フェラーリ移籍2戦目でベッテルが優勝!メルセデスを早くも破る快走!
1 S.ベッテル /フェラーリ /1:41:05.793/ 2
2 L.ハミルトン /メルセデスAMG/ +8.569/ 3
3 N.ロズベルグ /メルセデスAMG/ +12.310/ 3
4 K.ライコネン/ フェラーリ /+53.822/ 3
5 V.ボッタス/ ウィリアムズ /+1:10.409/ 3
6 F.マッサ/ ウィリアムズ /+1:13.586/ 3
7 M.フェルスタッペン/ トロ・ロッソ /+1:39.085/ 3
8 C.サインツ /トロ・ロッソ /+ 1Lap /2
9 D.クビアト/ レッドブル/ + 1Lap/ 3
10 D.リカルド /レッドブル /+ 1Lap /3
11 R.グロージャン /ロータス /+ 1Lap/ 3
12 F.ナスル /ザウバー + 1Lap/ 4
13 S.ペレス /フォース・インディア /+ 1Lap /2
14 N.ヒュルケンベルグ /フォース・インディア /+ 1Lap /3
15 R.メルヒ /マノー /+ 3Laps/ 3
– P.マルドナード /ロータス/ リタイア /3
– J.バトン /マクラーレン/ リタイア /4
– F.アロンソ /マクラーレン/ リタイア/ 1
– M.エリクソン /ザウバー /リタイア/ 0
– W.スティーブンス/ マノー /予選落ち /0
※順位 ドライバー/チーム/タイム差/ピット数
フェラーリのベッテルが戦略勝ち!逃げ切る!
4週目にエリクソンがスピンしてコース脇の砂利にスタックしてしまった。ここでセパンのオフィシャルはこれを撤去するためにセーフティーカーを選択した。各車ここでほとんどがピットインでタイヤ交換をすませる。
メルセデスの2人がピットインする中ステイアウトしたベッテルがトップで2番手にヒュルケンベルクがつけていた。7週目にレースが再開しヒュルケンベルクが大渋滞をつくりだしてる隙にベッテルは1周あたり2.6秒も速いタイムで大量にリードを築く。ハミルトンが2番手に上がったころには約10秒以上の差がついていた。
圧巻だったのは約18周しか保たないとされるミディアムタイヤ(予選で3周使ったもの)を、2スティント目の17~37週目までの20周もの間をペースを落とすこと無く保たせた事だ。ここで完全に勝負は決まっていた。最後にハードタイヤに交換したベッテルはそのままリードを保って見事な勝利を上げた。
ライコネンは11位から4位フィニッシュ
予選では運がなかったライコネンは決勝でも3週目にザウバーのナスルに当てられ左リアタイヤがパンクした。しかしここでのピットインのタイムロスがセーフティカーのおかげで最小限になる。しかし最後方まで落ちてしまった。
ここからはレースペースとピット戦略で4位まで這い上がってきた。もしあのパンクがなかったら表彰台にはライコネンの姿もあったかもしれない。フェラーリ2台ともレースペースが素晴らしかった。
マクラーレンホンダは2人共にリタイア
今回目覚ましい改善をしてきたマクラーレンホンダ、レースでもまずまずのペースで周回していた。今回もフォースインディアとのバトルを見せてくれたが、リタイアとなってしまった。
あと少しの改善で前のフォースインディアと勝負ができそうだ、次の中国グランプリに期待しよう。
今回のマレーシアGPの演出家エリクソンに拍手
ザウバーのエリクソンは今回素晴らしい仕事をしてくれたと思います。演出家と呼んでもいいでしょう。
予選ではQ2で渋滞をつくりライコネンを敗退させ自らは10位でQ3初進出。決勝ではあのスピンでセーフティーカーを引き出してくれた。各チームのタイヤ戦略に影響を与えたエリクソンいい演出でした、ありがとう。次は走りで頑張ってください。