モナコGP決勝は雨でセーフティカースタートとなりました。せっかくのリカルドのスーパーソフトタイヤスタートが無くなったのが残念でした。
モナコGP決勝結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム差 | ピット |
---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:59:29.133 | 1 |
2 | D.リカルド | レッドブル | +7.252 | 2 |
3 | S.ペレス | フォース・インディア | +13.825 | 2 |
4 | S.ベッテル | フェラーリ | +15.846 | 2 |
5 | F.アロンソ | マクラーレン | +1:25.076 | 1 |
6 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | +1:32.999 | 2 |
7 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | +1:33.290 | 2 |
8 | C.サインツ | トロ・ロッソ | + 1Lap | 2 |
9 | J.バトン | マクラーレン | + 1Lap | 2 |
10 | F.マッサ | ウィリアムズ | + 1Lap | 1 |
11 | V.ボッタス | ウィリアムズ | + 1Lap | 2 |
12 | E.グティエレス | ハース | + 1Lap | 1 |
13 | R.グロージャン | ハース | + 2Laps | 2 |
14 | P.ウェーレイン | マノー | + 2Laps | 1 |
15 | R.ハリアント | マノー | + 4Laps | 1 |
– | M.エリクソン | ザウバー | 2 | |
– | F.ナスル | ザウバー | 3 | |
– | K.マグヌッセン | ルノー | 3 | |
– | M.フェルスタッペン | レッドブル | 2 | |
– | D.クビアト | トロ・ロッソ | 5 | |
– | K.ライコネン | フェラーリ | 0 | |
– | J.パーマー | ルノー | 0 |
ハミルトンが復活の優勝で去年の雪辱を果たす!
雨絡みののモナコは見ごたえあるバトルが目白押しでした。
リカルドは序盤雨のモナコを快走し、ペースの上がらないロズベルグに14秒もの大差を築いた。
メルセデスは3番手ハミルトンを先に行かせる作戦にでて、リカルドを追走し10秒差まで詰め寄ったところでトップのリカルドがインターに交換し2番手へ
今度はリカルドがハミルトンに急接近してピッタリ後ろにつく、31周目ハミルトンのレインは限界に達しウルトラソフトに交換。
そして32周目今度はリカルドがピットに入ったところタイヤが用意されてない痛恨のピットミス!あと1秒早かったらトップで戻れたのにというギリギリの差でハミルトンが前へ
タイヤライフ競争へと入っていった二人は、ウルトラを選択したハミルトンに軍配が上がりました。
なんとウルトラソフトが最後まで走り切れてしまった、47周も走れてしまった・・・。
おいおいどこがウルトラなのよ、来季のウルトラはもっとウルトラにしてねピレリさん。
逆にハミルトンの後ろを走ったリカルドのスーパーソフトは傷んでいきハミルトンに挑戦する機会を失ってしまいました。
リカルドにとっては2戦連続の失意の結果、ハミルトンにとっては今年初優勝であると共に去年の雪辱を果たした最高の結果。この二人のコントラストが対照的でいいモナコGPだったと思います。
マクラーレンホンダがダブル入賞
コンディションの変わる中、ベテランの強さをいかんなく発揮してアロンソはドライタイヤに交換してポジションが落ち着くと5位になっていました。
後ろにメルセデスのロズベルグを従え、最後まで抑えきり5位にてレースを終えました。
バトンもドライタイヤに交換した後は9位になっており、一時フェルスタッペンに抜かれましたが、そのフェルスタッペンはまたもクラッシュでリタイアして、バトンは9位に返り咲きそのままポジションを守り切りフィニッシュしました。
このモナコでは燃費の問題がでなかったためかなりいいペースで走れていますね。
次戦のカナダはこの燃費問題でレースペースが悪くなるのでどうしようもないグランプリになるでしょう。
ホンダパワーがどの程度上がってきているのか確認のグランプリとなりそうです。
モナコGPハイライト動画です⇩
https://www.formula1.com/en/video/2016/5/Race_highlights_-_Monaco_2016.html