ハンガロリンクで行われるハンガリーグランプリは、1986年から途切れることなく開催されている歴史あるグランプリの一つです。
オーバーテイクは少ないが、接近戦が多くて見ごたえのあるレースが多い印象です。
7月末に開催され、気温や路面温度が高いことが多いです。
サーキットは空気の流れが少ない自然の窪地に位置しているため、タイヤの熱管理とドライバーの疲労が課題となるだろう。
ハンガロリンク
1周(km) | Laps | 全開率(%) | 平均速度 | PE(10kw) | タイヤ |
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4.381 | 70 | 56.6 | 203.8 | 0.15 | C3|C4|C5 |
※PE(10kw)=パワーエフェクトによるタイムへの影響度(予想値)
モナコに次ぐ低速テクニカルコースであるハンガロリンクは、最大ダウンフォースが必要になります。
パワーユニットのパワー差も縮まりますが、ダウンフォースで増えたドラッグを打ち消すためのパワーが必要となるため、ある意味パワーサーキットと言えます。
オーバーテイクポイントは実質ホームストレートのみとなり、ターン14のトラクション差を利用してDRSを使いターン1で前に出るか並び、ターン3までに決着をつける必要があります。
各ターン(コーナー)のスピード
ピレリによるサーキットの指標