プラクティス2は始まってすぐにエリクソンのターン1でクラッシュが発生!赤旗中断となりました。ブレーキング時のDRSが閉まらなくなるトラブルでリアが流れた恐いクラッシュでした。
あんなにグルグル回転するクラッシュでも、ヘイローあるから大丈夫って言う安心感があった事に気づいてしまった。見ている方にも好影響をもたらしていますねヘイロー君。
トップタイムはフェラーリが記録、ベッテルはパラボリカでコースアウトしてリアを少しガードレールに接触させましたが、戻って修理して問題なく走っています。
パワー・ドラッグ・メカニカルグリップなりに並んだタイム順の中、トロロッソホンダは善戦しています。予選時のパワーモードでどれだけの伸びしろを残しているのかでウィリアムズとの勝負が決まりそう。13位辺りを取れれば決勝でも何か起こった時に入賞のチャンスがあるでしょう。
日本GPはホンダが今年からタイトルスポンサーに就任して、鈴鹿サーキットでの2019年からの3年契約を発表しました。開催継続が危ぶまれましたが、継続確定して良かった。
イタリアGPフリー走行②結果
ベストタイム、ベストセクタータイム(BS)など
ベストセクタースピード(BSP)、ベストスピードトラップ(SPDH)など
タイヤヒストリー
金曜日フリー走行後の情報
- レッドブルはルノースペックCに確かな進歩を確認、土曜日にフェルスタッペンも使用する事がほぼ確定的
- トロロッソはウィングダウンフォースを削り挙動が不安定
プラクティスのベストラップ
- FP2(路面温度約28℃) 1:21.105(ベッテル:SS)
各タイヤのロングラン平均タイム順
データ元はAMuSより
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
---|---|---|---|---|
1 | ベッテル | 1.24,924 | 8 | SS |
2 | ハミルトン | 1.25,097 | 10 | SS |
3 | リカルド | 1.25,230 | 5 | SS |
4 | ボッタス | 1.25,648 | 10 | SS |
5 | フェルスタッペン | 1.25,762 | 5 | SS |
6 | ペレス | 1.25,967 | 10 | SS |
7 | ヒュルケンベルグ | 1.26,259 | 15 | SS |
8 | ガスリー | 1.26,295 | 14 | SS |
9 | マグヌッセン | 1.26,560 | 9 | SS |
10 | オコン | 1.26,599 | 8 | SS |
11 | ストロール | 1.26,720 | 4 | SS |
12 | グロージャン | 1.26,818 | 11 | SS |
13 | バンドーン | 1.26,825 | 10 | SS |
14 | シロトキン | 1.27,046 | 7 | SS |
順 | ドライバー | 平均タイム | スティント | Tyre |
1 | ハミルトン | 1.24,598 | 4 | S |
2 | ボッタス | 1.24,692 | 7 | S |
3 | ライコネン | 1.24,718 | 12 | S |
4 | フェルスタッペン | 1.25,005 | 5 | S |
5 | ペレス | 1.25,519 | 7 | S |
6 | リカルド | 1.25,748 | 8 | S |
7 | オコン | 1.25,846 | 6 | S |
8 | マグヌッセン | 1.25,878 | 4 | S |
9 | グロージャン | 1.26,029 | 5 | S |
10 | サインツ | 1.26,368 | 13 | S |
11 | ストロール | 1.26,573 | 10 | S |
12 | アロンソ | 1.26,840 | 4 | S |
いきなりのエリクソンのクラッシュにビックリしましたが、何事もなかったかのように自力で出てきたときにはホッとしました。ヘイローが付いてモノコックの頑丈さが増しましたね。
トロロッソ勢、タイム的には悪くないけど、ハートレーがカウルを開けてトラブル?ここんとこPUの信頼性の心配を全くしていなかったので気になりましたが、田辺さんは大きな問題なくスムースだと言っているので、PUではないのかな?クビアト、ベルニュのOB達もシートを狙っているようなので、ハートレー君にはここらでいい所を見せてもらいたいものです。
ミッドフィルダー スピードデータ抽出
<S1>BSP
1 オコン 329
2 ヒュルケン 320
3 ガスリー 319
4 ペレス 318
5 ハートレー 318
6 マグヌッセン 315
<S2>BSP
1 ペレス 337
2 ヒュルケン 332
2 サインツ 332
2 シロトキン 332
5 オコン 331
5 ガスリー 331
<S3>BSP
1 マグヌッセン 314
2 グロージャン 312
3 オコン 310
3 ペレス 310
5 ルクレール 308
5 ガスリー 308
5 ハートレー 308
<Best>SPDH
1 ハートレー 339
2 オコン 338
2 ペレス 338
4 ガスリー 337
5 マグヌッセン 335
6 ヒュルケン 334
わかりやすいデータありがとうございます。
ハートレーフィニッシュラインが遅いのにトラップが速いという事は、DRSを開けてから伸びる。
高速度高回転域のモアパワーが足りない?もしくはリアウィングドラッグが多いという事ですね。
モンツァだとブレーキ回生で2MJは無理なので、パーシャル(スロット)回生に頼る事になる。燃費がきつい!さてどうするか。
ホンダが現行フェラーリの技術を解明できている事を祈ろう。
お褒め頂き恐縮です。
少しでも分析のお役に立てればと思っております。
管理人様や他のコメンテイターの方々ほどメカニカル面の知識はございませんが。。。
エリクソンのクラッシュは本当にゾッとしました。セナのクラッシュシーンを思い出しました。ハートレーのフロントサスペンションがブレーキング時に破壊した事故もそうですが、いきなりですのでドライバーはどうすることもできませんよね。前戦でホンダエンジンの進歩を素直に認めてくれていたエリクソンだったので、コクピットから出てきたときには本当に安心しました。