2016年F1開幕まで1か月と少し、テストまでは2週間をきっています。
ドライバーの状況はここにきて、安泰と思われていたマルドナードがルノーから離脱。スポンサーであるベネズエラ政府のPDVSAが汚職問題や原油の長期的な価格の下落でスポンサーとしての力が弱まったためと思われます。
ルノーとしてはこの2流なドライバーを切り、新たにマクラーレンの契約ドライバーだった、ケビン・マグヌッセンと契約しました。マグヌッセンは2014年にマクラーレンでフル参戦していて経験もあります。経験のまったくないパーマーとのコンビとしては申し分ないでしょう。
マノーはとうとうメルセデス系のドライバーであるパスカル・ウェーレインとの契約を発表しました。メルセデスが資金提供しシートを獲得したとみていいでしょう。そしてマノーにとって重要なのは、ウェーレインとの契約によりブラックレーにあるメルセデスの50%風洞を使う権利が与えられ、シーズン中の空力開発に利用できるようになるようです。
残るシートはマノーのあとひとつのみとなりました。私の予測では2015年ドライバーだったウィル・スティーブンスだと思うのですが・・・。
各チームのドライバー・エンジン状況
マクラーレン
ドライバー:フェルナンド・アロンソ
ドライバー:ジェンソン・バトン
エンジン:ホンダ
メルセデス
ドライバー:ルイス・ハミルトン
ドライバー:ニコ・ロズベルグ
エンジン:メルセデス
フェラーリ
ドライバー:セバスチャン・ベッテル
ドライバー:キミ・ライコネン
エンジン:フェラーリ
ウィリアムズ
ドライバー:バルテリ・ボッタス
ドライバー:フェリペ・マッサ
エンジン:メルセデス
レッドブル
ドライバー:ダニエル・リカルド
ドライバー:ダニール・クビアト
エンジン:タグ・ホイヤー(ルノー)
トロロッソ
ドライバー:マックス・フェルスタッペン
ドライバー:カルロス・サインツ
エンジン:フェラーリ(2015)
フォース・インディア
ドライバー:ニコ・ヒュルケンベルグ
ドライバー:セルジオ・ペレス
エンジン:メルセデス
ルノー
ドライバー:ケビン・マグヌッセン
ドライバー:ジュリオン・パーマー
エンジン:ルノー
ザウバー
ドライバー:マーカス・エリクソン
ドライバー:フェリペ・ナスル
エンジン:フェラーリ
ハースF1
ドライバー:ロマン・グロージャン
ドライバー:エスティバン・グティエレス
エンジン:フェラーリ
マノー
ドライバー:パスカル・ウェーレイン
ドライバー:未定
エンジン:メルセデス
ロータスの開発ドライバーだったカルメン・ホルダ残留
シミュレーターでも遅いと話題の人ですが、ルノーに残留することができました。
なぜって?やはりその美貌と話題性ですよね。
F1レーシングには全くといっていいほど関係ないですが、なんせカメラに映る回数がトップ独走しているメルセデスより映っているかもしれない。ルノーもそのあたりを考慮してCMとしての起用でしょう。
マクラーレンのリザーブドライバーのバンドーンがやはりスーパーフォーミュラへの参戦が発表されました。
彼は2017年バトンに代わって正式ドライバーになると思いますが、2016年はF1よりも速いコーナーリングマシンで感覚を鈍らせないようにすることができるでしょう。
2016年いっぱいでF1去ると思われるドライバーは、バトン、ライコネン、マッサでしょうか?気が早いですが今年のストーブリーグは大注目ですね。