フォーミュラEの第2シーズンはもう終わったな・・・。
こんなタイトルですいません。
どうして終わったと言いたいのかというと、2014-2015シーズンで保たれていたマシンのイコールコンディションがとうとうくずれてしまったからだ。
開発予算の無いチームは上位争いは無理
今シーズンからはパワートレインの開発がOKになり一気にパワー差が拡大した。
そしてこの開発の自由はもちろん予算のあるチームだけが上に行ける事を意味していて、日本のチームアグリなんかはメインスポンサーも無くモーターは昨年型を使用している。
予選ではほぼ最後尾を確保しており、開発予算も予定も無いこのチームは間違いなく最下位独走でしょうね。
フロントローを独占したのはルノーe Damsチームだった。
そして優勝もブエミが勝ち取った。
F1では大苦戦中のルノーはこっちでは大活躍の予感大です。
各チームのタイム差が拡大
予選トップ5のタイムを昨年と比較してみる。
これが昨年のトップ5の予選タイムです。
1 1:42.200s
2 1:42.306s +0.106
3 1:42.454s +0.254
4 1:42.461s +0.261
5 1:42.530s +0.330
そして今年がこちら↓
1 1:37.488
2 1:38.028 +0.540
3 1:38.206 +0.718
4 1:38.512 +1.024
5 1:38.519 +1.031
こんなに差がついてしまった。
明らかにドライバーの差よりマシンの出来の差が露骨に現れる結果となっている。
決勝レースではトップのブエミが独走で一人旅しており、F1でいうところのハミルトン状態でした。
昨シーズンのようなマシン差が無いフォーミュラEは終わり、本当のドライバーズグランプリはもう見れなくなってしまった。
今年はもう見ないかもしれないな・・・。
どこまで下のチームが追いついてこれるかなぁ。
レースハイライトです。
Race Highlights – Formula E Beijing ePrix 2015 投稿者 FIAFormulaE
決勝では燃費ではなく、電費を気にして走るのでそれなりのレースですが、根本的に差が縮まるわけもなくこのままずるずるシーズンは進みそうな気がします。