刻一刻と路面状況が変化するバクー市街地。
トラフィックとの戦い、タイヤの温度管理、とてもとても難しいアタックです。
さぁ、ポールは誰が獲るか?!
アゼルバイジャンGP予選レポート
天候は晴れ、気温27℃、路面温度38℃で予選はスタートしました。
Q1
直ぐに全車がコースインしています。
ペレス43.4、サインツ43.5、コラピント43.5、ルクレール43.5、ノリス43.6、ピアストリ43.6
残り6分すぎてタイムが上がりだす。
ルクレール42.7、ラッセル43.1、角田43.3
アルボン、コラピントが驚異のタイムでタイムシート上位に!
時間ギリギリのアタック、ピアストリ43.0で3番手
ノリスはターン16でミス&イエロー区間に邪魔されてアタック断念17番手です。
Q2
フェルスタッペン42.0、ペレス42.2、ピアストリ42.5、ラッセル42.7、ベアマン43.1、サインツ43.2
フェラーリは2セット目の新品をここで投入してクリーンエアーアタック
ルクレール42.0で2番手、サインツ42.5で4番手
最終アタック、ラッセル42.3、アロンソ42.4、コラピント42.4
2戦目のコラピントがなんとQ3進出です!
Q3
1セット目のアタック、ルクレール41.6、サインツ41.8、ピアストリ41.8、ラッセル41.9、ペレス42.0、フェルスタッペン42.2となったトップ6です。
単独走行になってレッドブルのストレートの遅さがタイムに響いています。
2セット目、アルボンがエアボックスに冷却装置を付けたままピットアウト、出口で自分で外して捨てました。
ルクレールが41.3でトップタイム更新!
ピアストリ41.6で2番手
サインツは更新できず
ペレス41.8で4番手、フェルスタッペン42.0が精一杯
アゼルバイジャンGP予選結果
まとめ
フェラーリが予選では強いと言う予想が多かったと思いますが、その通りになった。
バクー・アタック・マイスターのルクレールが4年連続でポールポジションです。
これまでのポールとは違い、その走りは安定していてオンザレール感があった。
フェラーリはタイヤを保たせるマシン作りを行っていて、昨年まではレースペースで逆転されてきたが、明日のレースはひょっとするかもしれない。
最速マシンと言われながら勝てないマクラーレン、今回はノリスのアタックタイミングに運が無く17番手となってしまった。
ピアストリが2番手に付けているが2勝目はいけるか?
レッドブルは他よりも多いダウンフォースを持っている、2,3番手からレースペースで逆転して近年は勝ってきたが、4,6番手と言うポジションではちょっときつそうだ。
2戦目コラピントが9番手スタート、これは頑張ってもらいたい。
角田はモンツァよりは良さそうだけど、ダウンフォースを付けられないコースでは戦力外となってしまうマシンでは入賞は難しい。
ミディアム⇒ハードの1ストップが主となるレース、接戦に期待しよう。
イタリアGPで劇的勝利のフェラーリ&ルクレールが勢いそのまま持ち越して来ましたね。
ルクレールも自力では無理でもドライバータイトル獲得に名乗り挙げた?
ランキングで迫るビアストリとはランキング3位争っている?
それにしてもノリスQ1敗退ショックでした。
ウィリアムズのアルボンですがインダクションポッドに冷却ファンを付けたまた走行して、途中アルボン自身が取り外していましたね?
冷却のためのドライアイスも散乱していました。
ベレスがマックスよりも予選で上回ったのは久しぶりです。
決勝でペレスに上位(表彰台圏内)獲得の機会が有ってもマックスにポジション譲らないといけないかも?
マックスが自力でポジションアップ出来るか次第。