この最終戦アブダビGPでバトンが休養に入る。事実上の引退ととらえていいと思う。

 

2009年ホンダの開発したブラウンGPのマシンでチャンピオンになり、最後はマクラーレン・ホンダでレースを終える。

 

現行もっともホンダと関わりのあるドライバーがいなくなる事は非常に残念ではあるけど、彼の今後のサブ的に活躍に期待したい。

 

日本のスーパーGT参戦なんて噂もあるし目が離せない人だよね。やっぱルックスがね・・・。

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ジェンソンバトンのコメント①

「ヤスマリーナはかなりテクニカルなレーストラックで、最終セクターの狭いコーナーのおかげで平均スピードは比較的遅く、ストリート・サーキットの特性が多く見られるんだ。

一般的に、追い抜きはかなり難しいので、予選ではできる限りのことをすることが重要であり、今年これまでしてきたような強くてクリーンなスタートを期待しているし、ベストな結果を得るために戦略を最大限に活用していく。

僕たちが金曜日に生産的に走行時間を使用できれば、週末にむけてクルマをセットする良い機会になるだろうし、願わくば、僕がレースペースで本当に苦労したブラジルの繰り返しは避けたい。

僕たちのパッケージは確かにあれ以上の可能性を秘めているんだ。僕はそれを限界までプッシュし、チームとファンに良いシーズンの終わりとなることを願っているよ」

 

ジェンソン・バトンのコメント②

「今は最後のレースに向けて、今週末を本当に楽しみにしている。僕の人生の中で特別なチャプター(章)となるが、友人や家族と一緒にアブダビで過ごすことになるので、とてもワクワクしている。

とてもエモーショナル(感情的)な週末になるだろうし、ファン、チーム、そして親しい人たちのサポートを期待しているし、アブダビに行って、僕たちの最大限を尽くして、週末を楽しむよ。

マクラーレン・ホンダのキャリアが終わったわけではないけど、僕にとっては信じられないほどのポジティブな新しいフェーズの始まりだ。

このレースは、僕が愛しているスポーツへの莫大なハードワーク、献身、そして情熱の集大成となる。

僕が17年間に達成した全てのこと、そしてマクラーレン・ホンダとこの2年間で素晴らしい成果を上げたことを大変誇りに思う。素晴らしいプロジェクトだったし、僕の関与は確実にここで終わらないだろう。

僕はこの章の結末を楽しみにしているし、多くの熱意を持って新しい章の始まりを楽しみにしているよ。未来がどうなるのか待ちきれないよ」

 


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フェルナンド・アロンソのコメント

「速いセクター1と、2本の長いストレートがあるセクター2があるヤスマリーナは、当然、僕たちのパッケージに合わないサーキットだけど、金曜日には僕たちが持っているものを最大限活用し、できるだけ多くのパフォーマンスを引き出すために懸命に仕事をしていくよ。

サーキットは砂漠の中にあるけれども、夕暮れ(トワイライト)になるとレース中の路面温度がかなり冷えるから、クルマをセットアップするのに興味深いサーキットだ。だからチェッカーフラッグを受けるまで、タイヤの状態とグリップレベルは常に変化していくんだ。

本当にユニークな場所で、シーズンを終わらせるには素晴らしいサーキットだし、僕たちが今年をポジティブに終えられるようプッシュできることを願っているよ」

 

「毎年、アブダビでのレースを楽しんでいるよ。『シーズンの終わり』と同義語になっただけでなく、2016年の最終戦に向けて、冬の開発を前にした期待感と、ファンからの高揚感の感覚が組み合わさって独特な雰囲気がある。

コクピットからは、1周を終える毎に夕暮れになっていくのが驚きだね。その光景は、新しい次元をもたらせてくれるし、週末全体を本当に楽しませてくれる。

マクラーレン・ホンダの場合、このレースはチームにとって重要な1年の終わりを告げるものだし、近い将来、チームメートのジェンソン(バトン)と一緒にレースをするのが最後になる。

ジェンソンと働くのは喜びだし、僕の隣のガレージにいなくなるのは寂しいけど、彼はまだマクラーレン・ホンダの計画の大きな一部になるだろうし、彼のキャリアの次のステップを踏み出すことがエキサイティングなものになるよう彼の幸運を祈っているよ」

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ホンダの長谷川さんのコメント

「今週末のアブダビGPで、2016年のF1カレンダーも終了となります。年間21戦と、長いシーズンをチームと一緒に過ごしてきましたが、我々のような比較的新しく、向上心がとても高いチームですと、チームメンバーと一緒に過ごす時間が長ければ長いほど強くなると思います。

また、アブダビGPはジェンソンのフルレースドライバーとしてひとまず最後のレースになります。彼は、フェルナンドとともに我々の柱となり、この2年以上チームを支えてくれました。来年は、残念ながらサーキットで会える機会は少なくなってしまいますが、来年も引き続き開発のサポートに関わってくれることを楽しみにしています。

ヤス・マリーナ・サーキットは、レーシング専用コースと、市街地をイメージしたセクションを組み合わせた個性的なサーキットで、ここ数戦とは異なるコースのレイアウトとなります。長い全開ストレートや、連続する低速の90度コーナーなど、セクターごとにマシンに対する要求も変わるため、またセットアップに忙しい週末となります。

レース終了時のチェッカーフラッグから、次のシーズンまで3カ月程度しかありませんので、レース終了後にはすぐに2017年に向けてすべての活動を切り替えますが、まずはアブダビでの最終戦を楽しみ、そしてシーズンをいいかたちで終えられるように全力を尽くします」

 

バトンの最後のレースぜひ入賞圏内で頑張ってもらいたい、バランス的にはいけるサーキットなはず。

 

今年最後のマクラーレンホンダの爆発に期待しましょ。