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新シャシーGen2によるフォーミュラEが開幕、優勝はアントニオ・フェリックス・ダ・コスタだった。2012年と2016年にマカオF3ワールドカップを制しているドライバー、2014年にアグリのフォーミュラEチームに唯一の優勝をもたらしている。

BMWワークスとアンドレッティチームの総合力で今年は台風の目となりそうだ。

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ディルイーヤePrix予選TOP10

No ドライバー チーム タイム Gap 平均速度
1 28 アントニオ フェリックス・ダ・コスタ BMWアンドレッティ 1’17.728 115.556
2 7 ホセ・マリア ロペス ドラゴン・レーシング 1’18.113 0.385 114.987
3 23 セバスチャン ブエミ NISSANダムス 1’18.269 0.541 114.758
4 5 ストフェル バンドーン HWA Racelab 1’18.490 0.762 114.434
5 2 サム バード ヴァージン・レーシング 1’18.511 0.783 114.404
6 25 ジャン-エリック ベルニュ テチータ 1’18.571 0.843 114.316
7 4 ロビン フラインス ヴァージン・レーシング 1’19.036 1.308 113.644
8 64 ジェローム ダンブロジオ マヒンドラ 1’19.077 1.349 113.585
9 36 アンドレ ロッテラー テチータ 1’19.317 1.589 113.241
10 11 ルーカス ディ・グラッシ アウディ・スポーツABT 1’19.527 1.799 112.942

ディルイーヤePrix決勝TOP10

No ドライバー チーム Lap Gap 平均速度
1 28 アントニオ フェリックス・ダ・コスタ BMWアンドレッティ 33 46’29.377 107.0
2 25 ジャン-エリック ベルニュ テチータ 33 0.462 107.0
3 64 ジェローム ダンブロジオ マヒンドラ 33 4.033 106.8
4 20 ミッチ エバンス ジャガー・レーシング 33 5.383 106.8
5 36 アンドレ ロッテラー テチータ 33 5.579 106.8
6 23 セバスチャン ブエミ NISSANダムス 33 6.625 106.7
7 22 オリバー ローランド NISSANダムス 33 9.105 106.6
8 66 ダニエル アプト アウディ・スポーツABT 33 9.819 106.6
9 11 ルーカス ディ・グラッシ アウディ・スポーツABT 33 10.936 106.6
10 3 ネルソン ピケJr. ジャガー・レーシング 33 11.564 106.5

フォーミュラE開幕戦の状況

予選はちょい濡れのハーフウェットとなった。そんな予選でF1からの転向組であるバンドーンが予選4位を獲得する快走を見せた。逆に決勝結果を見るとフォーミュラE経験者が入賞のほとんどを占めている。

今年デビュー組のオリバー・ローランドは、2018年ウィリアムズでF1デビューのチャンスを伺っていたが、アルボンの契約解除による空いたNISSANダムスのシートに座ると好走し開幕戦7位入賞している。

レース全体を詳しく見た訳ではないが、やはりスピードレンジが低すぎる事と、タイヤグリップレベルが低い事で期待していた新しい空力が機能していたとは到底思えない内容だった。最低重量900kgと言うフォーミュラカーでは超重量級の車体は、見ていてとにかく重っくるしいし、箱車のレースかと思う挙動だった。

しかしバトルは昨シーズン同様に多く発生しレースは面白い、ここは改善してほしいと言う点があれば例のアクティベージョンゾーンかな、画面を見ていて何処からなのかわからない、コース上にカラーラインを描くなりなんなりと対応が必要だと思う。

それと今年も無料配信は継続されている、フォーミュラEの日本向け視聴情報では予選はJ-sportsのみとなっていたがプラクティスから決勝まですべてYouTubeでライブ配信されていた。F1開幕までの暇つぶしと考えている人にはもってこいのウィンターシリーズ戦です。