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カタロニアサーキットはスムーズな路面と言うところがキーポイントになっているようです。マシンのピッチング(上下動)に対する影響が出にくいため、風洞実験通り車が動く予定、ですが強風が最大の敵。

トップチームは相変わらずの速さを見せつけるが、コーナーアプローチ時に挙動を乱してコースアウトが頻繁に起こっています。FP1でまさかリカルドが壁に刺さるとは思わなかったけど、FP2のグロージャンはベテランらしからなるミスだろう。

フリー走行①②のデータ分析していきます。

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ベストラップ分析

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中高速コーナーが多く、コーナーアベレージスピードが大事なカタロニア。

トップ3のベストラップ時のセクタータイムと通過スピード

ドライバー SPD T S1 S2 S3 タイム ギャップ Tyre FP
1 V.ボッタス 311 22.090 28.994 27.064 1:18.148 S(11) 1
283 293 283
2 L.ハミルトン 315 22.001 29.141 27.117 1:18.259 0.111 S(6) 2
290 293 283
3 D.リカルド 308 22.246 29.235 26.911 1:18.392 0.244 S(10) 2
281 287 281

ベストラップはFP1でのボッタス、しかもソフトタイヤ11周目だと?!

FP1は路面温度35℃、FP2は43℃で終了している。風や路面のラバー具合などなど、本当のクリアラップは誰も走れていないのが現状なんでしょうね。

新しいタイヤのピークポイントがわからないのかもしれない。燃料少な目でのSSはどうも使いづらそうな感じ。

トロロッソホンダとライバルチーム

ドライバー SPD T S1 S2 S3 タイム GASgap Tyre FP
7 R.グロージャン 313 22.150 29.451 27.978 1:19.579 -0.794 SS(5) 2
289 294 284
9 S.バンドーン 309 22.366 29.741 27.615 1:19.722 -0.651 SS(6) 2
284 289 280
10 S.ペレス 314 22.389 30.000 27.573 1:19.962 -0.411 S(11) 2
279 295 281
13 ヒュルケンベルグ 312 22.339 30.080 27.764 1:20.183 -0.190 SS(3) 2
285 292 282
14 P.ガスリー 309 22.618 30.074 27.681 1:20.373 SS(3) 2
282 293 277

セクター3が速いガスリー、低速コーナーが速いって言っているのは本当だな。

中高速セクションでは厳しいタイムが並んでいる、通過速度はそんなに遅れていないって事は、ターンインからアペックス部分が遅いんでしょうね。

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ロングラン分析

inlap、outlap、トラフィックのラップを除外したタイヤ別平均タイム順

ドライバー 平均ラップ スティント Tyre
1 フェルスタッペン 1.22,655 15 SS
2 リカルド 1.22,889 10 SS
3 ベッテル 1.22,917 14 SS
4 ボッタス 1.22,952 9 SS
5 ハミルトン 1.23,350 9 SS
6 グロージャン 1.23,362 13 SS
7 バンドーン 1.23,436 8 SS
8 ヒュルケンベルグ 1.23,631 6 SS
9 マグヌッセン 1.23,848 12 SS
10 ペレス 1.24,242 10 SS
11 ガスリー 1.24,463 10 SS
12 オコン 1.24,465 10 SS
13 シロトキン 1.25,386 13 SS
ドライバー 平均ラップ スティント Tyre
1 フェルスタッペン 1.21,121 14 S
2 ベッテル 1.21,342 6 S
3 リカルド 1.21,429 13 S
4 ハミルトン 1.21,827 19 S
5 マグヌッセン 1.22,692 13 S
6 オコン 1.23,211 9 S
7 バンドーン 1.23,313 8 S
8 サインツ 1.23,600 11 S
9 ガスリー 1.23,600 9 S
10 エリクソン 1.25,275 19 S
ドライバー 平均ラップ スティント Tyre
1 ボッタス 1.21,765 18 M
2 ヒュルケンベルグ 1.23,364 19 M
3 アロンソ 1.23,558 7 M
4 ルクレール 1.23,889 9 M
5 ハートレー 1.24,523 15 M
6 ストロール 1.24,678 14 M

ロングランペースでもつらそうなトロロッソですね。

予選用SSではメルセデスがやっぱりダメみたい、ハミルトンは悩みっぱなし。ミディアムのボッタスが驚異的。ミディアムはヒュルケンベルグが30周使っているけどデグラを感じさせないラップタイムです。

前回快走したルノーが低迷、バランスがうんたらかんたらw

今回持ち込まれたピレリタイヤは0.2mm薄いと思っていたら、0.4mmだそうです。間違ってました申し訳ありません。

 

SSは15周が限度でしょうか、トップ3はQ2をSクリアは確実かな。まさかS⇒Mのワンストップとかないよなぁ・・。

土曜日は現地17:00前後から雷雨予報があります。予選はなんとかドライでおこなってほしいですね。