マクラーレンがBMWと提携とのニュースがありますね、そして将来的にホンダとのパートナーシップを解消してF1にBMWが参戦するとのことですが・・・。
単なるゴシップネタですねこれは。
マクラーレン・オートモーティブがBMWと提携
事実はマクラーレンのスポーツカー製造・販売をしている
「マクラーレン・オートモーティブ」がBMWと提携したと言うことですね。
マクラーレンの市販車は現在V型8気筒ツインターボエンジンが搭載されていて、自社製造していますが、今後のエンジン開発や製造コストを考えるとメーカーとの提携は欠かせないでしょう。
そこで提携するメーカーはどこになるのか?と検討してしていく訳ですが、F1パートナーであるホンダに・・・とはなりません。
ホンダにはスポーツカー用市販車エンジンで高排気量かつ高出力エンジンがありませんし、そのようなエンジンをつくれるノウハウも生産拠点もないです。
マクラーレン初の市販車はBMWエンジン
マクラーレン初の市販車は1993年に発表された、
「マクラーレンF1GTR」ですが、エンジンがBMW製6.1LのV型12気筒を搭載しています。
この時、開発期間中はF1ではホンダと88年から92年までパートナーシップしており、ホンダに対して市販車用エンジン制作の依頼はあったかもしれませんが、結局BMW製エンジン搭載となっています。
たとえホンダが作れたとしても、イギリスまでもっていく輸送コストや輸送にかかる日数を考えるとどうやってもありえない事ですね。
同じヨーロッパからの調達になり利害関係でも一致する事が絶対条件になりますし。そのあたりでBMWとの折り合いが良かったと推測できます。
BMWはたしかにF1への未練はあるかもしれません、同じドイツのメルセデスが大活躍中ですからね。
ホンダ同様コンストラクターとしては、いい成績を残していないBMWですが彼らが本気になればトップレベルにくることは間違いないでしょう。
ひとまずいえることは、ホンダとマクラーレンのパートナーシップが早々に終わる事は無いという事ですね。