F1は2016年より各グランプリにおけるタイヤの選択幅が3種類になる。

ピレリは新たにドライ用ウルトラソフトタイヤを導入する事が決定しFIAでも承認されました。

201512pirelli

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2016年のF1で仕様されるドライタイヤの種類

  1. ウルトラソフト
  2. スーパーソフト
  3. ソフト
  4. ミディアム
  5. ハード

各GPごとに使えるセット数は2015年と同様に13セットになります。

 

グランプリごとに事前にピレリが3種類を決定する

  • 各グランプリごとに事前にピレリが3種類のタイヤを決定します。
  • その内3セットはピレリが決定して全車共通の種類になります。(1セットはQ3用)
  • 残り10セットはドライバーごとに自由に選択する。(ただし期日までに事前に決定)

 

かなーり細かい部分を省略してみましたが、この10セットの自由選択が本当に難しいですね。

しかも各ドライバーごとに設定可能なんで、チーム内で作戦が完全に別れることになりますね。

 

しかも、締め切り日がまだ正式発表されていませんが、各ドライバーが選択したタイヤセットは2週間まで公開されないとしているため最低でも4週間前にはなりそうですね。

※追記:2015.12.10

タイヤ自由選択のFIAの通知期限は以下です。

  • ヨーロッパのグランプリは開始日の8週間(56日)以上前まで
  • その他のグランプリは開始日の14週間(98日)以上前まで

私が考えていた期日より相当長いです。製造から船便による運送を考慮してとのことですが、製造に関しては各種タイヤを多めに持っていれば済む話だと思うのですが・・・。

ピレリとしては余分な在庫すら持ちたくないと言う事なんでしょうね。

 

各チームのエンジニアは相当頭を悩ませているはずです。もちろん現在はシュミュレーターによってある程度戦略がたてられてタイヤ選択もほぼコンピューターまかせになるでしょうが、それでも最後はやっぱりエンジニアとドライバーによる決定がグランプリごとに行われていくでしょう。

タイヤの返却ルール2016年バージョン

2015年と同様にQ3に進出したドライバーは、Q2での最速タイムを記録したタイヤでスタートしなければならない。Q3に進出できなかったドライバーはQ3用のタイヤをレースで使用できる。

タイヤの返却ルールはこちら

  1. フリー走行の最初の40分で使用した1セット
  2. フリー走行①中に使用した1セット
  3. フリー走行②で使用した2セット
  4. フリー走行③で使用した2セット
  5. Q3で使用した柔らかい方のタイヤ(Q3進出者のみ適用)

 

フリー走行では6セットの返却が義務付けられ、ピレリが指定した3セットはフリー走行で返却できない。

予選前のタイヤセットは各ドライバー共に以下の状態に

  • ピレリが指定した3セット
  • 自由選択した4セット

実質、予選前のタイヤセットは6セットとなる。(1セットはQ3専用のため)

この6セットでQ1、Q2、Q3のアタックをしなければならないし、決勝レースではピレリが指定したタイヤのどちらか1種類を必ず使わなければならない。

 

決勝スタート前だと予選Q3進出のドライバーは

  • ピレリが指定した2セット
  • 自由選択した4セット

予選Q2以下敗退したドライバーは

  • ピレリが指定した3セット(1セットは1番柔らかい新品タイヤ)
  • 自由選択した4セット

 

こうして決勝レース前時点でのタイヤの状況を考えると、より柔らかいタイヤの新品を残せるかで決勝でのポジション変化などに、多くの影響を与えそうです。

 

実際レースが始まってみて、タイヤ戦略の違いが視聴者に伝わるのか?そこが疑問ですね。あまりに難しい数学の問題をつきつけられているような感覚を覚えます。

 

もう少しわかりやすい方法は無かったのか?2017年にまた変わる可能性もありますね。