開幕前テストが最終日になり、各チームとも順調にテストプログラムを消化しています。とくに最終日は予選想定のアタックラップが頻繁に行われました。

注目のマクラーレンホンダは以前、電装系トラブルに四苦八苦しており修正できずに走行すら満足に行えていません。根本的な設計ミスが原因でしょう。

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バルセロナテスト最終日の模様

https://www.formula1.com/

キミ・ライコネンのスーパーソフトタイヤでのアタックラップが、1分18秒634を記録しています。その他合計6名のドライバーが1分20秒の壁を突破していて、たしかに今年のF1は速くなったと実感しています。

F1公式動画にて昨年のスペインGP予選ポール動画との比較がありますのでご覧ください⇩

https://www.formula1.com/en/video/2017/3/Onboard_comparison__2017_vs_2016_at_Barcelona.html

加速はそれほど変わりませんが、コーナーでダントツに速くなっていますね、特に立ち上がり加速時の車体が安定しています。いつもテスト番長的なフェラーリですけど今年本気で期待できそう。

ピレリ発表のベストタイム時のタイヤ状況です⇩

ルノーエンジン勢は、一部に不安を抱えながらもテストを消化、レッドブルはともかくトロロッソとルノーも1分19秒台のタイムをマークしている。タイヤの違いや燃料の搭載量の違いがあるので、これでチームの本当の強さがわかるわけではないですが、それなりのポテンシャルがあることは事実です。

 

マクラーレンホンダはアロンソが走行を担当してたったの43周しかできていません。午前中に2度も停止していてまったくもって走り込みができないでいます。

各チームはセッティングを色々試し検証しているのに対し、マクラーレンは動作確認に追われています。オフシーズンにホンダは大丈夫だと発言していたアロンソが本当にかわいそう。残念ながら開幕戦はテストGPとしての扱いになりますねこれは。

ホンダ責任者長谷川さんのコメント

「テスト最終日もまた、チーム全員にとって厳しい一日になりました。昨夜、調査を行い、パーツを交換したにもかかわらず、またもや電気系トラブルに見舞われたのは残念です」

「そのために今日のテスト作業のうち、かなりの大部分を、マシンがパワーを失うという問題を引き起こしている原因の特定に費やしました。その結果、走行プランを変更せざるを得ず、困難な一日になりました。しかし午後にはテストプログラムの重要な部分を完了し、多少挽回することができたと思います」

電装系の電流絶縁が出来ていない箇所があるトラブルですけど、まだ原因究明できていないようで、先行き不透明感が漂ってます。ホンダ情けないぞ、がんばれサクラのエンジニア!

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フェラーリの変なサイドポッドのいい角度から撮った画像です。

https://www.formula1.com/

 

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前から見ると一見つながっているように見えたり、上に穴が開いてるように見えたりしていましたがこの画像を見るとサイドポット前にウィング状のパーツがあることがわかります。

一部分のみ繋がっていて、サイドポットに綺麗に空気を流したいためのパーツだという事がわかりますね。

気になる効果はサイドポッドに沿って整流された空気が、リアウィングやディフューザーの効果を上げると推測できます。どのチームもこのようなパーツを付けていますがフェラーリのは群を抜いて変です。

F1公式バルセロナテスト最終日の動画

F1公式のテスト最終日のまとめ動画です⇩

https://www.formula1.com/en/video/2017/3/Second_pre-season_test__Final_day_summary.html

次にF1の走行が見れるのは開幕戦となります。

開幕戦オーストラリアGPの放送スケジュールはこちらです⇩

F1グランプリ放送日程はこちら:オーストラリアGPの日本時間