21戦中3戦が終わった今年のF1だんだんと各チームの場所が固まってきました。
ハースの2戦連続サプライズがありましたが、中国ではさすがになかったですね。
マクラーレンはアロンソが、今年初完走しました。
中国GP予選でのタイム差3.424秒
1 N.ロズベルグ 1:35.402
12 F.アロンソ 1:38.826
今回の予選はQ2で、残り時間90秒ぐらいのところでヒュルケンベルグのタイヤが外れて、なんと赤旗中断になってしまった。
Q2進出者はみな2回目のアタックができずに終わり。タイムアップはできなかった。もしアタックが成功していれば1秒は短縮できていたはずです。
ルノーパワーのレッドブルがここまで走るとなるとちょっと驚きですね。
パワー的にもほぼ同等なホンダパワーなマクラーレンはもうちょっと頑張ってくれないと話にならんですよ。
予選での最高速でもルノーといい勝負です。
それほどトップとの最高速の差がないのが救いです。約5km/hぐらいでこれは前回のバーレーンでもこのぐらいでしたね。
中国GP決勝でのタイム差+1:41.990
アロンソが2ストップ戦略で、安定的にラップを刻んでいました。さすがにアロンソといった走行でこれができるのはF1ドライバーの中でも極々限られるでしょう。
アロンソの中国GP決勝ラップタイム
アロンソは新品ソフトタイヤで走り出して、4週目のセーフティカー導入ではステイアウトしました。
16週目にミディアムに交換。
32週目にも再びミディアムに交換しています。
終盤のラップタイムの合わせ方なんか見てるときれいですね。じつに安定した走行をしています。
比較対象として優勝したロズベルグはどうだったか見てみます。
ロズベルグの中国GP決勝ラップタイム
ロズベルグはQ2でソフトタイヤでベストタイムを出し、その中古ソフトでスタートしています。
アロンソと同じくセーフティカーではステイアウトしてトップをキープしています。この5周の間タイヤを温存しようとかなり慎重に走行していましたね。
他の車がタイヤを温めるためにウェービングしているのにロズベルグにはそういった動きがほとんどありませんでした。
トップ走行の利点であるフレッシュエアーの中をハイペースで走り驚異的なラップタイムで走行しています。
20週目にはソフトへ交換。
36週目にはミディアムへ交換しています。
終盤のミディアム戦略がアロンソとロズベルグが一緒だったためいい比較になります。
ロズベルグがラップ1分41秒前後、アロンソが1分42秒後半っといったかんじでしょう。
1周あたり約2秒の差がやっぱりついていますね。昨年に引き続きやっぱり2秒なんですね・・・。
同じだけ進歩しているって事ですよ、しかもパワー面ではかなり改善しているはずなのに燃費面などの決勝で使えるパワーの差ももちろんありますが、車体がね・・・。
来期レッドブル・ホンダ誕生させてもいいのではないでしょうか?
ホンダファンとしてはマクラーレンだけには任せておけないですよねぇ。
がんばれマクラーレンホンダ!!