3月8日に行われたバルセロナテスト6日目ですが、マクラーレンホンダの周回数がたったの46周でメディア関係者からの評価は最悪な状態へ。
さすがにアロンソもホンダに対して不信感を募らせる発言をしていて、ストレートで他より常に30km/h遅くて、限界まで攻めることができないからシャシーの評価のしようもないとか。
さすがに30km/hは言いすぎだと思いますが、ホンダにはっぱをかける意味をこめた発言でしょうね。
バルセロナテスト6日目の模様
メルセデスのボッタスが最速ラップをスーパーソフトで更新し1分19秒310を記録、実に昨年のポールラップから3秒近く速いタイムです。
今でこの状態ですから今年のポールタイムは1分17秒台になりそうな感じです。
それに続くのがウィリアムズのマッサでウルトラソフトを使ってボッタスからわずか0.110秒遅れのタイムを記録。マッサは今年本当に調子いいですね。
ピレリ発表のベストタイム時のタイヤ状況です。
Here it is today’s recap, day six of #F1Testing in @Circuitcat_eng #F1 #Fit4F1 #PZero https://t.co/a96zIDrMtE pic.twitter.com/urxVgLJpf8
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) 2017年3月8日
レッドブルのフェルスタッペン、フォース・インディアのペレスが共に100周以上でハースのグロージャン、トロロッソのサインツは90周台と大きなトラブルなくロングランを行っている。
フェルスタッペンは順調に周回数を伸ばしていますが、ルノーエンジンのトラブルで停止しています。ホンダの出来の悪さばかり注目されていますがルノーエンジンのトラブルもかなり多いですね。ルノーには6台分のデータ蓄積があるで開幕までには起きないトラブルになっているはずです。
順調だったフェラーリのライコネンがコースアウトで壁に接触して赤旗中断の原因になりました。
それほど大きな損傷はなかったようで、主にラジエターやオイル漏れのチェックをした後にコースに戻っています。
フェラーリSF70Hの後部に多数のセンサーを搭載しています。後方に流れる気流のチェックでしょうけどこんなエアロレイクは初めて見ました。焼肉でもするのかなw
ウルトラソフトを使ったストロールはマッサから遅れる事約1秒と微妙な結果、1回目のテストでマシンを壊しているし慎重になってしまっているのかな?今後を期待されるドライバーだけに心配です。
心配なマクラーレンホンダですが46周しかできなかった理由はホンダのパワーユニットではなく、ラジエター関連の水漏れに問題があったようです。
また2日目のテストでおきたパワーユニットがいきなり停止してしまった問題は、電流の絶縁状態に不具合が生じシステムが自動で停止する状態になったとの事、どこが絶縁不良起こしているかを探すことが大変な作業になってしまうので、パワーユニットごと交換したのが真相でした。
F1公式バルセロナテスト6日目の動画
F1公式のテスト6日目のまとめ動画です⇩
https://www.formula1.com/en/video/2017/3/Second_pre-season_test__Day_2_summary.html
こちらはボッタスの最速ラップ(1分19秒310)のオンボード動画です⇩
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