フェラーリはいつも通りフェオラノで新車SF-25のシェイクダウンをおこなった。

コース脇からファンが見つめる、はっきり言えば公開テストです。

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フェラーリ SF-25

フロントウィングは昨年の最終型の継続、そしてサスペンションがレッドブルとマクラーレンに習いプルロッド化されています。

 

 

このリアウィングはマクラーレンが導入したデザインと一緒ですね、ミドルとローの間に位置するダウンフォースレベルになります。

フェラーリのリアウィングの種類はマクラーレンの7種類に匹敵するほどある事になります。

 

 

サイドポッドインテークは完全にマクラーレンの模倣です。

 

 

SF-25 走行動画

SF-24

 

まとめ

SF-24で良かった部分をしっかりと残し、フロントの大改造に力を入れてきたフェラーリです。

 

フロントのプルロッド化は、重量物であるインボードサスペンションを下方に配置でき、重心を下げる事が出来ます。

加えてフロントタイヤ内側の乱流を外側へ吐き出す為に、プルロッドのフィン角度が良い影響を与えます。

 

 

元々ターンインが鋭いフェラーリ、くるっと回ってドカンと直線的に加速するスタイルに磨きがかかるでしょう。

ルクレールとハミルトンが好むマシンは似ており、ターンインが鋭いマシンです。

 

フェラーリは常にフロントの鋭すぎるマシンを開幕に送り出し、それを徐々にリアの安定性に振って開発を行ってきた。（サインツが・・・）

今後はそれを担うのがハミルトンになるだろう、ハミルトンはリアの安定性にも妥協しないドライバーです。

 

 

こんなにも納得のいくデザインのフェラーリを開幕で見るのは近年では稀です。

開幕から優勝候補間違いなしです。