トロロッソホンダのインシーズンテスト2日目は、午前にショーン・ゲラエル、午後にピエール・ガスリーが担当した。事前の情報と違いゲラエルが走っていて?1日目午後走れなかったからその分の補填でしょうね。
下位カテゴリーでそこそこの成績しかない彼が乗れる理由は、インドネシアで富豪の父の存在が・・。
そして、午後はまたもトラブル発生で現地16:00までコースインできなかった。
バルセロナインシーズンテスト2日目
順 | ドライバー | チーム | Time | Gap | Laps | Tyre |
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1 | バルテリ・ボッタス | Mercedes | 1’16.904 | 139 | SS | |
2 | アントニオ・ジョビナッツィ | Ferrari | 1’16.972 | 0.068 | 148 | HS |
3 | ランド・ノリス | McLaren | 1’18.039 | 1.135 | 90 | S |
4 | ケビン・マグヌッセン | Haas | 1’18.274 | 1.370 | 75 | HS |
5 | ニキータ・マゼピン | Force India | 1’18.344 | 1.440 | 112 | HS |
6 | ジャック・エイトケン | Renault | 1’18.942 | 2.038 | 120 | M |
7 | シャルル・ルクレール | Sauber | 1’18.993 | 2.089 | 139 | HS |
8 | ロバート・クビサ | Williams | 1’19.253 | 2.349 | 123 | HS |
9 | ピエール・ガスリー | Toro Rosso | 1’19.410 | 2.506 | 39 | M |
10 | ストフェル・バンドーン | McLaren | 1’19.914 | 3.010 | 96 | PT |
11 | ジェイク・デニス | Red Bull | 1’20.440 | 3.536 | 75 | M |
12 | ショーン・ゲラエル | Toro Rosso | 1’20.763 | 3.859 | 83 | S |
13 | ニコラス・ラティフィ | Force India | 1’21.412 | 4.508 | 121 | PT |
※Tyre:PT=ピレリ開発タイヤ
Lap 66 and counting for @gelaelized 👊 pic.twitter.com/kVbJ1Z7hbU
— Toro Rosso (@ToroRosso) 2018年5月16日
トロロッソホンダのコメント関連
https://scuderiatororosso.redbull.com/en_INT/article/barcelona-test-03-day-2-0
ショーン・ゲラエル
「今日の午前は、僕にとってとても長いセッションになりました。マシンに乗っている時間が長く、83周も走行することができました。昨日はあまり走行できなかったので、今日はとても楽しかったです。Toro Rossoはとても興味深いアイディアで開発をしていて、今後のレースにおいて有効なデータが取れたのではないかと、とても満足しています。レースシミュレーションの実施に貢献できて光栄でした。このテストで得たデータが今後マシンをより速くしてくれることを願っています!」
ピエール・ガスリー
「午後はいくつか問題が起きたために39周しか走行することができず、僕にとっては静かなセッションとなりました。走行はあまりできませんでしたが、いくつかのテスト項目をこなして、マシンの改善につながる解決策も見出すことができました。このテストで興味深いデータを得ることができたと思うので、これからは次戦のモナコでのレースに集中したいと思います。第二の故郷でのレースがとても楽しみです!」
ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)
「バルセロナテストは、初日で困難なスタートを切った後、チームはプランを再構築し2日目を良い出だしで迎えることができました。昨日は予定していた周回数を走行できなかった分、今朝のセッションではショーンに優先順位の高いテスト項目をこなしてもらい、空力テストと特性評価、冷却装置の評価、そしてタイヤテストといくつかのメカニカルセットアップを試しました。
マシンの戦力向上を理解するためにセットアップを大きく変更しながら確認し、今後さらに解析・開発していくべき興味深い方向性も見出すことができました。ショーンにとってSTR13できちんと走るのは初めてでしたが、とても早く順応してくれました。彼は我々のレースドライバーに合わせたマシンへのフィードバックをしてくれました。
そして、午後はピエールが担当。エアロレイクを装着して何周か走行し始めましたが、ステアリングに問題を発見し、それを修復するために時間を要し、午後4時までちゃんと走行することができませんでした。その後はスムーズに進み、予定していたテスト項目をすべてこなすためにそれぞれにかける時間を短縮しながら、必要としていたデータを収集しました。
いくつか小さな問題もありましたが、この2日間で予定していたすべての主要テスト項目をこなすことができました。このテストで得た興味深いセットアップの方向性やたくさんのデータを、これからチーム一丸となって解析し開発に努めたいと思います」
本橋正充(Honda F1副TD)
「今季初めてとなった今回のインシーズンテストでは、普段のレース週末のような大きなプレッシャーがかからない環境で、ここまでに見えてきた課題や、今後に向けたアイデアを試すことができました。
PUとしては、各コンポーネント間でどのようにエネルギーを効率的に使用できるかなど、特にPU全体のエネルギー配分に主眼を置いてテストをしてきました。この2日間で得たことを今後のレースに活かすことができると感じています」
まとめ
テストタイムだから意味が無いとは言えないこの結果、ジョビナッツィとノリスのタイムが光る。ちょっと評価が落ち気味だったジョビナッツィは成長していると感じる。フェラーリの力で来季はシート確保できそう。
ノリスはソフトでこのタイムは上出来だろう。F2でもチャンピオン争いするだろうし、アロンソが乗らないなら確実にシートを掴みそう。まさかのバンドーンと交代もあるのか。
トロロッソホンダとしては余りいいテスト期間とは言えなかった。2日目は約2レース分走ったが午後の2時間分はちょっと勿体ないねぇ。ホンダとしてもアップデートに向けたテストを多少なりとも出来たのかな?
ちなみにモナコ初登場のハイパーソフトタイヤは、カタロニアだと1周しかもたないと、とあるジャーナリストが言っています。
テストの進行具合を伝える海外サイトのライブテキストですけど、英Autosportはやってないしskysportも無かった、今回現地取材はmotorsport.comだけだったのかな?ノリスとランチを共にして話したという記載があった。
ノリスは旧バージョンと新バージョンのマクラーレンを比較
私たちはランド・ノリスと昼食を取って話しました。McLaren MCL33の2つの異なる仕様の印象を与えました。
昨日、ノリスは古いバクー車でピレリのテストを完了しました。今朝、マクラーレンがバルセロナの最新仕様をテストすることが許されたが、マクラーレンはこれを少し変更した。
「確かに違いはあるが、一部の地域ではプラスだが、古いパッケージには良いものもあり、それらを組み合わせて車をさらに早くする必要がある」
「一般的に、新車はもう少しダウンフォースを提供しているため、すべての速いコーナーを通過する自信があります。これは少し前の段階です」
https://nl.motorsport.com/f1/live-text/barcelona-f1-test-dag-2-1526454385/?r=204868&em=1
motorsport.comのオランダ語サイトでライブテキストがありました。1日目で気づかなかったけど2日目後半で気づいた・・。このサイトのライブは何処から行けば最短で辿り着くか謎なんだよねぇ。
次のインシーズンテストはハンガリー後だから、その時はまた探してツイートしますね。
最近、私みたいなスタイルのF1ブログが増えてきたなぁっと嬉しい反面負けてられねぇよ!っと思っております。
下のフォーミュラカテゴリーで輝いてる(いた)ドライバー(ノリスもガスリーもルクレールも)は、F1に乗っても…キラリと光るセンスがありますね。
ジョビナッツイとノリスのタイム速い!
テストなので、タイム出すセットアップのテストしてなかったらとか、
メインのドライバー達は多少マージン多めだったりとかあるでしょうけど、
やっぱりタイム見てしまいますよねー。
トロロッソは何かトラブルが多かったですが、
ガスリーが興味深いテスト結果が出たとか言ってるの、
次戦からのセットアップに使えるデータが取れたんでしょうかねぇ。
期待してしまう。