レッドブルが2019年からホンダエンジンを搭載する。
2019年は無理でも2020年はチャンピオンを賭けた連携に私も期待しております。ホンダは実質今年が3年目と勝手に思っていますが、新参エンジン屋がチャンピオン争いに加われるのは大体5年目からと過去の例からも明らかですから。
2018年は12戦目が終わり前半戦が終わっています。ここまでのトロロッソ&レッドブルを予選タイムをデータにて比較してみました。
トロロッソ&レッドブル予選タイムギャップ比較
R | GP | サーキット | トロロッソ | Qtime gap | レッドブル | |||||
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2017Q | 2018Q | 改善度 | 2017 | 2018 | 2017Q | 2018Q | 改善度 | |||
1 | AUS | アルバート・パーク | 84.997 | 84.532 | 0.55% | 1.512 | 2.653 | 83.485 | 81.879 | 1.92% |
2 | BRN | バーレーン | 90.923 | 89.329 | 1.75% | 1.378 | 0.931 | 89.545 | 88.398 | 1.28% |
3 | CHN | 上海 | 94.034 | 93.795 | 0.25% | 1.001 | 1.999 | 93.033 | 91.796 | 1.33% |
4 | AZE | バクー市街地 | 103.186 | 104.496 | -1.27% | 1.307 | 2.585 | 101.879 | 101.911 | -0.03% |
5 | ESP | カタロニア | 81.371 | 78.463 | 3.57% | 1.665 | 1.647 | 79.706 | 76.816 | 3.63% |
6 | MON | モンテカルロ市街地 | 73.162 | 72.221 | 1.29% | 0.666 | 1.411 | 72.496 | 70.810 | 2.33% |
7 | CAN | ジル・ヴィルヌーブ | 73.690 | 72.635 | 1.43% | 1.287 | 1.698 | 72.403 | 70.937 | 2.02% |
8 | FRA | ポール・リカール | – | 92.460 | – | – | 1.755 | – | 90.705 | – |
9 | AUT | レッドブルリンク | 65.544 | 64.874 | 1.02% | 0.648 | 1.034 | 64.896 | 63.840 | 1.63% |
10 | GBR | シルバーストン | 90.355 | 88.343 | 2.23% | 2.225 | 1.741 | 88.130 | 86.602 | 1.73% |
11 | DEU | ホッケンハイムリンク | – | 73.749 | – | – | 1.927 | – | 71.822 | – |
12 | HUN | ハンガロリンク(FP3) | 78.311 | 78.139 | 0.22% | 1.514 | 1.336 | 76.797 | 76.803 | -0.01% |
※ハンガリーは予選雨のためFP3のベストタイム
レッドブル系2チームの状況
表のグリーンがトロロッソが2017年よりレッドブルに対しギャップを縮めたところです。12戦中に4戦もありました。
トロロッソ
いきなり好成績を収めたバーレーン、テストで走り込んでいたスペイン、予選から力強かったハンガリー。そして驚くべきことにイギリスGPのシルバーストンでは約0.5秒も差を縮めている。
この高速サーキットで改善率2%を超えているが、レッドブルもトップから0.7秒離させる状況だったためトロロッソの改善度が単純に上回っただけの事かもしれない。
例年であれば、前半戦前にしてトロロッソの戦闘力は落ちていく、特にシルバーストンでは苦戦するのがいつもの事なのだが、ホンダワークスによる予算増強効果は確実に表れているようだ。
ホンダPUは昨年のルノーを現状超えているので改善度はキープできるだろう。PUの特性も低回転域トルク重視な様子で、平均速度が上がると必要になってくる高回転域のパワーギャップでメルセデスやフェラーリPU勢に対し劣勢となってしまう。
冷却系の改善で最低重量を越えているからダイエットしないとならないとガスリーはコメントしている。(おいおいそんな機密漏らすんじゃねーよw)
となればトロロッソは序盤からバラストによる恩恵が得られていないし、いつもバランスがぁって言うコメントからも車体面での重量バランスが最初から悪い事が伺える、ゆえに空力で帳尻合わせをしている状況のため天候や他車の乱流に大きく左右されやすいマシン特性となっている。
レッドブル
トップ集団で戦うレッドブルの状況は、アクセル全開区間が多くなると失速する事が頭のいたいところ。コーナー区間でのボトムスピードは多分一番だろう、それに引き換えストレート部分でのドラッグが多い。
マシンコンセプトとしては非力なルノーで勝つ為に減速を極力減らす事にある。峠なんかで言うところの下りで速いマシンってな印象です。(拓海の86かw)
来年ホンダ準ワークス(金銭面は支払う)といいつつ、完全ワークス待遇(設計面)を手に入れる。しかし現状の低回転域トルク重視なホンダPUでは今年の二の舞になりかねない。高速度域での加速性能をホンダがどれだけ突き詰めれるのかにかかっている。
まとめと言うよりは近況報告(笑)
お久しぶりでございます。お盆休みは皆様いかがお過ごしでしょうか?私は家族サービスに奮闘しておりました。キャンプに行き、森でクワガタ探し、川で魚すくいなどなど。
さしぶりに子供とゴーカートに乗りましたがアクセル調整のいらないRのコーナーばかりで( ノД`)
高速道路3時間を往復して思ったのですが、ホリデードライバーの下手さ加減に呆れてしまいました。登りやコーナーやトンネルでの速度の落ち込みが酷い。渋滞とは言い難い状況ではありますが、追い越し車線をなんだと思ってるのか!
1.500ccのミニバンで奮闘しているこちらの身になってくれと思うのだが、結構前からこんな状況だから仕方ないと自分に言い聞かせる(笑)北海道の高速はアップダウンも多く、結構ぐにゃぐにゃと曲がっているので、難しいかもしれませんけどね。
パワーが無い車は如何に速度を落とさずに走るかが重要(加速が辛い)、また乗っている家族に負担をかけないように荷重移動を丁寧に行う必要がある。そんな事を考えながら運転すると、新しい発見などもあり単なる移動である高速道路でもそれなりに飽きずに走れます。
重量配分や空気抵抗を考えればやっぱ屋根が低い車がいいなぁっと思ってしまった。
F1マシンだって同じ事、先ずは重量配分有りきです。そして空気抵抗を減らす事、コーナリングフォースを増やすために空力パーツを使う、となればパワーが必要となる。これを延々にひたすら追求していく、これらを高レベルに体現出来ているのがトップチーム。
ホンダはその一員となれるだけの力はあるのか?
後半戦、少しでもいいからその片鱗を見せてくれる事に期待しよう。
お久しぶりです
盆休み 家族サービスご苦労様です
私は 高速走る時は燃費に注意しています
急アクセルをしないように努めてます
それはそうと 後半戦トロロッソは期待できそうですね
去年みたいに開発ストップしなさそうなので
ホンダの次のスペックはどんな物でしょうか?
なかなか情報が無いのでなんとも言えないですが
更新が滞り申し訳なかったです。
燃費は確かに今のご時世気になりますよね。
トロロッソは潔く3枚瓦風な翼端板の新フロントウィングを捨てた事でいい方向に行っているような気がします。
メルセデスなんかはマシンの空気の流れを決めるフロントウィングにはほとんど手を付けない開発手法をとっていますから。
重量配分系の改良をしっかりしていけば結果はついてくるでしょう。
ホンダは高回転域パワーを上げなければなりません。ICE単体で800psを達成できなければならない。
辿り付けるのかは依然不明ですが。