2014年の9月から始動した電気自動車レースの「フォーミュラE」がいま最高に熱いレースとして話題になりつつある。

その理由として、ここまで6戦消化して6人の優勝者をだしている事が上げられる。

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マシンはワンメイクのためドライバーの腕次第?

フォーミュラEのマシンは詳しく調べると大まかに、シャシーはダラーラ、モーターとコンピューターはマクラーレン、ギアボックスはヒューランド、バッテリーはウィリアムズ、タイヤはミシュランとなっている。

最高速度は225km/hぐらいでF3マシンと同等の力となっている。最高出力も270psぐらいのモーターを搭載している。

 

マシンをメンテナンスするメカニックと運転するドライバーのみの対決となる。F1のようにそこに技術競争は存在しない。まさにドライバーズ選手権なんです。

 

これまで開催された6戦でハイレベルなバトルが展開されており、今まさに全世界に向けてその面白さが発信されつつある。

 

全戦公道閉鎖コースの面白さ

フォーミュラEの全戦が公道コースで行われる。これは従来のエンジンマシンと違い音が静かな事、そして排気ガスを発生しない事のこの2点の環境性能のおかげて可能となっている。

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公道コースの面白さはやはりコースがトリッキーなところが上げられる。サーキットには無いフェンスに囲まれた独特の雰囲気と観客とマシンの近さが興奮度押し上げる。スピードのレベルもそれほどでは無い事からも危険性は低く抑えられている。

 

 技術開発競争がF1の醍醐味である事実

フォーミュラEと違いF1は早く走るためにマシンを開発していくことが醍醐味のひとつである。近年はその技術力が高すぎて簡単には差が埋まらなくなってしまっていて、それ故、同じチームが数年も勝ち続ける状況が続いてしまっている。

 

これに飽きてきた一部の人たちがF1は面白く無いと言い始めてしまった。しかし今までのF1はそのほとんどが技術開発バトルだったと言って間違いは無いと思う。

 

そこにきて去年のメルセデスの圧勝劇がありF1ファンは減ったと言われている。そこに始まったフォーミュラEは状況もかなりよかったのではないだろうか。確実にバトルを求めていた人たちの心を掴んだに違いない。

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私としてはF1はF1。FEはFEと捉えて両方楽しんでいる。テレビ朝日系でフォーミュラEの放送をしているので暇があれば見ることをオススメしたい。