WECの2017年シーズンはアウディが撤退したため、トヨタ対ポルシェの直接対決となる。
トヨタとしては悲願のル・マン制覇のために今年のマシン開発は相当な力を入れてきているはずだ。昨年あとたったの6分半走れれば優勝のところを吸気ダクト周りでトラブルが発生し無念の2位。
今年のトヨタは意地でも優勝したいでしょう。
WECはイタリア・モンツア・サーキットで行われる4月1~2日の2日間の合同テストで幕を開ける。
2017年WEC開催日程
1.シルバーストーン6時間レース(イギリス)
4月14日(金)~16日(日)シルバーストーン・サーキット(1周5.901km)
2.スパ・フランコルシャン6時間レース(ベルギー)
5月4日(木)~6日(土)スパ・フランコルシャン・サーキット(1周7.004km)
3.ル・マン24時間レース(フランス)
6月14日(水)~18日(日)サルト・サーキット(1周13.629km)
4.ニュルブルクリンク6時間レース(ドイツ)
7月14日(金)~16日(日)ニュルブルクリンク(1周5.148km)
5.メキシコ6時間レース(メキシコ)
9月1日(金)~3日(日)アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス(1周4.304km)
6.オースティン6時間レース(アメリカ)
9月14日(木)~16日(土)サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)
7.富士6時間レース(日本)
10月13日(金)~15日(日)富士スピードウェイ(1周4.563km)
8.上海6時間レース(中国)
11月3日(金)~5日(日)上海・インターナショナル・サーキット(1周5.451km)
9.バーレーン6時間レース(バーレーン)
11月16日(木)~18日(土)バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周5.411km)
トヨタTS050 HYBRID
エンジンは2400ccV6ターボ(500PS)でモーターは前後合わせて(500PS)となっており総パワー合計は1,000馬力、バッテリーは8MJを採用している。
回生はブレーキング時に運動エネルギーのみで行っている。モーター駆動時はAWDになる。
ポルシェ919 hybrid
エンジンは2,000ccV4ターボで(500PS)でモーターは前のみ(400PS)となっており総パワー900馬力、バッテリーは8MJを採用している。
回生はブレーキング時の運動エネルギーと排気エネルギーにて行っており、F1と似たシステムを採用している。
トヨタとポルシェ違いは?
主な違いは回生方法で、トヨタはブレーキング時のみに対してポルシェはF1みたいにブレーキング時と排気タービンで回生モーターを回し発電している。
また回生パワー放出では、トヨタは前後にモーターを設置しているのに対してポルシェは前輪のみとなっている。
どちらも結局のところパフォーマンスは同じような感じですが、ここ数年はポルシェがチャンピオンとなっています。
今年のマシンはトヨタが空力に対して積極的にアプローチしているように見受けられます、対してポルシェは極力空気抵抗を減らそうとしている節がフロントの形状などから感じられます。
カラーリングは似てる
今年のトヨタとポルシェはカラーリングがほとんど一緒です。トヨタはいつもこんな感じですが、ポルシェが今年にたようなカラーリングを採用してきて、見分けがつきにくい。
これは実況泣かせになりそうな予感ですわ。
フロントのデザインが大幅に違うのでそこで見分けるのが早いでしょう。
テレビ放送はJ SPORTSにて
WECはJ SPORTSにて放送されています。衛星CS放送となっているため、スカパー、J-comなどでチャンネル契約ができます。
気になる料金ですが、
スカパーの場合は
基本料金425円+チャンネル2,469円=2,894円
少々割高な気がしますが、レコーダーが使えて録画できるのが便利ですね。
インターネット配信は
J SPORTSオンデマンドにて見ることができます。
- モータースポーツパックは1,944円(25才以下だと半額の972円)
- すべての番組が見れる見放題プランは2,592円(25才以下は半額1,296円)
U25割引(25才以下)の割引がかな~~りお得な内容になっています。
ネット配信は、録画はできませんが見逃し配信があります。