2017年の後半戦が始まるベルギーGP(決勝8/27)前にフェラーリがライコネンとの契約を発表。マクラーレンも地元バンドーンとの来季契約を発表しました。

TOPチームはほとんど動きがなさそうな来年のドライバー状況の展望ですが、中団以降の下位チームは何が起こるのかまだまだわかりません。

現在確定となっている契約と予想を元にとりあえず表にしてみました。

Sponsored link

2018年チーム・PU・ドライバー

チーム PU 2017ドライバー 2018ドライバー
メルセデス メルセデス ルイス・ハミルトン ルイス・ハミルトン
バルテリ・ボッタス △バルテリ・ボッタス
フェラーリ フェラーリ セバスチャン・ベッテル △セバスチャン・ベッテル
キミ・ライコネン キミ・ライコネン
レッドブル ルノー ダニエル・リカルド ダニエル・リカルド
マックス・フェルスタッペン マックス・フェルスタッペン
ウィリアムズ メルセデス フェリペ・マッサ △フェリペ・マッサ
ランス・ストロール ランス・ストロール
フォースインディア メルセデス セルジオ・ぺレス △セルジオ・ぺレス
エステバン・オコン △エステバン・オコン
トロロッソ ルノー カルロス・サインツ カルロス・サインツ
ダニール・クビアト △ピエール・ガスリー
マクラーレン ホンダ フェルナンド・アロンソ △フェルナンド・アロンソ
ストフェル・バンドーン ストフェル・バンドーン
ルノー ルノー ニコ・ヒュルケンベルグ ニコ・ヒュルケンベルグ
ジュリオン・パーマー △ロバート・クビサ
ハース フェラーリ ロマン・グロージャン ロマン・グロージャン
ケビン・マグヌッセン ケビン・マグヌッセン
ザウバー フェラーリ マーカス・エリクソン △マーカス・エリクソン
パスカル・ウェーレイン △ルクレール

△は予想となります。

パワーユニット状況

パワーユニットに関してはマクラーレンがいかにも2018年はメルセデスと契約できる風に振舞っていましたが、結局はホンダと組むしかない状況(契約も存在する)です。

噂ではホンダにはイルモアが関与しており燃焼技術向上に貢献しているとの話。今年確実にパワーアップを果たしていてルノーに追いつきそうな勢いを見せている。(イルモアが関与していてもホンダとしては絶対に公表しないだろう)

マクラーレンはメルセデス、フェラーリに断られルノーカスタマーしか選択肢が無いので、来季の伸びしろに期待できるホンダの方が今の状況なら良いという判断にならざるをえない。

ザウバーは最新型フェラーリを搭載する事が確定している。

ドライバー状況

まずはベッテルの契約が決まり次第、他の部分も続々と決まっていくと思います。

ベッテルは契約年数の部分で折り合いが付かないのか?ライコネンが残留した事で来季フェラーリなのはほぼ確実ですね。

メルセデスはボッタスとの年数交渉をしているはず、ボッタスのマネージャーであるヴォルフがチーム代表なだけに来季は確実で2年契約ならあり得る話。

アロンソはとりあえずの1年+オプションでマクラーレンに残留すると思う。他のチームに行くなら年棒(2017年は推定4000万$)は大幅に減額される事を考慮しなくてはならない。500万$ぐらいならルノーはOKを出しそう。


Sponsored link


シートを失うと予想している3名、クビアト、パーマー、ウェーレインですが後任候補はガスリー、クビサ、ルクレールとしています。

問題はクビサです。パーマーよりは良いという判断のもとですが、実際は走りに不安がかなりある。シーズン終了間際に行われるテストにて再度走らせてみてからの判断でも遅くはない。ルノーはアロンソを安価に獲得できればそれもまた良し。

フェラーリから大幅な提携を受ける事になったザウバーには確実にフェラーリ系ドライバーを一人押し込むでしょう。テストでも好タイムを出しているルクレールが多分乗ると予想。

レッドブルはガスリーを昇格させて何かと問題あるクビアトはスーパーフォーミュラへ交換トレードかな?(レッドブルスポンサー枠のシートは誰かしら乗るはずとの予測からの希望)

引退撤回マッサは来季も継続かな、ウィリアムズはストロールを手放せないから確実に走りポイントをとれるドライバーが欲しいけど後任候補がいない。

 

2017年後半戦は始まったばかりですので来季の事はまだまだわかりませんが、予想するのが楽しい時期でもありますよね。