今年のロータスにはかなり期待しています。2014年ルノーエンジンの大誤算とマシン開発の大誤算と、もはや手の付けられない状況になってしまっていたロータス。

2015年はマクラーレンがメルセデスからホンダにスイッチしたために空いたメルセデスエンジン供給枠を掴んだ。2014年よりの最強エンジンメルセデスを手に入れたことによってロータスの運命は大きく変わるでしょう。

 

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シャシー製作はトップクラスの実力

元ルノーワークスチームだけあって、2012年、2013年にキミ・ライコネンと契約した事によりそのマシンのポテンシャルが引き出され共に1勝を上げる活躍を見せた。タイヤにやさしいマシンだったと言う事でラップタイムが安定し決勝ではいつもいいところにつけていた。

2014年は冒険しすぎたのか奇っ怪なマシンをつくってしまった。明らかにパフォーマンス不足だったの否めない。

2014年型ロータスE22
2014年型ロータスE22

2015年はしっかりと周りをしっかり分析し冒険はせずにコンサバティブな感じに仕上げてきた。トレンドのショートノーズを採用している。

2015年型ロータスE23
2015年型ロータスE23

このスタイリングなんとなくメルセデスAMGにそっくりなんですよね、ショートノーズコンセプトなのはわかりますが、ノーズの処理が本当に似ているし、しかも綺麗なんですよね。ここまでノーズの処理が綺麗なマシンはメルセデスとロータスぐらいでしょうか。

今年のマシンもロータス伝統のタイヤにやさしいマシンであればセカンドグループに混じってのレース展開もありえます。

 

しかし開幕戦のオーストラリアGPではグロージャンがスタートできずにリタイア、マルドナードが1周めにクラッシュし2台揃って早々にリタイヤしてしまった。マシンの実力はまだわからない状況です。

 

それだけにマシンの改善がすすめばウィリアムズ、フェラーリあたりの絡み合いにぜひ参加してほしいのがロータスチームだ。

 

次戦のマレーシアGPではロングストレートが2本あるためにまたもメルセデス有利と思われるので、ぜひ挽回してもらいたい。