2015年オーストラリアGPがF1デビュー戦となった3人のルーキー達、C・サインツ、M・フェルスタッペン、F・ナスルを身勝手ながら評価していきます。
F・ナスルは5位入賞で最高のドライブを展開
ナスルは予選ではQ3には進めないが11位のポジションを得た、決勝では前のロータス2台が早々に消えたためポジションアップできた。運にも恵まれたナスルだがそのレースペースは圧巻だったレッドブルのリカルドを完全に抑えこんでしまった。
フェラーリエンジンが今年大幅なパワーアップを果たしこともこの快走の助けになっている。今年のフェラーリエンジンはパワー効率とドライバビリティーが格段に向上している。
トロロッソの二人は明暗わかれる
C・サインツは終始フェルスタッペンよりも上につけていた予選ではQ3まで進出し8位を獲得した、しかし決勝ではレースペースに苦戦していた。これはルノーエンジンのドライバリティーの影響と思われる。
そしてこのコースの特性上、加速と減速を繰り返すサーキットでエンジンパワーの差が決勝のレースペースにかなり影響する。決勝ではポジションを落とし9位でフィニッシュラインを通過した。
一方M・フェルスタッペンはところどころ光る走りを見せるが、35周目にエンジントラブルでリタイアとなってしまった。ポイント圏内を走っていただけに残念でならない。しかしまだまだ経験不足なのは否めない、終始サインツより遅れてしまっていた。
10点満点にすると
C・サインツ 8.5
M・フェルスタッペン 8.0
F・ナスル 9.0
こんな感じのオーストラリアGPだったんではないかと思います。フェルスタッペンはマシントラブルに泣かされてしまったがデビューレースであの落ち着きぶりは相当なもんですね。お父さんのヨスの方が苛ついてましたし(笑)
サインツとナスルは申し分無し本当にいいレースをしたと思います。今後もこの3人の絡み合いに期待していきます。ただマシン的にトロロッソが不利なのでルノーには頑張ってもらないとなりませんね。