超単純案
まずはオール5基まで増やす。そして6基目以降のペナルティは分配金の減少で対応。
まぁこれでもチームは絶対に受けいれないでしょうけどw