F1で現在定められている燃料流入量が100kg/hとなっている。この数値では高回転域で燃料不足になり高回転域まで回してもパワーは得られない。
そこである疑惑が持ち上げられた。燃料流入量計と燃料噴射インジェクターの間にタンクがあり燃料を貯めているのではないか?
貯めておいて燃料はある回転域に達すると使用され瞬間的に100kg/hを超えることができると言うものだ。それによってパワーが得られ加速性能などを著しく向上される。
この話題はすべて机上の空論にすぎません。証拠がないんですから。
今回この疑惑が上がったのは2015年型フェラーリエンジンだという事です。燃料流入量が不自然な数値だったらしい。
スペインGPの最中に、燃料流量について新たな通達をFIAが出した。その通達が出されたのは公式予選が終了した5分後で送り先は全チームだったらしい。
しかしながらこの疑惑が本当ならフェラーリすごいなぁ。規定の穴を見つけるための頭脳チームがあるんじゃないかってぐらい色々見つけてくるんですね。
エンジンの開発期間の抜け穴を見つけたのもフェラーリですしね。
ともあれこれで燃料流量に関してはイコールコンディションになったのは間違いないでしょう。
今後の開発においてメルセデスも進歩するでしょうが、それよりも他のエンジンマニュファクチャラーの改善幅の方が大きいので見た目上は差はつまっていきますが微妙な差は確実に残ります。
何年後かにその微妙な差が勝敗を分ける時が来ますのでそれに向かって開発を止めることはありません。