モナコGPは3回のプラクティス全部をレッドブルが1,2体勢となっています。昨年低速サーキットでは敵なしだったフェラーリですが、今年はレッドブルの方が上って図式になるような気配。
フェルスタッペンはFP3クラッシュによりギアボックス交換5グリッド降格が確定したが、修理も間に合わず予選ノータイム。
予選は気温26℃、路面温度49℃でスタートしました。
モナコGP予選結果
順 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Gap |
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1 | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:12.013 | 1:11.278 | 1:10.810 | |
2 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:12.415 | 1:11.518 | 1:11.039 | 0.229 |
3 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:12.460 | 1:11.584 | 1:11.232 | 0.422 |
4 | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:12.639 | 1:11.391 | 1:11.266 | 0.456 |
5 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:12.434 | 1:12.002 | 1:11.441 | 0.631 |
6 | 31 | エステバン オコン | Force India | 1:13.028 | 1:12.188 | 1:12.061 | 1.251 |
7 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:12.657 | 1:12.269 | 1:12.110 | 1.300 |
8 | 55 | カルロス サインツ Jr. | Renault | 1:12.950 | 1:12.286 | 1:12.130 | 1.320 |
9 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | 1:12.848 | 1:12.194 | 1:12.154 | 1.344 |
10 | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:12.941 | 1:12.313 | 1:12.221 | 1.411 |
11 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:13.065 | 1:12.411 | 1.601 | |
12 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:12.463 | 1:12.440 | 1.630 | |
13 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | 1:12.706 | 1:12.521 | 1.711 | |
14 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | 1:12.829 | 1:12.714 | 1.904 | |
15 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | 1:12.930 | 1:12.728 | 1.918 | |
16 | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | 1:13.179 | 2.369 | ||
17 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:13.265 | 2.455 | ||
18 | 18 | ランス ストロール | Williams | 1:13.323 | 2.513 | ||
19 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:13.393 | 2.583 | ||
20 | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | No time |
予選レポート
Q1:全車HSでのアタック。トラフィック回避できる力とそのチャンスを生かせる事がもっとも重要となる。プラクティスでは静かだったマクラーレンは一気にタイムアップ。
ハートレーはイエローなどで十分なアタックラップが出来なったため16位。
Q2:メルセデスはリアタイヤのオーバーヒートに苦しんでいるためUSで1回目のアタックを敢行。しかし通過タイムには届かず。結局全車HSでのアタックとなりました。
ガスリーは10位でQ3へ進みました。
Q3:1回目ではアロンソ、オコン、ぺレス、ガスリーはユーズドでアタック。リカルドいきなり10秒台!
残り3分、新品HSで全車ピットアウト、ハミルトンとベッテルはセクター1,2ではリカルドに肉薄するもののセクター3で全く歯が立たずにフィニッシュ。
ガスリーは結局10位となった。
まとめ
リカルドには誰も追いつけない。驚愕のポールポジション!2年前に置いてきた優勝と言う2文字を、取り戻す時が来たか。
ハミルトン、ベッテルも頑張っているけど、ちょっと差が大きいです。特にハミルトンはリアがつらくなるので決勝でもペースには期待できない。
リカルドの敵はSCだけとなりそう。レッドブルはチームとしてしっかりサポートして上げてほしい。
ガスリー、ルクレール、シロトキンは良いドライバーだわ。特に最近シロトキンが光るね、お金だけじゃなく才能もしっかりあるようだ。
ハートレーは残念としか言いようがないですが、これがエンジニアリング力とドライバーの今の力だろう。
決勝レースはいつも退屈な前半だけど、タイヤ交換から何かが起こる!
私としてはリカルドの優勝が見たいですね。2年前のタイヤが用意されていないピットミスは頂けなかった。3年前もハミルトンが独走しすぎたためにピットへ入れて順位落してます。どちらも余計なピットインだったような。
トラックポジションキープで余計な事しない!これがモナコの極意だろう。
リカルドは圧巻ですね。
FPでは、ぱっとしなかったアロンソも流石。
ガスリーには生き延びて、完走&入賞して欲しいですね!。
グリッド後方の、グロージャン・マグヌッセン・フェルスタッペンはどんな追い上げを見せてくれるのか、ある意味…興味津々です。
色んな意味でハイパーなレースとなりそうですねw
SC多発なんて事になったら、誰かが泣くのだろう。ガスリーが泣かない事を祈るのみ。
どうもハースコンビには相性悪いトロロッソ勢、今回もアタックラップに絡んでるし、ハートレーのエンジニアはどうなってんのか?
リリースポイントがおかしいんだよなぁ。あまりにコンピューター頼みになっているのか?
もっとお互いでレベルアップしないと予選では今後もこんな展開が続くだろうね。
ハートレーはFPで調子が良かっただけに、もったいないですね…11番グリッドあたりは狙えたでしょうに。
予選のアタックのタイミングは、エンジニアの権限なんですね。Q1の後半は早めに出してあげれば良かったんでしょうけれど。レースペースは悪くない様なので、ハース勢だけには巻き込まれずに完走して欲しいですね。
今回、パワーエフェクトが少ない中フォースインディアが上がってきたのは素晴らしいですね、特にオコンは二つ目のPPと言える三強の後ろについたのは素晴らしい!
ガスリーも頑張ったけど、トロロッソの戦闘力を考えたら充分すぎるタイムでしたね!決勝でもポイントに期待したいですが…混戦する中団のスタートだけあって不安も残りますねぇ…
そしてマクラーレン、フォースインディアのオコンにアロンソは負けて、バンドーンはQ2敗退…四番目への道はまだまだ遠いですねぇ…頑張って欲しいです。
ハートレーは残念でしたね。確かQ1は一番で出て行ったのを見てすごい意気込みを感じましたが、やはり2アタック目でクリーンラップを取れなかったのは痛かったです。送り出すエンジニア側も経験を積んで欲しいと思いますが、GPSでトラックポジションがモニタ出来ても、IN,OUT,Cooling の判断までは難しいかもしれません(特にモナコは)。
1週目のリザルトでほとんどが決まるモナコでは、予選の次にスタートが重要になると思いますが、危険な香りがプンプンします。
1.フロントロー2台はスタートで全力で頭を取りに来るので、リカルドがスタートで少しでも遅れたらベッテルとの激しいトップ争い必至!
2.スタート巧者のアロンソも当然ジャンプアップを狙ってくると思いますがここはモナコ、ベテランの感性をどれだけ発揮できるか!
3.PUセッティングを極限までモナコに合わせて来たトロロッソは、ドライバリティの良さを生かしてスタートでジャンプアップ期待!
4.中団からフェルスタッペンまでの顔ぶれを見れば一発狙い確実で、何事もなく1周目を終えるとは思えません!
5.そして、スタートで混乱が発生した時にそれを避けるとっさの判断と運!
以上、私なりの見どころです。
毎回楽しく拝見させていただいております。
トロロッソのコメントによると、ガスリーの最終アタックは、ミスがなければ6,7番手を狙えたとのこと。
ということは、中段最速の実力があるということでしょうか?
抜けないモナコといえども、速さに自信を持ってるトロッロソを見ると、本戦が楽しみでなりません。
コメントありがとうございます。
確かにベストセクターを繋ぐと7位タイムですね。
全てで最高のタイヤグリップを引き出せたかは、わかりませんが感触は良さそう。
リカルドのようにセクター3までタイヤを残している走りは難しい。
驚速のリカルド、実況と解説の方々が半分冗談位で10秒台あるんじゃない?と話しておられたら、まさか本当に入れてくるとは…..
2年前はピットミスポールから盤石のレース運びだったのに、ピットミスで勝利を失う悲運に見舞われただけに、今年はチームもミスなくリカルドをバックアップしてあげて欲しいです
何が起こってもおかしくないモナコ 、やっと浮上に向かいつつあるトロロッソ
もうこれまで散々運に見放されてきたのですから、そろそろ2人に運も味方してくれてもいいのではと願うばかりです
マシンは良さそうなので、アクシデントに巻き込まれさえしなければ2人とも順位を上げられると期待してレースを見たいと思います
今年は例年になくルーキーが多いですし、意図している訳ではないにしろ、結構やらかしているハース2台とフェルスタッペンが最後尾付近から追い上げるので、例年以上にカオスなレース展開にもなるんじゃないかなとも想像しております
ペースに違いによる、後ろのドライバーの無謀な突っ込みは起こりえる。
ガスリー、ハートレーには単独クラッシュだけには気を付けてほしい。
ポジション関係なしにモナコを走り切る事にはドライバーを育てる何かしらの意義を感じます。
予選後の色んなメディアに対するハートレーのコメントが、少し気になりました。
「FP3までは満足していたが、予選ではバランスが完璧でなかった」「2アタック目では運が無かった」とありますが、FP3とは路温やラバーの状態も違うので、それも含めてコンディションの違いを読んで修正し最大限の結果を出すのがプロフェッショナルであり、それはチームもドライバーも同じだと思います。
中団グループは拮抗しており0.1秒で結果が大きく変わるのはわかり切っている事なので、今のトロロッソの実力からして1回目のアタックで集中すればQ1突破の保険をかけておく事は可能だったのではと思います。
F1ドライバーは強いメンタルが必要で簡単には非を認めない面も必要なのかもしれませんが、応援するが故の苦言ですのでハートレー本当に正念場だと思って頑張って欲しいと思います。
愚痴ばかりですみませんが、グロージャンにも一言!
有るメディアに対してアゼルでのSC中の単独クラッシュに関して「SC中にリアが冷えてしまい、アクセルオンで滑ってしまいどうしようも無かった」とコメントしていました。
これ以上は何も言いませんが、小松さんの気持ち(怒り)が良く分かります。
生きの良いラバーが重要となる予選において、最初にコースインする事はクリアラップをとれる反面タイムは負ける。
そう言った事を理解しているコメントではないって事ですね。
最初が言い訳から入っては何も生まれない。仕事ができない人のありがちなコメントですよね。
ダメなところを認めて、それを乗り越える何かを生み出す事が重要。
うちの会社にもいるなぁこんな人、どんどん相手にされなくなって行くんだわ。そして同じ過ちを繰り返す。
ハートレーにはそうなってほしくないけど、何かしらの変化が必要だ。
それがホンダアップデートであってほしいです。