土曜日の予選は曇り時々雨、小雨がぱらつく中で行われた。Q3残り時間約3分ぐらいから雨が強くなり1回目のアタックを決めていたドライバーが上位を占めた。
運の要素も強かったため、車の実力通りの隊列になっていない。メルセデスの1、2はほぼ安泰だけどフェルスタッペン次第かな。天候は晴れてほぼ間違いなくドライなのでタイヤが気になるところ。
日本GP決勝前タイヤ残数
ピレリによるストラテジー
- S(25)⇨M(28)
- SS(20)⇨M(33)
- SS(14)⇨S(19)⇨S(20)
2戦略のSS20周はかなりペースセーブが必要なようです。
鈴鹿サーキット天気予報
台風後で超暑いことになりそうです。路面温度は35〜39℃ぐらいまでいっちゃうね、序盤のSSスタート勢は不安だろう。Mタイヤも安泰では無いような気がします。
スターティンググリッド
トロロッソホンダ決勝に向けて
まさかと言ってはダメなんだろうけど、嬉しい6、7番手スタートの2台。
3周オールドのSSタイヤでペース維持して何周走れるかがポイントとなる。アンダーカットを気にしすぎて後ろをカバーする早めのピットインは後半キツイだろうし、SSでひっぱりすぎるのもねぇ。
2台揃ってポジション維持するスタートさえ決まれば、後ろの一台のペースをコントロールして前を逃すなどクレバーなチーム戦略が必要だろう。
そこまでする必要がなく速く走ってくれれば申し分ないのですがね。
決勝は現地でじっくり見れるかわからないけど(子供優先です)ドキドキしながら見つめたいと思います。
テレビ応援も現地応援もみんなの声援がトロロッソホンダを後押しする事は間違いない!
日本GP決勝結果
現地観戦の私の席は、130Rとシケインの間でした。ただただ300km/hで過ぎ去るマシンを見つめる、しかしながらここが一番コースに近いポイントでもあり、迫力を子供に見せたかった。
さぁさぁトロロッソホンダはやってくれるはずと期待していたが、スタートからその思いは砕かれる、ハートレーが一気に11位まで転落してしまう。
130R後を通過するマシン達
SC明け1周目単なる矢だな。
トロロッソホンダのタイヤ戦略に?だが仕方がない。
残念すぎるけどね😰#f1jp pic.twitter.com/d8KH0zmFk6— F1モタスポGP.com(Jin) (@f1motospogp) October 7, 2018
ガスリーは7位キープするが、予想通りSタイヤのグロージャンに詰まってしまう。そして謎のSSロングスティント、高速系サーキットに対応できるようになったトロロッソはタイヤに優しく無い。
Sタイヤに交換して、案の定アンダーカットさせてしまう。終盤は垂れたタイヤでサインツに抜かれて11位。
「あぁーあ〜😰」と観客席からは落胆の声が挙がっていた。
トップはハミルトン、後ろをボッタスがガードして隙なしだが、3番手以降は色々と白熱していた様子。
全体のレース展開はライブタイミングで確認していたが、頭には入ってこないんですよねー。トラッカーでマシンが何処を走っているか見てレッドブルが来るのを子供に教えるために使っていました。
トロロッソホンダよ、次はもう少し頑張ってくれ!
コースマーシャルさん
お疲れ様でした!#f1jp #suzukacircuit pic.twitter.com/qWfIsmDUhX— F1モタスポGP.com(Jin) (@f1motospogp) October 7, 2018
現地での熱気が伝わるレポ、ありがとうございます!
今日はTVの前で祈ります。。ハートレイ押しですので(^_^)
やったね、トロロッソホンダ!
ハートレーが、7番手ガスリーを上回る6番グリッド!
耐久魂、がんばれ!
フリーでは、ガスリーが絶不調で心配しましたが、
予選ではあっさりQ3へ。
今日、何かが起きそうな予感、しません?!
さて、ホンダのPUスペック3が本格始動しましたので、
タイム指数の最新グラフをアップしました。
まず、トロロッソホンダです。シンガポールやロシアでの落ち込みが酷かったのですが、
鈴鹿では、トップのメルセデスと2.0秒差まで回復。
一般的なコースだと、まずいタイム差なのですが、
全長が長い鈴鹿を考えると1.5秒差くらいなので、まあまあってとこですかね。
というか、メルセデスの進化が凄すぎるんですよ。
これはシンガポールからのフェラーリの落ち込み(0.5秒差)からも推定されます。
フェラーリがんばれ。ベッテルがんばれ。
ちなみに、手元のドライバー指数では、ベッテルがダントツなんですけどね。
ドライバー指数は、またアップしまーす。
レッドブルも低迷していてトップから1秒差。
ルノーやマクラーレンも同様で、もうスペック2では戦えないようですね。
ハース、フォースインディア、ザウバーも頑張っています。
いずれもこの数戦はタイム指数が安定していて、車体が熟成してきたんでしょうね。
今日の鈴鹿は、熱くなりそうですね。
現地取材のJinさんが羨ましかね!
11位と13位をどう評価したらいいのか…ポイント狙うなら、11位12位で新品タイヤをチョイスしたほうがよかったでしょう、今回は2台でQ3進出が至上命題だったので、ある意味目標達成できたのでしょうか。
スペック3のホントの評価は次戦というわけで。
トロロッソの決勝スタートが今回2台揃って遅れています。
レーサーのミスと言うより、これはトラクション不足?坂道(鈴鹿サーキットの勾配)で車体バランス(重量、サスベーション、前後タイヤの間隔、エンジン位置等)の悪さが露呈したのでは?
オシレーションが発生する要因は、この様な車体、設計上の問題(無知)でも起こります。
高速走行中の空力(車体が切り裂く空気密度(力)と通り過ぎた後に元に戻ろうとする空気密度(力))設定の悪さでも引き起こります。
ハース、ホースインディアンスの日本人技術者が今年、トロロッソの車体はうちのより悪いと言っています。
中国GPでは、マクラーレンより悪いのではと皆も想ったのでは?
車体バランスが悪い車に、空力パーツ(空気密度、圧力変化)は、余計に車体バランスを崩します。
改善、改良がサスベーションやアーム、重心位置の変更でないのが問題です。
鈴鹿ではそれでも、まさかの予選6,7番手エンジンが凄く良くなっているのがわかります。
良くなったが、その影響(反動)でレース後半のガスリーの失速?エネルギーマネージメントの調整が必要なのは最初から分かっている事です!
でもデータが取れなかったから?って言い訳する?
前後輪を含めた車体としてのダイナモの必要性を実感したのでは?・・・
エイドリアンは、昔からサスベーションを駆使し重心位置を変える、バランス車を設計しています。
バランスとはエンジンの立上り、立下りでのトルク特性(シフトUp、Down)を考えた車体設計のこと(アクティブサスベーション)は皆が知っていることです。
それに、ホンダとトロロッソの技術者、同士(同じ仲間)がクロスオーバー(補い合う)するワークスとして自覚が出てきたと感じますから、これから(来年)がもっと楽しみになりますね!・・・
レッドブルの車体表面の反射光から・・・
F1を見ていると、解説者が車体の前後の板をウイング(翼)と言い、車体の前傾姿勢の角度(地面から角度)をレーキ(すくい角)と言い、車が切り裂く空気を、空気の流れ(風)の中で止まった物体に掛かる力で説明しています。
が、みんな疑問に思わないのが僕には本当に不思議に思います。
まず、バイトが、物を切り裂くの刃を、すくい角 Rake angleとにげ角 Clearance angleという名称で説明します。
F1の解説では地面とフロアー(逃げ角)で説明して、前後の角度をRake角と言っているようです。
不思議です。モノを削たり、切り裂くとき重要なのが、対面がすくい角なのです。
空力
風洞や流体の中では密度の違いを乱流(時間軸での密度変化)と説明します。
風洞ではこの乱流は起こし難いし(起こせません)、またこの可視化も聞いた事がありません。
水の流れで、大きな乱流は水中で泡(気泡)が発生します。
実際に乱流が可視化できるとしたら、敷井を付け、大気の密度を変えた霧箱の敷井を開けるときに発生する霧の渦や乱れでしょう。
今日では良いカメラやモーターがあります。
ラジコン、カーが長い霧箱を走らせる方がより良い空力の研究になるのでしょうね。
レッドブルの車体表面
水中を高速で移動するマグロや瞬時で体の向きを変えるサメの肌は、だらだらです。
切れが良い刃物、包丁も先端がだらだらなのを知っていますか?
どちらも、切り裂くと考えれば、同じなのが分かると思います。
それが、レッドブルの車体塗装・・・・です。
では、F1のレーキ角とは?
レッドブルは前後部間の角度変化、上下で車の重心を移動させています。
フロアー側面の切り込みは、下がる時の空気圧力を少しでも利用しようとして・・・
シケインやコーナーでは前、前輪(ケツ上げ)を、直線では後輪(ケツ下げ)にと・・・
そのサスベーションは猫足、プッシュロットある位置から強くしケツが下がらないよう・・・
そう、だから他のチームは違った(間違った)使い方をして彼らより遅くなります。
ディフューザーも、車体で切り裂いた空気(体積、時間軸での変化量)を早く戻するためのものです。
ドラック抵抗?後ろから引く力(同じ密度にしようとする力)を早く少なくする為です。
高速でウイングが平行になると、ディフューザーの力は空気はより早く大きく後ろで空気をかき回します。
レットブルの車体は空力(流れ)マシーンではないのです。
ですから、空力マシーンと思われた方が良い、否定せずに微笑む(笑う)のです。
重心移動と切り裂く刃物を考えた、車高変動マシーン(アクティブなサスペション重視)なのです。
と見て、楽しんでいます。
ホンダとの来年が本当に楽しみです。