悪天候のため、予選と決勝を同日に開催したアメリカGPは、ハミルトンの優勝そしてドライバーズタイトルが確定した。
アメリカGP予選結果
1 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:56.824
2 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:56.929
3 D.リカルド レッドブル 1:57.969
4 D.クビアト レッドブル 1:58.434
5 S.ベッテル フェラーリ 1:58.596
6 S.ペレス フォース・インディア 1:59.210
7 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1:59.333
8 K.ライコネン フェラーリ 1:59.703
9 F.マッサ ウィリアムズ 1:59.999
10 M.フェルスタッペン トロ・ロッソ 2:00.199
11 F.アロンソ マクラーレン 2:00.265
12 V.ボッタス ウィリアムズ 2:00.334
13 R.グロージャン ロータス 2:00.595
14 J.バトン マクラーレン 2:01.193
15 P.マルドナード ロータス 2:01.604
16 M.エリクソン ザウバー 2:02.212
17 F.ナスル ザウバー 2:03.194
18 A.ロッシ マノー 2:04.176
19 W.スティーブンス マノー 2:04.526
20 C.サインツ トロ・ロッソ 2:07.304
※順位 ドライバー チーム ベストタイム
予選は大雨のためQ2で終了しています。
アメリカGP決勝結果
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:50:52.703 /2
2 N.ロズベルグ メルセデスAMG +2.850 /2
3 S.ベッテル フェラーリ +3.381 /3
4 M.フェルスタッペン トロ・ロッソ +22.359 /1
5 S.ペレス フォース・インディア +24.413 /2
6 J.バトン マクラーレン +28.058 /3
7 C.サインツ トロ・ロッソ +30.619 /3
8 P.マルドナード ロータス +32.273 /3
9 F.ナスル ザウバー +40.257 /5
10 D.リカルド レッドブル +53.371 /3
11 F.アロンソ マクラーレン +54.816 /3
12 A.ロッシ マノー +1:15.277 /3
– D.クビアト レッドブル アクシデント /2
– N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア アクシデント /2
– M.エリクソン ザウバー 電気系統 /2
– K.ライコネン フェラーリ ブレーキ /2
– F.マッサ ウィリアムズ サスペンション /2
– R.グロージャン ロータス ブレーキ /2
– V.ボッタス ウィリアムズ サスペンション /2
– W.スティーブンス マノー ブレーキ /1
※順位 ドライバー/チーム/タイム差/ピット数
ハミルトンが優勝!チャンピオンを決めた!
ハミルトンが荒れたレースを制しワールドチャンピオンを決める優勝!
大雨の予選から決勝までは雨が上がり、スタート時点では全車インターミディエイトでスタートしました。
スタートではロズベルグが痛恨のミスでハミルトンにインをつかれ、更に軽い接触でコース外にはじき出されてしまう。
ハミルトンの故意のような見方もできるが、オンボード映像からハミルトンはアンダーステアになっているの見えた。2台ともに突っ込みすぎだったと言える。
セミウェット状態のメルセデスとレッドブルのトップグループバトルは非常に見応えあるものでした。
トリッキーな路面状態であればパワー差はほぼ無くなり、レッドブルのマシン性能が際立っていました。
やはりシャシー性能ではレッドブルが1番なのは間違いないですね。これはメルセデスとフェラーリはエンジン供給したくないのがよくわかるGPになってしまいました。
一時はハミルトンを抜いてトップを走行したリカルドも路面がドライになった途端ずるずると後退していった。
5基目のエンジン投入により10グリッド降格のフェラーリ勢はどんどん順位を上げていったベッテルはしっかりとメルセデスを追い上げたがやはり3位がやっとのところです。
不運なのか?単にミスなのか?ロズベルグはトップ走行中の終盤にスピンしかかりコースアウトしてハミルトンにトップを献上してしまいました。
ロズベルグに焦点を当ててみれば今年のロズベルグが全面にでていたアメリカGPと言った感じですね。
これではハミルトンにチャンピオン取られても仕方がないでしょう。
荒れた天候での荒れたレースで随所に下克上バトルが発生して面白かったですが、終盤のドライタイヤでのスティントはいつも通りの隊列走行でしたね。
さしぶりにドライバーズGPと言った感じで面白いアメリカGPでした。
あまりにも好バトルが多く書ききれません。
ハミルトン3回目のワールドチャンピオンおめでとう!