マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは今週末のマレーシアGPでF1決勝出走300回目となる。
おめでとうバトン!300回って数字もすごいけど、今年で17年目って事もすごい事だよね。デビューしたときはまだ19か20歳だったはずで、今でいうフェルスタッペン的立場でのデビューだったような気がしてます。F3の経験も無くデビューだったはず。
今回のマレーシアでは苦戦必死だと思うけど頑張ってほしいね。
ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川さんのコメント
「マレーシアGPは、前戦のシンガポールと同様に高温多湿な環境であることから、ドライバーにとって身体的な負担が大きいレースとなります。さらには、日々の不安定な天候の影響で、マシンの最適なバランスを見いだすのが難しい週末でもあります。
セパン・インターナショナル・サーキットは、2本のストレートが生み出す加減速と、流れるようなカーブが続き、オーバーテイクが多く見られるサーキットです。ここにはホンダとしてパワーユニットのアップデートを持ち込む準備をしているものの、パフォーマンスと信頼性を総合的に見て、適用に対する最終判断をレース現場で行いたいと思います。
またこのグランプリは、ジェンソンのF1、300戦目スタートを祝うレースとなります。身体面でもメンタル面でもこれほど厳しいスポーツで、300戦を達成することはすばらしい成果であり、チームにとって大変喜ばしいことです。結果を出し、経験豊富なドライバー2名にとっていい週末になるようにがんばります」
マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンのコメント
「セパンは現代のクラシックになっている。比較的新しいサーキットだけど、ドライバーが戻るのを楽しみにしているサーキットのひとつだ」
「(高温多湿の)コンディションは他の場所では経験できないし、サーキットはかなりテクニカルで走っていて楽しいよ。そして雰囲気はいつも素晴らしい」
「伝統的に、高速サーキットというのは、通常は僕たちのパッケージは有利にならないんだけど、僕たちは長い高速ストレートの後のタイトなコーナーのために必要なブレーキングに優れたクルマがある」
「1年で最も時間が長いレースのシンガポールがタフだといつも考えているけど、マレーシアはカレンダーの中で最もホットなレースになる。それだけではなく、すごく湿度も高いし、コクピット内は非常に高温になる」
「ドライバーとして、僕たちは全員がトレーニングの一環として、こういうコンディションに備えているけど、週末の終わりまでには影響が出るよ。暑さ対策のために体力面をピークにもっていく必要がある」
「準備はできているし、僕自身の300回目のグランプリをスタートすることに興奮している。うまくいけば、シンガポールよりも幸運に恵まれるだろうね」
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソのコメント
「マレーシアでレースをしてから18ヶ月が経った。あそこに戻るのを楽しみにしている。新たに再舗装されたトラックでクルマがどう対処するか楽しみだし、天候は前回レースした時とは違ってると思う」
「それでも、暑さと湿気でタフなレースになると思うけど、ここは低速と高速コーナー、そして高速ストレートがうまく組み合わされているから、全てを持ち合わせている」
「パッケージのあらゆる部分とドライバーにとっても試練になるから、接戦になって、ファンにとって楽しい週末になるといいね」
「マレーシアGPはいつも楽しいイベントだし、ドライバーにとってもカレンダーの中でお気に入りイベントの一つだ。素晴らしい食べ物と、活気のあるファン、いいレースが揃ってるから、力強い戦いができることを願っている」
「僕はこのレースで3回勝ってるからいい思い出があるし、僕たちはここ数レースの勢いを維持して、今年もまた力強い結果を目指したい」
今回のマレーシアGPでは噂通りホンダはトークンを使用したエンジンを投入する。
エキゾーストとエンジンブロックのアップデートに2トークンを使用したらしい。この仕様をアロンソにのみ投入してアロンソは30グリッド降格ペナルティとなる。
実質パワーアップに直結する燃焼関連のアップデートではないので、どのくらいの馬力アップなのか想像もつきませんがいい方向にいっててくれると嬉しいです。
300回記念のバトンへの投入は避けたようですし、バトンは鈴鹿も避けてアメリカあたりでの投入かもしれませんね。