2014年の日本GPで雨の中マシン撤去中の作業車に接触。
その際に頭部を強打して意識不明の状態が続いていたジュール・ビアンキさんが、2015年7月17日入院先のニースの病院で息を引き取りました。
彼は昨年戦闘力の劣るマルシャのマシンを操り、モナコGPにおいて9位入賞してチームに分配賞金(約4000万ドル)をもたらした立役者だ。(F1グランプリでは1位から10位までのチームに賞金が配られる。)
フェラーリの育成ドライバーでいずれはフェラーリドライバーになっていただろう、それほどの才能の持ち主だった。
私自身、彼のドライバーとしての能力には注目しておりました、非常に残念です。
ご冥福をお祈りします。
ビアンキさんの事故は日本GP鈴鹿サーキットで起こった事故であり、日本人としては悔しい事故でもあります。
運営方法などが間違っていなかったのか、もう一度検証する必要があると思います。
大雨の中レースの継続は正しかったのか?
事故当時の画像です。
これが事故の瞬間をとらえた動画です、覚悟して見て下さい。
フォーミュラマシンで走る以上頭部ヘの衝撃は守ることはできません。ドライバー自身の手で避けなければなりません。
レースする以上命の保証は無いというのがルールといえばルールです。
私が一番悔しいと思うことがあります。
才能ある人が力を発揮できずにいなくなっていく事が非常に悲しいです。