オーストラリアでは全く何もできず、ただ参加している状態だったマクラーレンホンダ。第2戦の中国GPでも長いストレートでどうしようもないみたいな見解が多いですね。
今回とその次のバーレーンは2週連続開催になるため、はっきり言っどうしようもないのは事実ですが何か今後に繋がる発見をしてくれること願ってやまないです。
ホンダ:長谷川さんのコメント
「シーズン開幕戦のオーストラリアは我々にとって厳しい週末となりましたが、それによって現時点における自分たちの位置を判断することもできました。そして、いい点と悪い点の両方を持ち帰ることができました。パワーユニットに一定の信頼性を持たせることはできました。しかし、パフォーマンスに関してはまだまだ改善の余地があることも分かっています」
「中国GPはさらに厳しいものになるだろうと考えています。天候が変化しやすいため、常に不確定要素を抱えるレースとなります。それがクルマのセットアップやバランスにも影響を及ぼすのです。サーキットには低中速コーナーがたくさんあるとともに2本の非常に長いストレートがありますから、それらがパワーユニットにも多くのストレスを与えることになります。それに向けた準備とセットアップがカギになるでしょうね」
「再び、我々もマクラーレンとともに最善を尽くし、自分たちのパッケージから最大限の力を引き出していくつもりです。可能な限り多くの情報を集めることが重要です。まだシーズンも長いですし、1レースごとに進歩を遂げていきたいと思っています」
マクラーレン:ブーリエのコメント
「アルバート・パークで行われたオーストラリアGPは、間違いなくマクラーレン・ホンダにとっては難しいグランプリだったが、いくつかのポジティブな事もあった。
土曜日のペースは予想を上回っていたよ。特にフェルナンドは不運なリタイアをするまで、より高いグリッドポジションをうまく利用し、力強いレースをした」
「上海は多くの理由から予期せぬ展開になるのはよく知られている。クルマ、タイヤ、パワー・ユニットには厳しいし、天気はしばしば不安定だが、オーストラリアのようにライバルと比較しても我々のペースはたまたま速いということはないと予測できる」
「上海国際サーキットの特徴はメルボルンとは大きく異なり、長くて速いストレートはアルバートパークよりもパッケージの弱点を露呈させるだろう」
「しかし、我々はもちろん、いつも通りのファイティングスピリットで攻めたレースをするだろう。最も重要なのは、パフォーマンスに焦点を当てる前に、両方のクルマで信頼性を確保することだ」
マクラーレン:アロンソのコメント
「オーストラリアは、僕たちにとっては少しばかり驚きだった。あれほどのパフォーマンスを発揮できるとは思っていなかったからね。だけど、実際のところ、最終的には結果が現実を示しているよ」
「これからもやるべきことがたくさんあるし、シーズン前に目指していたことを実現できていないことも分かっている。だけど、僕たちは目に見えないところでこれまで同様懸命に取り組んでいるんだ。シーズン序盤は遠征がいくつか続くけれど、中国も含め、そのすべてのレースに改良パーツを持ち込むことになると思うよ」
「昨年の上海では、誰の目にもタイヤの消耗が著しいことは明らかだったし、グレイニングも発生していた。だけど、こういうタイプのサーキットで新しいコンパウンドがどういうパフォーマンスを見せるのか、興味深くなるだろうね。週末を通じて天気がどうなるか予想するのは難しいし、気温もかなり変わることが多い。だから、クルマのバランスやセットアップをするにあたって、どのチームもそれに対応する必要があるんだ」
「上海はかなり高速のサーキットだ。実際のところ、ターン1は1年を通じて特に好きなコーナーだよ。メルボルンの市街地コースに比べると平均速度も高くなるから、ドライバーにとってはいいテストになるだろうね」
「新しいクルマが上海でどういうことができるかを確かめるのを楽しみにしている。そして、少なくともトラブルのないレースになることを期待しているし、チェッカーフラッグが振られたときにどういう位置につけられるかを確かめたいと思う」
マクラーレン:バンドーンのコメント
「自分たちが決勝を終えた位置に関しては、オーストラリアのレースは残念なものだった。だけど、僕にとっては自分のキャリアにおける大きな一歩だったし、マクラーレン・ホンダのドライバーとして初めての公式レースをスタートするという経験を積めたことはうれしく思っているよ」
「多くのことを学んだし、週末を通じて直面したさまざまな困難にすばやく対応しなくてはならなかった。完走を目指して、それらにうまく対処できたことを誇らしく思っている」
「最下位で終えたのは決して僕たちが望んでいたような結果ではなかったし、中国も同じように困難なものとなるだろう。だけど、今週末もいくつか新しいパーツを投入するし、いつものように自分たちのパッケージから最大の力を引き出せるよう全力を尽くしていくよ」
「このサーキットで走るのは初めてなんだ。だから、シミュレーターではなく、初めて本当にここでドライブするのを楽しみにしている。そしてコンディションの変化にも対応していきたいと思う」
頑張れホンダ
中国でマクラーレンホンダがどんな走りをするのか、まったくビジョンが沸いてこない。ストレートでザウバーに抜かれるシーンが頭をよぎります。
新設計エンジンだけど、それが新参者だった1年目に戻っていいって事じゃないよね。
中国ではまずは完走を優先して燃焼データを集めて次のスペックの開発に繋げてほしい。
新スペックまでは、はっきりとしたパワーアップが出来ないのは目に見えてるし、アロンソの底力に期待するしかないのかな。
とにかく頑張ってくれホンダよ!
こんにちは。
しばらくは車体開発に注力していきましょうよ。
アロンソとバンドーンで違うパーツを付けて
徹底的に比較検証を行うというような・・・。
今年のシーズン中テストってあったでしょうか?
去年はモナコ前にありましたよね。
toraさんコメントありがとうございます。
テストは4/18~4/19バーレーン(2日間)8/1~8/2 ハンガロリンク(2日間)になっています。
バーレーンGP後テストにはホンダは間に合いませんね。
問題はマクラーレンの車体がいかがなものかという点ですが、上海にはコーナー中心のセクター1、セクター2がありますので
そこでのタイムがまずは指標になりますね。
3秒も遅れてる要素がホンダだけなのか?車体も悪いのか?
まずは中国GPをじっくり見てみましょう。
有難うございます。
そのテスト期間だと、まともな状態のPUは無理そうですね。
でも車体に載せないとシーズン前のようになるかもしれないし
信頼性、耐久性を度外視して持ってくることはないかな???
最近の長谷川さんの記事を見ると、過去のフェラーリやルノーもその点で
苦労していたのかと思えるような内容の記事でした。
それを補うためか外部人材もいれたみたいですし、なんとかスペック2で
大幅改善してもらいたいものです。