カナダGP決勝結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム差 | ピット |
---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:31:05.296 | 1 |
2 | S.ベッテル | フェラーリ | +5.011 | 2 |
3 | V.ボッタス | ウィリアムズ | +46.422 | 1 |
4 | M.フェルスタッペン | レッドブル | +53.020 | 2 |
5 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | +1:02.093 | 2 |
6 | K.ライコネン | フェラーリ | +1:03.017 | 2 |
7 | D.リカルド | レッドブル | +1:03.634 | 2 |
8 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | + 1Lap | 2 |
9 | C.サインツ | トロ・ロッソ | + 1Lap | 2 |
10 | S.ペレス | フォース・インディア | + 1Lap | 2 |
11 | F.アロンソ | マクラーレン | + 1Lap | 1 |
12 | D.クビアト | トロ・ロッソ | + 1Lap | 2 |
13 | E.グティエレス | ハース | + 2Laps | 2 |
14 | R.グロージャン | ハース | + 2Laps | 3 |
15 | M.エリクソン | ザウバー | + 2Laps | 2 |
16 | K.マグヌッセン | ルノー | + 2Laps | 1 |
17 | P.ウェーレイン | マノー | + 2Laps | 2 |
18 | F.ナスル | ザウバー | + 2Laps | 2 |
19 | R.ハリアント | マノー | + 2Laps | 2 |
– | F.マッサ | ウィリアムズ | Overheating | 2 |
– | J.パーマー | ルノー | エンジン | 1 |
– | J.バトン | マクラーレン | エンジン | 0 |
ハミルトンがモナコに引き続き1ストップで優勝!
最悪のスタートだったハミルトンとロズベルグは1コーナーでベッテルに先に行かれると、ハミルトンはロズベルグを押し出すかっこうで接触。
ロズベルグは一時11位までポジションダウンしてしまう。
ベッテル、ハミルトンはほぼ同等のタイムでラップを重ねていく、11周目にバトンがストレートで止まりVSCが導入されるとフェラーリはベッテル、ライコネンともにピットインを指示スーパーソフトへタイヤ交換する。
ここでステイアウトしたハミルトンは、ウルトラで24周目までひっぱりソフトへ交換。
対するベッテルはハミルトンのピットインで一時トップへと返り咲くが37周目にピットインしてソフトへ交換、再度ハミルトンの後ろへ。
ここで勝負あり、ハミルトンのソフトは大したダメージもなく46周走り切れてしまった。ベッテルのソフトは終盤あまり状態が良くないようだった。
ハミルトンのトラックポジションキープ作戦は今回も成功した。
ハミルトンは序盤ベッテルに近づきすぎないように慎重に走行していた。前走車の乱流によるタイヤへダメージを受けないために、その甲斐あって24周目までウルトラソフトを使えた事が勝利に繋がった。
忍耐のハミルトンVS行動のベッテル
カナダGPの決勝のシナリオは、私的には面白かったです。
ウィリアムズのボッタスもハミルトン同様の作戦をとり、3位表彰台を掴みとった。
ウィリアムズのさしぶりの表彰台はいいですね、高速サーキットでは強い事が証明できました。来週のバクーでも何か見せてくれるかもですね。
マクラーレンホンダは惜しくも11位のアロンソ
10位グリッドから発進したアロンソは1ストップで走り切り惜しくも11位完走でした。
今のホンダの実力からして順当な結果ですね、ラップタイムペースでトップから常に1.5秒遅いのでお話になりません。回生パワーが上がっても肝心のエンジン本体のパワー不足と燃費の悪さによりこれ以上のペースアップは望めません。
全開率の高いサーキットではこういった状況は今年いっぱい続いてしまうでしょう。来週のバクーはどうだろか?高速と低速コーナーのミックスでどうなるか?
結果としてまたも11、12位ぐらいな予感が・・・。
カナダGPハイライト動画です⇩
https://www.formula1.com/en/video/2016/6/Race_highlights_-_Canada_2016.html